ネガティブ思考の人の中には、自分の存在を受け入れることができない自己否定に陥るケースがあります。
ネガティブ思考が根付くと、自分の存在を否定する“うつ”状態を招くことがありますので、向上心からは遠ざかるばかりです。
マイナスなことを常に考えている
幼少時の家庭環境の中で、親など身近な人から厳しく責められ躾けられる日々の生活を過ごしてきた体験のある人は、自分に自信が持てずに、自己否定に陥ります。
自己否定が引き金となり、自分の過ぎた日々を忘れたいために無意識のうちに、自分の過去を否定します。
過去否定は、現在の自分を否定する引き金になります。
自己否定は、マイナスなことを常に考えるため、『向上心の芽』を摘んでしまいます。
また、子供時代からの生活の中で、物事を自分でやり遂げて、身近な人や周りの人から褒められた経験が少ない人は、プラス思考で物事を考えることが苦手です。
自分の存在が周りの人から認められる経験の少ない人は、マイナスなことを常に考える習慣が身に付いてしまいます。
ネガティブ思考は、心身の健康状態にも影響を及ぼすことがあり、沈んだ心を招き、向上心が萎んでしまいます。
自信より不安がある
自信は、向上心の『源』です。
自信をもてない心理状態に陥ると、自分という存在が不安を引き起こす『引き金』になってしまいます。
自分に自信をもてない日々が続くことで、心が重苦しい心理状態に包まれて不安が募ってきます。
心が不安に包まれると、向上心の『芽が萎んで』しまいます。
不安に包まれた心は、日常生活の中でのヤル気を奪ってしまいます。
ヤル気の失せた心理状態からは、向上心が芽生えることはありません。
不安を払しょくするためには、自分を信じてあげることです。
自分の可能性を信じることを心掛けることで、自信が湧いてきて物事を前向きに考えることが出来るようになります。
物事を前向きに考える習慣が身に付くことで、向上心が芽生えてきます。
向上心を身に付けるためには、不安を払しょくして、自信をもつことを心掛けることが大切です。
2.やる気がない
人は自分の存在を周りの人から認めてもらえない日々を過ごしていると、「自分には存在価値がない」と思い込み、無気力な心理状態に陥ります。
自分の存在を認めてもらえない孤立感は、無気力感を引き寄せます。
無気力感に陥ることで何事にも、ヤル気がなくなります。
一方、周りの人から自分の存在を認められる人は、「自分は周りから期待されている」と思い込み、ポジティブ思考に包まれます。
ポジティブ思考は、自分の将来に向けた可能性を強く意識するキッカケとなります。
自分の可能性を信じる心は、やる気を呼び起こします。
やる気は、向上心を育みます。
些細であっても、成功体験を積み重ねることで充実感を抱くようになり、やる気が湧いてきます。
やる気が芽生えることで、向上心が湧いてきます。
しかし、やる気がなければ、向上心は湧いてきません。
興味のないものだから
人は興味のないものには、好奇心が湧きませんので、「もっと知りたい」という意欲が出てきません。
意欲が湧かないものには、心が向かずに無関心になります。
無関心に陥ることで、向上心を育むエネルギーが失せてしまいます。
一方、人は興味をもったものには、「もっと知りたい」という好奇心が湧いてきます。
好奇心が引き金となり、向上心が育まれてきます。
また、日々の生活の中で直面する様々な物事に興味を抱くことで、「もっと知りたい」という好奇心が沸き上がり、向上心を奮い立たせる引き金になります。