本当に親切心がある人は、まずどんな助けがいるか友達に聞き、友達が求めていることを出来る限り手助けしようとします。
すると友達も助けてもらえたことに感謝を覚えますし、その後もお互いに良い関係を築けることでしょう。
そうした親切心も、繊細の人の持つ特徴の一つです。
相手のことを考えて行動ができる
親切心がある人は、常に相手のことを考えて行動ができます。
意地っ張りで他人の助けを素直に受け入れようとしない人に対しては、恩着せがましく親切心を見せるのではなく、相手が気付かないところでこっそりと親切な行動をとろうとします。
また、いかにも構って欲しそうな人に対しては、困っている時には常に側に寄り添って、いつでも相手の助けになれるように行動するでしょう。
親切心がある人は、周りの人への気遣いもできますので、相手や場面に合わせた行動や言動をとることができます。
それは本当に周りの人に対して思いやりや親切心を持ち合わせていなければ出来ないことです。
いつも相手の求める親切を与えることができる人は、それだけ性根が優しく繊細な心の持ち主であることが多いです。
3.母性がある
繊細な女性には母性があります。
母性と聞くと、母親が子に向ける慈しみの心を思い浮かべる人は多いでしょう。
そうした慈しみの心というのは、通常自分がお腹を痛めて産んだ子だからこそ向けることのできる感情であり、そこには無償の愛情や優しさも含まれています。
しかし時には、我が子でなくとも他人に対して慈しみ、つまり母性を与えることのできる女性がいます。
本来は自分の子どもや家族など、親密な間柄の人にしか向けることのない感情を、さして関係性の濃いわけでもない相手に向けることができるのです。
母性のある女性は人一倍優しくて他人の気持ちに寄り添える人でしょう。
母性的な人は、常に相手の気持ちに寄り添って、相手の立場に立って物事を考えることができます。
それは繊細な気遣いができるということですので、繊細な女性はすなわち母性を持ち合わせていると言えるでしょう。
一緒にいて安心感のある人
母性のある人は、一緒にいる相手に安心感を与えます。
優しくて穏やかな性格であることが多く、また他人を傷つけるような振る舞いを決してしないため、「この人とは一緒にいても心から安心できる」と相手の警戒心を解き、信頼や安心感を与えやすいです。
そのため母性のある人は周りの人からも好かれやすく、重要な場面では頼りにされることも多いです。
母性的な人はいかにも優しくて繊細そうな見た目をしていることもありますが、女性によっては逞しい母のように、気が強くて元気な性格をしていることもあります。
後者の場合には精神的にもタフだと思われやすいため、時には心無い言葉によって内心で繊細な心が傷付くこともあるでしょう。
4.心配性
繊細な人というのは、人一倍周りを気遣うことが多いです。
自分のことだけを気にしていればいい時でも、周りで誰か困っている人はいないか、何か不便はないかと直ぐに周りを気にしてしまいます。
そのため、その洞察力の鋭さから時には自ら苦労を背負い込んでしまうこともあります。
ついつい周りを気にしてしまい、「大丈夫かな」と一人でハラハラすることもよくあるため、心配性な一面を持っていると言えるでしょう。
周りから見た時にはたいしたことのない出来事でも、深入りしていちいち心配になってしまうことも多いため、気苦労も人一倍かもしれません。
どんな事でも気になってしまう
心配性な一面を持っていると、周りのどんなに些細な出来事でもいちいち気になってしまいます。
側で子どもが転べば「大丈夫?」と手を差し伸べようとしますし、道に迷っている人がいれば道案内を自ら買って出ることもよくあります。
それらは純粋な親切心や善意からの行動ですが、常にそうして周りのことを気にしているため、人一倍気を遣い、また苦労することも多いです。
他人なんて気にせずに、自分のことだけを考えていればある程度は気楽に人生を送れます。
しかし繊細な人は、自分よりも周囲に対して心配性な性格を発揮してしまうことが多いため、自分から「他人を気にしないようにしよう」と強い決意でもしない限りは、いつも周りの出来事に自分が振り回されることになってしまいます。
本人はそれを苦痛とは感じていないことが多いですが、やはり周りからすれば自分で自分に苦労をかけているように見えることでしょう。
相手の顔色をうかがうなど
繊細な人はいちいち周りが気になってしまうため、心配性な一面を持っています。