また、「他人を頼るのはプライドが許さない」「人の力を借りなくても自分の力だけで成し遂げられる」と考えているパターンもあると考えられます。
他人を信用できない
頑張り屋な人が他人を頼りたがらないのは、単に他人を信用できないからという理由もあるかもしれません。
そもそも頑張り屋な人というのは、自分の努力だけで結果を出してきて、人に頼るという経験も普通の人と比べて極端に少ないのです。
つまり、相手を信じて任せるということにも慣れていなければ、他人に頼んだせいで余計なトラブルや失敗が発生したり、自分のペースを乱される状況にも慣れていない訳です。
上でも「頑張り屋な人は責任感が強く真面目な特徴がある」という話をしましたよね?
だからこそ、「他人に任せて失敗するくらいなら、自分がやった方が確実だろう」とか「どんな性格の人間か分からないor力量が分からない人間に、作業を手伝わせるのは危険だ」などと考えてしまうのかもしれません。
負けず嫌い
頑張り屋な人には負けず嫌いな一面もあります。
「色んなことに負けたくない」「弱点を作りたくない」という思いが他人より強いから、がむしゃらに頑張れるのでしょう。
そう考えると、負けず嫌いなのはプライドが高いというのにも関係していると言えますね。
そもそも、負けず嫌いには向上心が高いという特徴もあるので、「負けたくない」という思いはもちろん、自身をより高める為に頑張ろうとする気持ちもあるかもしれませんね。
我慢強い
頑張り屋な人は我慢強いという特徴もあります。
周りの空気を壊すのが嫌で自分の本音が言えなかったり、今以上に頑張る必要がないのに「もっと頑張らなくちゃ!」と自分で余計なプレッシャーをかけてしまうところもあります。
我慢強いせいで損をすることも多いかもしれませんね…。
頑張り屋な人が弱音を吐けずに辛い思いや大きなストレスを1人で抱え込んでしまうのも、我慢強さが悪い方に作用してしまったせいでしょう。
周りが気づいてフォローしてあげないと、あっという間に限界を超えて潰れてしまう恐れもあります。
人からの評価を気にする
上でも話しましたが、頑張り屋な人は周りからの評価を異常に気にする傾向にあります。
つまり、人に評価される為に頑張っている節があるのです。
確かに頑張る人は素晴らしいですし、好印象かつ魅力的に映るでしょう。
「頑張りを誰かに認めて貰いたい」という気持ちも理解できます。
ですが、他人の評価を気にして無理をしてまで頑張るのは少し問題ですよね…?
上で話した通り、無理をせず適度に頑張るには他人の評価を気にし過ぎない様にするのも大切になります。
それに無理をしてまで頑張らなくても、他人を大切にすることができれば周りの評価も自然と上がるもの。
人の評価が気になるということは、他人の立場で物事を考えることができるとも言えるので、他人を思い遣り優しくすることもできるはず。
また、他人と同じくらい自分を大切にすれば、誰からも好かれる魅力的な人になれるでしょう。
頑張りすぎも良くない!肩の力を抜こう!
今回は、“頑張る方法5個”と“頑張りすぎない為の方法7個”、さらに“頑張り屋な人の特徴10個”についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
特に日本人は何事にも一生懸命頑張りたがります。
“頑張ること=良いこと・美徳”と捉えられている節があります。
中にはそこまで頑張らなくても何でも卒なくこなしてしまう器用な人も存在すると思います。
ですが、恐らく同じ様に目標に近づいたり結果を出したとしても、周囲はより頑張った人の方を評価するでしょう。
だから、多くの人は自分の限界を超えてまで頑張りすぎてしまうのかもしれませんね。
しかし上でも説明した様に、かなり無理をしている自覚がありながら頑張るのは良くありません。
そんな風に頑張り続けても、きっと良い結果には辿り着けないでしょう。
頑張って良い結果を出すには、適度に肩の力を抜くことが何よりも重要なのです!
みなさんも頑張りすぎには気をつけて、上手くモチベーションをコントロールできる様になりましょうね。