スマホの場合はBluetooth機能を利用している人も多いとは思いますが、「受話器を持って話す」というスタイルにおいては、軽くて持ちやすいガラケーは、そのまま電話として利用しやすいのが利点です。
パッと開いてそのまま通話できるという、電話本来の機能の使い勝手がいいのは、ガラケーのひとつの魅力になっています。
電池の持ちが良い
ガラケーの魅力には、電池の持ちが良いことも挙げられます。
機能が電話やメールがメインとなるガラケーは、電池を食うアプリなどが少なく、電池の持ちが良いんです。
スマホでは充電池が欠かせない人もいると思いますが、ガラケーなら充電池がなくとも2~3日使えることもあるくらいです。
それに、電池の持ちが良いということは、機種自体も長持ちするということ。
スマホの買い替え頻度が高くなるのは、ほとんどの場合電池パックの寿命が原因ですよね。
ガラケーでは電池の持ちがいいので、結果的に機種も長持ちするのです。
このように、電池の持ちが良いことは、仕事などで携帯を使う人にとって、とても重要です。
電話やメール機能がとくに必要な人にとっては、電池の持ちが良いことはガラケーの魅力なのです。
人と被らない
人と同じものを持つのが嫌!という人にとって、被る確率が限りなく引くいガラケーは、その存在自体が魅力的です。
とくに若い世代では、ほとんどの人がスマホを持つ時代。
ガラケーを持っている人は、人と被ることなんてほとんどないでしょう。
時代遅れ感を演出してしまうこともありますが、その分目立つのもガラケー。
「なんでガラケーなの?」という興味も持たれやすく、話題の中心になりやすいというのも、密かな魅力なのではないでしょうか。
筆者も一時期、プライベート用にスマホ、仕事用にガラケーを利用していたことがありますが、ガラケーを出すと「珍しいね」なんて必ず声をかけられます。
人と被らず、尚且つ目立つガラケーは、人と同じものを持ちたくない人にとってステータスにもなるのです。
操作しやすい
ガラケーは操作しやすいというのも、魅力のひとつです。
スマホになれた世代では、逆にガラケーが使いにくいと感じる人も多いかもしれませんが…ガラケーとスマホ、両方を使ったことがある人にとっては、シンプルなガラケーは操作のしやすさが魅力となっています。
それに、ガラケーではSNSやゲームをする人は少ないですよね。
電話とメールの機能だけを使う人が多いので、そもそも操作をあまりしません。
必要な操作だけをサクッとできるガラケーは、連絡ツールとしてはかなり優秀だと思います。
月々の料金が安い
ガラケーからスマホに変えた時、まず思うのが料金が高いこと。
機種代にしても月々の料金にしても、スマホはガラケーよりもお金がかかります。
その分、使いこなせば決して高くはないのがスマホかもしれませんが、機能を使い倒している人は少ないのではないでしょうか。
スマホにしても、結局は電話やメール、それにLINEなどちょっとSNSを使うくらい…という人にとっては、スマホの料金は無駄にも思えるものです。
筆者の父も70歳にしてスマホデビューしましたが、高い料金を支払う割に、スマホの機能を使いこなしていません。
使っている機能を見ると、ガラケーで十分なのではないかと感じることもあります。
ですから、携帯に求める機能によっては、料金の安いガラケーはとても魅力的です。
何に使いたいのか、それをしっかり考えられる人は、場合によってはガラケーのほうが魅力に感じるのです。
機能が最低限でいい
もともと電話がメイン機能として考えられていた携帯。
そこにポケベル機能が加わってガラケーとなりましたが、連絡ツールとしては、ガラケーの機能は最低限であり、必要十分です。
ですから、電話とメールだけで良い人にとって、スマホの有り余る機能は必要ありません。
最低限の機能があれば十分な人にとっては、ガラケーのほうが魅力的なのです。
スマホは、何かと便利ですが、機能が多過ぎて使いこなせないのも事実ですよね。