部下全員から「この人についていけば大丈夫」という信頼を得ており、チームがピンチになっても部下はみんなリーダーについていきます。
このような信頼は、リーダーの日ごろ仕事っぷりや部下への配慮などによって勝ち得たもので、まさに一流のリーダーにしかできないことと言えるでしょう。
周りから頼られる存在
一流のリーダーとは、何か困ったことがあれば「あの人なら何とかしてくれる」「あの人ならいいアドバイスをくれる」と周りから頼られる存在です。
実際に一流のリーダーは相談された内容には適切な答えや有益なヒントを出してくれます。
また、一流のリーダーは、仕事のことはもちろん、「彼と結婚しようか迷ってます…」「妻の機嫌が悪くて…」などの私生活の相談事などについても部下から相談を受けることが多いものです。
そんな相談でも一緒になって考えて親身にアドバイスをくれるので、一流のリーダーはみんなから頼られ、慕われます。
3.ポジティブ
もしチームが苦しい状況になったときに、そうすればいいのかを考えて行動するのがリーダーというものです。
仲間と一緒に狼狽えていてはリーダーは務まりません。
その際に、ただチームを導くだけでなく「何とかなるよ!」「大丈夫、これ以上は苦しくならないから、あとは上がっていくだけ!」とポジティブになれるのが一流のリーダーです。
リーダーがポジティブでいると、仲間たちも「リーダーがそういうなら、そうなんだろうな」「リーダーがポジティブなのに、自分たちが諦めてはいけない」と気持ちを強く持つことでしょう。
仕事面ではもちろんですが、苦しいときこそポジティブな空気を作って精神的にチームを支えるのも、一流のリーダーの特徴です。
先頭に立ち皆を引っ張る行動力
一流のリーダーとは、仲間たちの先頭に立ってみんなを引っ張る行動力あるものです。
それは仕事が順調なときはもちろん、チームが窮地に立たされたときもそうです。
特に後者の場合はリーダーの真価が問われるシーンですが、本当に一流のリーダーの場合は苦境でも挫けず、実力とポジティブさで部下を励まし、引っ張っていってくれます。
困ったら立ち止まって一緒に考えてくれるリーダーでもありますが、基本的には先頭に立ってみんなを引っ張ってくれるので、部下からの信用もとても厚いのが一流のリーダーです。
4.責任感がある
リーダーとはチームの代表であり、責任者でもあります。
チームや部下の失敗はリーダーの自分の責任であるとしっかりと心得ている人は、一流のリーダーと言えるでしょう。
また、そういうリーダーのもとで仕事をしている部下は、新たなチャレンジや失敗に怯えたりせず、のびのびと仕事ができるのでとても優秀な人材が育ちやすいです。
自分がしでかしても「自分が責任を持つ、守ってやる」と言ってくれるリーダーがいるという安心感から、どんどん仕事に挑戦していけるのです。
途中で投げ出さない
仕事をしていると、自分達だけではどうしようもないような案件にぶち当たることもあるでしょう。
そんなときは思わず途中で投げ出したくもなるものですが、一流のリーダーは最後まで諦めません。
どんなに困難でも最善を尽くし、途中で投げ出すようなことはしません。
並みのリーダーならある程度の段階で「お偉いさんに対処を求めよう」となるところでも、一流のリーダーは悩んで考え抜いて突破口を探し、それを見つけ出すことができます。
そんな諦めない、投げ出さないリーダーの姿は部下たちにとっても素晴らしく感じることでしょう。
責任を持って引き受ける力がある
一流のリーダーは責任感が強く、何事もよく考えた上で責任を持って引き受ける力があります。
途中で予期せぬ事態が発生して仕事に支障が出たとしても、それを理由にしたりせず、リーダーである自分の責任として最後まで仕事を完遂します。
会社のお偉いさんや顧客も、しっかりと責任を持って仕事をしてくれるリーダーをとても信頼しており、部下にとってもお手本のような人物と言えるでしょう。
5.部下を導く力がある
一流のリーダーは、自分だけのことを考えるのではなくチーム全体をよく見ると同時に仲間である部下1人1人のこともよく見てます。
大きなチームになると部下の名前と役割程度しか把握していないリーダーもいるものですが、一流のリーダーはどんなに大きなチームでも部下のことをよく見ています。
そのため、部下が困ったときや悩んだときはすぐに気が付いて、いい方向へと部下を導く力があるのです。
共有する情報は共有する
チームで仕事をするにおいて、とても重要なことは「情報の共有」です。
どれだけ処理能力に優れた人でも営業成績が優秀な人でも、自分の持っている情報を共有できない人は、チームにとっては「自分だけで抱えこむ厄介な人」として見られるものです。