誰の悪口も言わず、誰のことも批判しない人に対しては、周りも悪口や批判を口にすることはあまりないでしょう。
もし人を批判しない人のことを自分が批判すれば、周りの人たちはそれに賛同するどころか、反対に批判した自分に対して嫌な感情を向けるかもしれません。
そのため、誰も批判しない人を批判する人はあまりいませんが、何かと人を批判する人に対しては、「あんなに人を批判しているのだから、自分も相手を批判してもいいだろう」という気持ちになるため、批判する人は自分もされる側に回ることが多いのです。
誰かを批判していることが多い
いつも誰かを批判している人は、その批判内容が周りの考えていることと同じようなことであれば、少なからず周りの賛同を得ることもできるでしょう。
しかし、悪口とも取れる批判内容をベラベラと話す人に対しては、賛同よりも不快感を覚える人は多いです。
そのため、人を批判している人に対して、周りは「あの人はすぐに人を批判する」「自分のことを棚に上げてよく批判できるな」などと、悪いイメージを抱くことが多いでしょう。
その結果誰かを批判することが多い人は、同じように自分も誰かに批判されることが少なくありません。
3.鈍感
鈍感な人は、他人の気持ちを察することが苦手だったり、その場の空気が読めなかったりします。
本人に悪気はありませんが、その鈍感さゆえに周りの人たちからは批判されてしまうことがあるでしょう。
例えば体型にコンプレックスがある人が愚痴を零している時に、「そんなに気にするならダイエットすればいいのに」と言ってしまい、相手を激怒させてしまったとします。
するとその相手だけでなく、周りの人たちからも「何でそんなことを言うんだ!」と批判されてしまうことになるでしょう。
もし愚痴を零していた人が、ダイエットで努力した末に愚痴を零したのであれば、余計に怒れてしまいます。
努力もせずに愚痴を零していただけだとしても、その場の暗黙の雰囲気というものがあるため、周りは誰も指摘することはないでしょう。
そこで鈍感さゆえに、暗黙の空気を読めずに正論を言ってしまった場合、発言自体は何も悪いものではなくても、自分が批判される立場になってしまうこともあるのです。
気付かないこともある
鈍感な人は、良くも悪くもその場の雰囲気や、人の好意や悪意に対して気付かないことが多いです。
嫌味で言われた言葉をそのままの意味として受け取ってしまい、お礼を言ったり、誰もが黙っているような場面で口を開いてしまったり。
わざとならばまだしも素の状態で鈍感さを発揮するため、周りにとっては「厄介な人物」として認識されてしまうこともあるでしょう。
鈍感な人は悪意がない分、自分の言動や発言によって周囲から批判を受けたとしても、「何故自分が批判されなければならないのか」を理解することができません。
具体的に何がどういけなかったのかを説明されたとしても、それに納得出来なければ何度も同じことを繰り返します。
また、納得出来ても余程気を付けない限り、またうっかりと同じことを繰り返してしまうでしょう。
4.信頼感がない
信頼感がない人は、信頼感がないからこそ何かあった時には直ぐに周りの人たちからは批判されてしまいやすいです。
例えば毎日しっかりと仕事に励み、会社を休んだり遅刻したりすることもなく、周りの人たちと積極的にコミュニケーションが取れている人は、もし仕事でミスをしてしまった時でも、悪意がないことは直ぐに理解されます。
周りも何かとフォローを入れてくれようとするでしょう。
誰かに迷惑をかけてしまっても、一言謝罪をすれば笑って許してくれるようなことが多いです。
それらはすべて、その人が日頃から周りに対して築き上げてきた信頼感があるからこそです。
その一方で、普段から周りとの信頼関係を築くことが出来ていない人は、仕事でミスをしてしまった時には細かい事情を聞くまでもなく周りから「何をしていたんだ」と怒られてしまいます。
また、迷惑をかけてしまった相手にどんなに誠実に謝罪をしても、不快や嫌悪の感情を抱かれてしまうことがあるでしょう。
信頼感がない人は、何かあれば周りから直ぐに責められたり、批判されたり、誤解されたりすることが多いです。
常に一人で行動をしていることが多い
誰かと常に一緒に行動している人は、周りの全員から信頼されることは難しくても、いつも一緒にいる相手とは信頼関係を築くことができるでしょう。
毎日のように同僚や上司、部下と密なコミュニケーションをとっていれば、それだけ周りからは信頼されます。
何かあれば助けてくれたり、相談に乗ってくれたりすることもあります。
しかし日頃から一人だけで行動することが多い人は、自分のことを周りに理解してもらっていません。
そのため、何かあった時には助けてくれないだけでなく、周りの誤解を招いてしまったり、批判されてしまったりすることが少なくないでしょう。
5.集団の行動が苦手
集団の行動が苦手な人は、周りに合わせたり、周りの動きに従って自分も動いたりすることが苦手です。