自分一人だけであれば、目的地に向けてさっさと進むことができるのに、周りにたくさん人がいると、いちいち途中で立ち止まったり、休憩を挟んだりして、思うように目的地へ進むことができません。
時間も手間もかかり、また集団の中にいるという圧迫感からイライラやうんざりとした感情を抱いてしまう人は、日頃から集団行動を避けるような傾向があります。
プライベートであれば、わざわざ苦手な集団行動をとることなく、一人だけで行動することができます。
ですが、学校や会社といった集団行動の強いられる場所では自分の思う通りに行動することができません。
それでも何とかして集団の中から離れようとしてしまうため、その行動を「協調性がない」と批判されてしまうこともあるでしょう。
輪を乱すことも
集団行動が求められる場所や場面において、個人的な行動をとろうとする人はすべて輪を乱す問題児と捉えられてしまいます。
確かに全員が一緒に行動しなければならない時には、たった一人でも輪を乱す人がいることによって、本来かかる以上の時間がかかってしまったり、余計な手間がかかってしまったりします。
集団行動が必要な場面では、まとまりのとれない人は周りから批判されてしまっても仕方がないでしょう。
本人もそれを分かってあえて輪を乱しているのなら、どれだけ批判されても自業自得と言えます。
ですが、自分が輪を乱していることに無自覚な人は、きつい批判を受けてから初めて自分が自分勝手な行動をしていたことに気付くでしょう。
6.相手のことを考えない
相手のことを考えず、自分勝手な言動や行動ばかりする人は、どれだけ本人に悪気が無くても周りの人たちからは批判されてしまうでしょう。
誰でも自分のことが一番大切ではあります。
しかし、時と場合によって自分よりも他人を優先したり、大事にしたりしなければならないこともあります。
自分のグループの代表者がプレゼンで発表をする時には、代表者が上手くプレゼンできるように、自分よりも代表者の調子を気遣ったり、あれこれと世話を焼いたりすることもあります。
また、目の前で苦しんでうずくまっている人を見かけたら、例え自分が会社に遅刻することになっても、苦しんでいる人をまずは助けようという気持ちが生まれるでしょう。
普段はどんなに自分が中心でも、自分以上に余裕がない人を見かけたらそちらを優先しようというのが一般的な感覚です。
ですが、そうした感覚を持たずに常に相手のことを考えない人は、その自分勝手な言動や行動によって周りから批判されてしまうことでしょう。
7.会話が続かない
何か話そうにも、会話が続かない人っていますよね。
口下手な人は自分から一生懸命に話しかけようとしても、相手の反応が薄ければ気まずくなってしまって、話しが途切れてしまうことがよくあります。
また、相手の方から積極的に話しかけてきても、こちらがどう答えていいか分からずに曖昧な返答をすると、やはり気まずくなってまともに話が続かなくなってしまうでしょう。
人とコミュニケーションを取るのが苦手な人は少なくありませんが、相手に誤解を与えてしまうような態度を取ってしまう人だと、周りからの印象は悪くなり、批判されてしまうことがあります。
何を言えばいいのか分からずに黙っているだけなのに、「あの人不愛想で感じが悪い」などと思われてしまったら、要らぬ誤解から自分への批判を招いてしまうことになるでしょう。
直ぐに会話を途切れさせてしまう
話しが苦手なために相手に誤解を与えてしまい、批判を浴びてしまう人もいれば、それとは正反対で批判を浴びてしまう人もいます。
おしゃべりな性格の人は、他人の話を聞くよりも自分が話す方が好きなので、相手の話を遮って自分の話をすることがよくあります。
おしゃべりでも話し上手な人や、ある程度おしゃべりをした後できちんと他の人に話題を譲れる人であれば嫌がられることはあまりありません。
しかし、最初から最後まで自分の話ばかりをしようとして、相手に会話を続けさせない人の場合は、自分勝手さから周りに批判されてしまうことがあるでしょう。
8.否定的になっている
話をしている時に、いつも否定的な発言をする人っていますよね。
例えば誰かが新しく鞄や服を買った時に、周りが「いいねー」と言うのに対して、一人だけ「そうかなぁ、何だか色が暗くない?」と否定的な発言をしたり、仕事が上手くいって喜んでいる人に対して、「これくらいで浮かれないようにね」と余計なことを言ったりすることがあります。
決して悪意があるわけではなく、自分が思ったことを素直に口に出しているだけかもしれませんが、その内容が否定的だと言われた方は不愉快な気持ちになるでしょう。
マイナス思考の人や、物事を悪い方向へと考えることが多い人は、口に出す言葉もつい否定的になってしまいます。
また、自分から他人に対しては否定的な発言をすることがよくありますが、他人から否定的な発言をされると自分のことを棚に上げてムッとなったり、「分かっているよ」と不愛想に返したりすることもあります。
余計に周りの人たちからは批判されてしまうことがあるでしょう。
肯定的な考えをしない
否定的に物事を考える人は、基本的にどんなことに対してもあまり肯定的な考えをしません。
友達が髪を染めたら「垢抜けて明るい印象になったね」と思うのではなく、「派手で軽そうに見えるね」と友達に対してつい否定的な考え方をしてしまいます。