CoCoSiA(ココシア)

配慮に欠ける人の10個の特徴と行動(続き2)

周りの人の気持ちをすべて理解することができれば、この人生はもっとうまくいくにちがいない!なんて考えていませんか。

そのように考えてしまう根本にある考えというのは“どうせ人の気持ちなんて知ることができない”というもの。

そりゃあ、すべての人間に相手の心の声をよむことのできる特殊能力があるわけではないのですから、周りの気持ちが理解できないのは当たり前のことです。

しかし、配慮のかけた人というのは、そこで終わりにしてしまいます。

配慮のある人というのは、見えない感情であっても「相手が今何を考えているのか」「今、どのような態度や行動をとったら相手にいやな思いをさせないですむのか」などを考えています。

その結果、周りの気持ちを“なんとなく”でも理解できるんですね。

そのため、浮くこともなく、周りからは「あの人はできる人だ」「わかってくれる」「信用できる」と思われるようになります。

周りの気持ちが理解できないのは当たり前。

でもそこで終わりにしたら、あなたは「かわいそうな人」と思われることにつながります。

相手に良い印象を与えられない

あなたは今、少し悲しい気持ちになっています。

どうしても一人でいたいし、一人で考えごとをしたいという気持ちになっているとしましょう。

そんなときに「どうして悲しんでるの?」「悲しんでる顔おかしい!」「もうその態度むかつくからここで悲しい雰囲気にしないでくれる?」なんて、突っ込んでくるような人がいたらどうでしょうか。

その相手はあなたを元気づけようと、それも悲しい気持ちから解放しようとしてくれていたのかもしれませんが、あなたが今したいこととかけ離れているために「どうして話かけてくるんだろう?どうしてそっとしておいてくれないんだろう?」と思うはずです。

それって、相手の心を読めていないから。

そして、その態度は本来の“元気づけたい”というところから遠く、「なんて無神経な人なんだ」と悪い印象を与えてしまうことになるんですね。

要するに、配慮の欠けた人が相手のためを思って行動していたとしてもそれが自分本位であって、それも相手の気持ちに即していないと“配慮の欠けた人”、そして“なんて態度の悪い人なのだ”という印象にまでつながってしまうのです。

誰でも人には良く思われたいもの。

配慮ができない人という印象を与えてしまう

配慮ができないと一度でも思われてしまうと、「この人は配慮ができない人」という悪いレッテルを張られてしまうことになります。

良いレッテルってなかなかはられないものの、悪いレッテルってすぐにはられるし、それもなかなか取り除くことができないんですよね。

あなただって、誰かに悪いことをされたほうが良いことをされたよりも少し記憶に深く残りやすいのではないでしょうか。

そんな印象を与えたくないはずです。

なぜならば、配慮ができない人という印象を与えてしまうと、そのせいで新しい仕事をまかされなくなったり、素敵な人との出会いができなくなるから。

配慮のない人は自分で不幸を呼び寄せてしまいます。

自然と避けられてしまう

さきほどもお伝えしたように配慮のない人というのは、そのようなレッテルがはられます。

それもなかなか取り除くことのできないものです。

そのため、一度でも“配慮のない人”というレッテルをはられると、「この人は配慮がないし、一緒にいてもいやな気持ちしかしないから」と自然と避けられてしまうんですね。

それに人間ってとても噂好き。

「あの人は配慮がない」とまだその人から実際に配慮のない態度をされたことがなかったとしても、あなたを避けることになります。

つまり、あなたの周りから人がどんどん離れていき、気づいたころには誰も周りにはいない状態になってしまうということなんです。

配慮ができる人のところに集まる

あなたのことを大切に思ってくれる人、それもあなたのために行動してくれる人。

それと、あなたのことをバカにするようなことしか言わない人、あなたのことを傷つけるような行動しかしない人。

あなたは、どちらの人のそばにいたいと思いますか?

おそらくすべての方が後者の“自分を大切にしてくれる人”と一緒にいたいと思うはずです。

要するに“配慮ができる人”のそばにいきたくなるんですよね。

そりゃあ誰だって「受け入れてほしい」と思っているものです。

そのため、人が集まる人というのは配慮ができる人であり、配慮ができるからこそ周りに集まってくる人もその人に配慮します。