リーダーとは、ただ単に上に立ってあれこれ采配している人と言うことだけではありません。
下の人たちを引っ張り上げて、立派な戦力に育て上げていくなどして、それに伴い自分自身も学びを得るなどの相乗効果があるようです。
下を叱咤激励しながら、その人たちのやる気や自信を実らせて才能を開花させたり、それがリーダー気質を大いに発揮させた結果と言えるのではないでしょうか?
下の人たちも、リーダーに憧れたり、リーダーの采配に安心感や頼もしさを感じられるからこそ、ついてくるのです。
あるいは、リーダーに認められたいと言う気持ちが行動に表れると言うこともあるでしょう。
リーダーだから下の人に対して示しをつけた模範的な存在でいなければならないと、自身を律する人もいるでしょう。
それも素晴らしいことですが、リーダーはとにかく「下の人を信頼し、温かく見守る」ことも必要ではないでしょうか?
社長になる人も
社長と言えば、会社の長、つまり社員を率いるリーダー気質が最も必要とされる役職です。
リーダー気質がきちんと機能していれば、おのずと下の人たちは付き従ってくれます。
ただし、それは社長と言う名の権力を盾にして我が物顔でのさばることではありません。
上記でも書きましたが、リーダーは下の人を信頼し、温かく見守ることが必要です。
つまり、社長は部下である社員たちを信頼し、温かく見守る度量が必要と言うことですね。
そして、「最終的な責任は会社の代表である自分が取る!」くらいの覚悟があると頼もしいですね。
どーんと構えてくれていて、自分たちを信頼して見守ってくれている社長がいるからこそ、部下である自分たちも頑張ろう!と思えるのかもしれませんね。
4.責任感がある
4個目は、「責任感がある」です。
責任感と聞くと、とても大きな重圧を感じてしまいそうですが、だからこそ逃げ出すことなく立ち向かうことが重要となります。
一度引き受けたからには、「できる・できない」ではなく、最後まで「やる」ことが大切です。
途中で投げ出すなんてことは、もってのほかです。
きちんと責任感を持って物事を成し遂げれば、成果を挙げるだけでなく、周囲の信頼や自分の自信も増えていって、それらはより強固なものになっていくでしょう。
責任感がない人は、周囲の信頼を得られないどころか、責任を人になすりつけたり、面倒なことから逃げ出す癖が身につくなどして、さらに物事に億劫になってしまうでしょう。
自分の成長のため、期間が迫っているため、相手の期待に応えたいため、理由は何でも構いません。
責任感を持って行動することで、メリハリができ、成すべきことが明確になって、より効率良く行動することができるでしょう。
責任感が強ければ強いほど、以下のポイントに当てはまる人が多いでしょう。
頼まれたものは最後までやり遂げる
頼んだ人は、あなたのことを信頼して任せたのです。
そこには、「あの人ならきちんとやってくれる」「あの人になら任せられる」などの安心感や期待が込められているわけです。
なので、あなたはその期待に応える必要があります。
中には、自分のキャパシティー(容量や個人が請け負える能力の度合)を超えるものに直面することもあるでしょう。
そこで「自分には、キャパオーバーだな」などと途方に暮れている場合ではありません。
できないことはできないと言う、これは必要なことではありますが、それではいつまでも自分の殻を破くことはできません。
きちんと最後までやり遂げることで、あなたは責任を果たすと同時に、相手の期待に応えることで大いに成長を遂げることができるでしょう。
部下の責任を自分の責任と言うようなこともある
これは、リーダー気質にも通じるものがあるでしょう。
部下は、上司である先輩からの指導やそれに基づいた経験を経て成長していきます。
上司と部下と言うのは、先輩と後輩だけでなく、親と子供のような関係性とも言えます。
それは、年齢差などの話だけではなく、部下よりも実務経験を多くこなしてきたと言うことです。
よって、部下の失敗や不手際は、部下の指導が至らなかった自分の責任、上司としての自分の管理責任能力の至らなさとして捉えるようです。
なので、部下の責任は上司にも責任があると言うのは一理あると言えるわけです。