自分の認識では、毛先が肩に触れる長さのワンレンボブのようなヘアスタイルで、丸く女の子らしくカットしてもらうイメージを抱いたとします。
しかし、この言葉を美容師さんが聞いて実際にカットしてみたら、髪の毛の量をすいて軽くして、前からレイヤーが入ったヘアスタイルになってしまうという事も十分にありえるのです。
美容師さんの認識では希望と同じ「肩くらいの長さ」であり「レイヤーを入れて可愛くした」のです。
同じ言葉の意味でも、内容がまったく異なってしまうということが美容室ではよくあります。
失敗しないためには、伝え方がとても大切です。
理想通りの髪型の写真を見せよう
言葉で伝えるのが難しい…という場合には、理想通りのイメージの髪型の人の写真などを見せると良いでしょう。
実際に「こんな感じにしてください」というモデルがいれば、言葉の認識で誤解を招くという失敗もありません。
イメージのモデルとなるものは、たとえば美容室にだいたい置いてあるヘアカタログでもいいですし、好きな髪型の芸能人の写真などでも構いません。
希望する髪型を実際に美容師さんも見た方がわかりやすいというのもありますので、カット前に美容師さんにモデルを見てもらいましょう。
もしかしたら、髪質によっては「できない」と言ってくれる腕のある美容師さんもいるかもしれませんが、理想と違う髪型にされるよりもよっぽどマシですよね。
失敗を未然に防ぐためにも、きちんとまずは理想を間違いなく伝えることが大切です♩
鏡で何度も確認することが大事
美容室でヘアカットやカラーをしてもらっているときは、なるべくならば自分のその姿をしっかりと自分で見て確認しておきましょう。
美容師さんから「宜しければこちら読んでくださいね」と言われたままファッション雑誌を読んで夢中になってしまったり、スマホで友達とラインばかりしていたりすれば、自分のヘアースタイルを美容師さんに丸投げ状態となってしまいます。
いくら希望するイメージをきちんと伝えたからといって、鏡で確認をしないのはとても注意力に欠けています。
美容室で絶対に失敗をしないためには、自分が髪の毛をいじってもらっているときは鏡で何度も確認をすることが大切です!
自分の髪の毛は自分で守りましょう♩
イメージと違ったらしっかりその場で直してもらおう
自分が美容師さんにカットやカラーをしてもらっている時は、鏡でよく確認しておこうという話をさせていただきました。
そして、もしもチェックをしながら「イメージと違う」ということに気が付いた場合は、遠慮せずにしっかりとその場で直してもらいましょう。
担当している美容師さんも一生懸命、あなたの要望に答えようと頑張ってくれてはいるのでどうしても言い出しにくいという気持ちはありますよね。
その場で気が付いたけど「直してほしい」と言い出せず、まぁいっかと妥協してしまう人がわりと多くいるのですが、それだけは絶対にやめましょう。
妥協したときに限って、家に帰ってから数日たっても「やっぱり似合わない」とグズグズ後悔することになるのです。
お金を払っている以上はこちらは客なので、サービスに満足できない場合は直してもらう義務があります。
どうしても言い出しにくいときでも、やんわりとお願いしてみましょう。
似合わない髪型にされてしまう理由とは?
そもそも何故似合わない髪型にされてしまうのでしょう?
「プロの美容師なんだからまかせておけば、100パーセント似合う髪型になるはずだし、わたし可愛くなるよね?」と思い込んで美容室に行く人も多いと思うのです。
ですが、おそらくこの考えがいけないのかもしれません。
プロの美容師さんはもちろん腕は確かですが、いくら上手だからといっても必ずその人に似合う髪型にできるかといえば、そうではないのです。
腕の確かな美容師さんにまかせているのに、どうして自分に合わない髪型にされてしまうのでしょうか?その理由についてをここからご紹介していきます。
美容師が自分の好みやテクニックを重視してしまう
似合わない髪型にされてしまう理由の1つに、美容師さんが自分の好みやテクニックを重視してしまうことが挙げられます。
美容師さんにはそれぞれに得意のヘアースタイルや系統が決まっています。
たとえば、女の子らしいガーリーな雰囲気が得意の美容師さんだったり。
モード系の独特な髪型が得意の美容師さんだったり。
施術が難しいとされているワンレンのボブが得意の美容師さんがいたり。
女性の髪型よりも男性の髪型の施術のほうが得意の美容師さんだったり。
それはその人によって本当に様々です。