どんな小さなことも時間をかけて慎重に考えたり、石橋はやり過ぎなほど叩いてから渡る(もしくは、わたらない)…そんな性格の人、アナタの周りにはいませんか?
こういった慎重すぎる人は、一見「優柔不断なのかな?」と思うかもしれませんが、実はとても「深い考えをする人」なのです。
どんな些細なことでもあらゆる状況や可能性を考え、後悔しないようにと、物事を深く考えられる人なのです。
即決や即答しないといけないシーンでは、物事をじっくりと吟味する様子に「早く決めてよ~!」「これぐらい、サクッと答えてよ」とイライラしてしまう人もいるでしょうが、深い考えをする人にとっては重要なことなので、どうしても決定や回答が遅くなってしまいがちです。
「それのどこが悪いの?」と感じたのであればもしかしたら、アナタ自身がそんなタイプかもしれません。
また、深い考えをすることは悪いことではなく、むしろとてもいいことです。
考えが浅いとしなくて済んだはずのミスや後悔をすることがあるので、考えは深いくらいがちょうどいいのです。
今回は、そんな深い考えをする人の特徴などについてまとめましたので、ぜひご覧ください!
あなたは物事を深く考える性格ですか?
アナタが自分は「何事も深く考える性格」か「パッと勢いで物事を決める性格」のどちらでしょうか?
後者の性格はノリと勢いをモットーとする若い人に多く、決断力や行動力がある人が多いですよね。
反対に、前者の場合は、周りに人から「メニュー、選ぶのに時間かかるよね」「服を1着だけ買うのにも、何件も店を回るね」なんて言われてしまうことがあるでしょう。
慎重に慎重を重ねているだけなのに、優柔不断のように思われて不本意な思いをしている人も多いことでしょうが、それは「何事も深く考える性格」だからなのです。
どちらの性格がいいかは状況や環境によって異なるものですが、深い考えを持つことはとてもいいことです。
さて、アナタはどっちの性格でしょうか?
お次は深い考え方をする人の特徴をご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
深い考え方をする人の11個の特徴とは
さて、深い考え方をする人にはどんな特徴があるのでしょうか?
深い考えを出来る人は、何事も真剣に向き合っているので、周りから信頼されている人が多いです。
自分もそんな人になりたいですよね。
ここでは、深い考え方をする人の特徴についてまとめましたので、参考にしてみてください。
心配症
深い考え方をする人は、とても「心配性」な人が多いです。
何事にも「もしものこと」を考えるので「こういう状況になった場合は、どうすればいいんだろか」「もしダメになった時は、どうするのがいいんだろうか」など、先の先のことまで心配します。
将来発生する可能性があるリスクのことを深く考え、できるだけ最善の選択がしたいだけなのです。
周りから見たら「そんなことまで心配していたら、何もできないよ!」「ちょっとした買い物なんだし、失敗しても諦めがつくよ!」と思うかもしれませんが、この心配性の部分があってことその「深い考え方をする人」なのです。
心配性を聞くとネガティブなイメージを持つかもしれませんが、深い考えをするためには「心配する」というのはとても重要なことなのです。
仕事ができる
深い考え方の人は、仕事ができる人がとても多いです。
勢いややっつけで仕事をすることがまずなく、実際に取り掛かるまでに人よりも時間がかかります。
一見「仕事が遅い人」に見えてしまうことがありますが、手を動かす前に「クライアントはどんな仕上がりを期待しているのか」「どういうふうに進めたら効率がいいか」など、作業の経過やベストな完成形をイメージすることから始めているのです。
そのため、考えがまとまってからの作業はとても速く、効率的な上にクオリティが高いです。
勢いの見切り発車で始めた仕事の場合は、作業の途中でわからないことや問題にぶつかるとそのたびに立ち止まってしまい、時間や手間がかかり、クオリティもヒドイものになってしまいがちですが、しっかりと深く考えてから始めた仕事はとてもスムーズです。
分からないことも最初の段階で調べて解決しているし、問題がありそうなら作業に入る前に根回ししたり対策を取ったりしているので、つまづくことなく最高のパフォーマンスをすることができます。
結果として、スピード重視の浅い考えで仕事をしているよりも仕事が早く、仕事のできもいいので、周りから一目置かれている人が多いのです。
慎重
深い考え方の人は、自他ともに認める「慎重派」です。
軽はずみな言動は一切せず、1つ1つのことをよく考え、慎重に行動します。
この慎重さが、時に「自分はなんて融通の利かないんだとう」と落ち込んでしまうこともあるでしょうが、深い考えをするためには慎重さは不可欠です。