この慎重さがなけれな、先々のリスクについてまで考えが回らないですし、失敗したときの解決法なども考えられないものですよね。
慎重さは考えが深い人の多いな長所です。
考えてから返答するので返答が遅い
深い考え方の人は、どんな些細な質問でも慎重に返答します。
仕事についての質問ももちろんそうですし、プライベートでの約束もそうです。
例えば「来月、みんなで出かけるんだけど、アナタもどう?」と友達から聞かれたとします。
普通の考えの人であれば「1ヶ月後ならまだ予定入ってないし、大丈夫!」「今のところ大丈夫だと思う!」と返答することでしょうが、深い考え方をする人はそうではありません。
「1ヶ月後か…まだ先だから他の予定は入っていないけど、急な仕事の案件が入った場合はどうしよう…」「1ヶ月後は毎年インフルエンザが流行っているシーズンだから…もしかたらヤバいかも」など様々なことを考えるので、二つ返事で返答することはまずありません。
自分の中でしっかりと考えがまとまってからでないと返答することができないので、返答が遅くなることが多く、周りからは「あの子、結局どうするのかな?」「予約したいのに、返答がないから動けない!」なんて思われてしまうことも。
人間関係は深く狭く
深い考え方をする人は、物事だけでなく「自分の人間関係」についても深く考えているものです。
「その場が楽しければいい」という考え方はしないので、軽いノリで人と遊びに行ったり、仲良くなったりすることはありません。
そんな様子が、周りから見れば「とっつきにくい」「ノリが悪い」「心を開いてくれない」というふうに映ってしまうこともあるでしょう。
ですが、それは色々を深く考えた結果なのです。
「広く浅く」の付き合いよりも、信頼できる人数人と「深く狭く」の付き合いをする方が、自分も安心できるし、将来も踏まえてより親密になれると考えたからです。
その場のノリのみで知り合いばかり増えて、いざ困ったときに助けてくれるような深い仲の人がいないなんて、さみしすぎますよね。
また、浅い付き合いの人だと、将来も仲良くできるとは限りません。
環境が変わってしまえば、街ですれ違っても気付かないという知り合いもいるでしょう。
そんな付き合いの浅い知り合いばかりを増やすよりも、狭い範囲で数人の人とより濃密な関係を築くのがいいと考えついたのです。
たくさんの知り合いに囲まれたて楽しく過ごすのもいいですが、今もこれからも仲良くしてほしいと思う人とだけ親密になるのもいいことですよ。
聞き上手
深い考え方をする人は、発言や返答などは遅いですが、とても「聞き上手」な一面があります。
人の話しをよく聞き、その話に対するアドバイスもとても的確です。
人間関係の悩みや仕事の相談などすると、その話をしっかりと踏まえて深く考えてくれるので、有意義な返答をもらうことができるでしょう。
また、話し好きな人でよくある「私も!私が!」という、こっちが話している途中で自分の話しをぶっこむような横やりもしてこないので、話していてとてもスッキリします。
相手の話しを聞きながら、その悩みや相談の問題やアンサーを深く考えるので、控えめな相槌のみで最後までしっかりと話を聞いてくれます。
そのため、話しているうちに自分なりに考えがまとまることもあります。
深い考え方の人に話すだけで色々解決することもあり、まさに「聞き上手」と言えるでしょう。
ボキャブラリーが豊富
深い考え方をする人は、じっくりと物事を考えるため、その考えたことを人に話すとボキャブラリーの豊富さに感心されることが多いです。
深い考え方をする人は、とても真面目で慎重派なので、物事を考える過程で調べものをすることも多く、色んな知識や語彙を吸収しているものです。
それがしっかりと自分の身についているので、人と話すときには自然とそのボキャブラリーが発揮されてしまうのです。
多くの知識と語彙を持っているので、周りの人は深い考え方をする人に、とても知的なイメージを持っていることでしょう。
計画的に行動する
深い考え方をする人は、何かするときはしっかりと計画的に行動することができます。
浅い考えの人の場合は「なんとかなるさ!」「ヤバくなったら、その時はその時!」と計画も何も立てずに行動して後悔することが多いですが、深い考え方の人はそんなことになりません。
例えば、ウインドウショッピングをしているとときに、とてもいいものを見つけて「買いたいな」と思ったとします。
そのときはその物を買う予定ではなかったのですが、考えが浅い人は「ここで買っとかないと、次はなくなってるかも!」「コレを買ったら今月ピンチになるけど、ほかを削ればなんとかなる!」と勢いで購入してしまう人がほとんどです。
しかし、深い考えをする人は「ここでこれを買ってしまうと、今月の予算が…」「コレを買うためにはどうしたらいいのだろうか?」とじっくりと考えることができます。
その結果、衝動で買うのを控えて、その欲しい物を買うための計画を立て始めます。