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愛着を持って長くモノを使うことの8...(続き3)

買い替える必要がない

先ほども述べていますが、愛着を持ってモノを大切に使うことでモノは長続きします。

つまり、モノの寿命が長くなるのです。

たかがモノとお思いでしょうが、それでも寿命が長くなることは大切です。

これを人間と考えたとしましょう。

人は寿命を全うすると残された人がちゃんと葬式などを開きますが、葬式を開くとなると大変お金がかかります。

そうなのです。

例えモノであっても寿命を全うするとお金がかかってしまうのです。

なら、なるべく買い替えをすることを押さえたいですよね。

なら、壊れないものを買えばいいのではと言いますが、世の中に壊れないものなどございません。

モノである限り壊れてしまうのです。

つまり、モノの寿命も長い方がいいのです。

そのためにも、愛着を持ってしっかりモノを大切に使わないといけないのです。

そうすることであなたの家族の家計を助けることにもつながるのです。

家計をおさえるために節約と言いますが、一番はモノを大切に使うことなのではないでしょうか?

そう考えると愛着を持ってモノを大切に使った家計を助けたいですよね。

そう考えるとモノも家族の一員なのです。

どこかの家具屋が「家具も家族一員」と言って売り出していましたが、まさにその通りなのかもしれませんね。

2.自分のお気に入りができる


モノに対して愛着を持つとお気に入りになってしまうので、ものすごく大切に扱うようになるのです。

行き過ぎるとこれでないとダメというような感じにこだわりタイプになってしまう可能性があります。

よく、昔の逆マンガなどでは、修学旅行に行くのに、枕を持参する高校生などを描くマンガがありましたが、まさにあのような状態です。

この枕でないと寝ることができないのと言った感じになるので、つまり、愛着を持って接することでモノがお気に入りになってしまうので、自然と長く使うし、こだわりの物になってしまうのです。

よく、販売業務をしている人などはこのような人を見つけて、自社の製品をお気に入りにしていただき、周囲にこれがいいと言って顧客を増やすと言った手段を使っている人も結構多くいらっしゃいますよ。

昔みたいに、営業がこれいいですよ。

と言って販売する手法が今ではなかなか効果が発揮されないみたいです。

やっぱり口コミの方が相手には信頼度があるようです。

つまり、このようにお気にいりを持ってしまう人が現れることが日本の経済の活性化にもつながるのかもしれませんよ。

こだわりを持つと周囲を見れなくなってしまうと言いますが、そんなことはございません。

逆にアピールするために余計に周囲を見渡す可能性がありますよ。

なんでもいいと思わなくなる

お気に入りができてしまうと、モノに対してなんでもいいというわけにはいかなくなるのです。

もうそれでないとダメという感じになってしまうので、企業側としてこのような人間を囲い込みたいと思ってしまうのです。

例えば、ナイキのエアーマックス95を履いてその履き心地と周囲からの指摘で、エアーマックス95しか履きたくないと思う人は結構多くいらっしゃるみたいですよ。

このように、いつ、どこで、どのタイミングであなたが好きになるものができるのかわからないのです。

このようについとっさに好きになってものすごいヘビーユーザーになってしまうことがあるのです。

大手企業などはこのヘビーユーザーをいくつ獲得するかが勝負の決め手になると言われています。

要は誰でもいいと言う感じに販売していないので、しっかりモノを作っているのです。

ブランド物はそのような人を対象にしてしっかり作っているから長くもつモノが多いのです。

人間も同じような感じでモノを選ぶときになんでもいいと思うのは辞めにしましょう。