無人島に行くと言うと、皆さんはどんなイメージを持つのでしょうか?
無人というからには、誰も人間が住んでいない島のことですね。
生きるには厳しい条件なので、そのあたりの覚悟を決めていく必要があると思います。
それだけに、現在の生活に何か大きな不満や失望があって、その気持ちを払しょくしたいために行くという人もいるでしょう。
ただ単に、サバイバルな生活を体験してみたい。
そのための訓練や心構えを準備してきた人もいるはずです。
何かのドラマか映画で、サバイバルな生き方を見て感動し、自分もぜひチャレンジしたいと熱望していた人もいると思います。
人さまざまですが、無人島に行きたいという動機があるようです。
最近では、型にはまったアウトドアに飽きてしまって、もう少し真剣にチャレンジできる無人島ツアーなるものも増えてきたようです。
この無人島ツアーでは、本当に遭難して島に命からがら流れ着いたというような設定ではなくて、前もって無人島生活に必要な道具一式を持参して生活するという企画のようです。
南の方の島なら、白い砂浜と真っ青な海、それに海には綺麗な珊瑚と色とりどりの魚もたくさん泳いでいることと思います。
夜になると、満天の星空が綺麗に見えて、時には流れ星が白い尾を引いて流れるのも見えるでしょう。
聞いたところによると、月の光は想像以上に明るく照らし、満月の夜は昼間のように明るく見えるのだそうです。
満月の夜に浜辺で寝ていると、本当のところ月の光がまぶしくて眠れなかった人もいるようです。
このように、都会では体験できないことを現実に体験して、生きるということを考え直すきっかけにもなるようです。
無人島ツアーの場合には、女性や子供のためにロッジが用意されたり、最低テントも利用できるので安心です。
しかし、本当にひとりきりで無人島にしばらく住むと、月の光が弱い闇夜の島の雰囲気や、打ち寄せる波の音や風の音、さらには遠くで何かの生き物の鳴き声が聞こえたり、眼に見えない不安で心細くなるものです。
台風などの襲来で天気が急変したりすると、たちまち自分の身は自分で守るしかないのです。
無人島では、明日や明後日の天候も、生きるためには判断できなければならないのです。
このためには、入念な準備が必要ですね。
無人島には憧れますが、今すぐに独りでしばらく住めと言われたら、現実的な島の生活を考えるとしばらく回答する時間が欲しいと思います。
「無人島に1つだけ持って行くなら?」
日本国内の島を利用して、サバイバル研修として集団で1週間程度の無人島生活を経験させる教育法もあるようです。
この場合は、海で遭難して仲間と一緒に無人島にたどり着いたという設定で、その島から全員の力を合わせて無事に脱出を図る研修です。
この場合には、基本的には食料は自給自足で、寝袋とテントや釣り具、マッチ、ダッジオーブン、ナイフ、ノコギリ、ナタ、ロープは支給されるようです。
それ以外のものは何もありません。
生きていくためには、まずは食料の調達と寝るところは自分たちでまかなうのです。
これはある程度優遇されていますが、実際に何も用意されずに無人島に放り出されると、かなり苦労すると思います。
無人島の魅力は認めますが、実際には遠慮したいものです。
だけども、もし本当にあなたが無人島で暮らすことになって、何か一つだけ持って行って良いと言われたら、さあ何を持って行けば役に立つのでしょうか?
上で説明した様々な道具は、みんな必要不可欠なものと思いますが、その中で一つだけと言われると、経験が無い人にとっては、答えが出てきません。
それでも敢えて答えろと言われると、食べ物を獲ったり食べやすいように切ったりできるサバイバルナイフでしょうか?
まずは生でも食べることができれば命を繋ぐことができると思います。
あるあるな質問、貴方はなんと答える?
無人島でのサバイバル生活を考えると、答えはおのずと出てくるものです。
まずは生きていくために必要なことは、食料と水の調達、寝床の確保、その次が火を起こす方法を覚えることです。
食料としては、自然に成長している木の実や自然界のフルーツが見つかれば最高ですが、そんなに良い条件のところは少ないと思います。
もし見つけたとするなら、これらを取る時のサバイバルナイフは必需品ですね。