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道徳とは?道徳心のある人の12個の特徴(続き2)

困っている人がいればさっと手を差し伸べようとしますし、助けた相手に対して見返りを求めるようなこともしません。

困っている人を助けたという自分自身の行為に自己満足をしているため、相手に対して明確な見返りが欲しいという感情がないのが特徴的です。

職場で大量に仕事を抱えている人がいれば、自分がそれを手伝うことで何のメリットもなかったとしても、進んで手伝おうとしますし、悩んでいる人がいれば積極的に相談に乗ろうとするでしょう。

その一方で、もし自分が助けてもらうことがあれば、その恩を忘れることなく、必ず何かの形で相手に返そうとします。

与えられずとも与え、また与えられれば必ずその恩に報いようとする情の厚さから、周りの人たちからの人望も集まりやすいでしょう。

空気が読める

道徳心がある人は、常に正義感を持って行動していますが、さらに空気が読める人が多いです。

明らかに間違いを犯している人たちがいれば、それを恐れることなく糾弾する意志の強さを持っていますが、例えばそれが今この場でするべきではないと感じた時には、きちんとその場の空気を読んで黙っています。

そして悪いことを「悪い」と口にしてもいい状況になった時には、堂々と間違いを指摘することでしょう。

道徳心がある人は、その場の空気に関係なく自己主張をするというイメージがあるかもしれませんが、きちんと気遣いの気持ちも持っているため、その場の空気を読んで行動することが多いです。

ルールやマナーを守る

道徳心がある人は、常にルールやマナーを守ろうとします。

ルールもマナーも、社会の中では道徳的で正しいこととされているため、道徳心がある人がそれらを守ろうとするのは必然的と言えるでしょう。

歩きたばこをしない、道端にゴミを捨てないなど、当たり前ながらも守られないことも多い公共の場におけるルールやマナーもきちんと守り、例え自分の周りにいる人たちがルールを破っていたとしても、自分まで同じように破ろうとはしません。

また、道徳心のある人は、例え周りで誰も見ていない状況だったとしても、それでもルールやマナーを守ろうとするでしょう。

聞き上手

道徳心のある人は、聞き上手であることが多いです。

どんなにくだらない内容でも、人の話をきちんと丁寧に聞き、相手のペースに合わせて相槌を打つため、話しをする人にとってはとても話しやすく、また親しみやすいことが多いでしょう。

道徳心のある人は誠実さと優しさを持っているため、自分が話をするよりも、進んで相手の話を聞こうとします。

また、相手が少しでも悩んでいれば、親身になって相談に乗ろうとするため、最初から最後まできちんと相手の話を真剣に聞こうとするでしょう。

その親身な姿勢は相手に信頼感を与えますし、「この人ならばいつも自分の話をちゃんと聞いてくれる」と相手に安心感も与えます。

誰でも本音で話せる相手には心を許しますので、聞き上手な道徳心のある人は、それだけ周りの人たちから信頼され、頼られることもあるでしょう。

人が嫌がる仕事も進んでやる

道徳心のある人は、人が嫌がるような仕事でも進んでやろうとします。

本心では自分も「嫌だな」と思うことはあっても、誰かがそれをやらなければならないため、やる必要性をきちんと考えて行動に移します。

また、人の嫌がることを進んでやる時には、それによって周囲からの人望を集めようという意図を狙って行動しているわけではありません。

あくまでも「どうせやらなくてはならないのなら、自分が先にやってしまおう」という積極性から行動に移しているだけですので、それで周りに対するポイント稼ぎをしようと考えているわけではないことが多いです。

その証拠に、道徳心のある人は、周りに誰もいない状況だったとしても、自ら人が嫌がるような仕事に手をつけようとするでしょう。

皆が見ている前では進んで行動し、人目がなければやらないのであれば、それは単なる周囲へのアピールにしか過ぎませんが、道徳心がある人は人目のあるなしに関わらず、自分から嫌な仕事でも進んでやろうとするでしょう。

感謝されることが多い

道徳心のある人は、人のために進んで行動しようとします。

その行動の結果、周りの人たちから感謝されることも多いでしょう。

困っている人を見れば進んでその人の力になろうとしますし、助けようとする相手は限定されているわけではありません。

家族や友人といった身近な人はもちろん、道で見かけただけの関係の人でも、関係なしに親切心を働かせますので、不特定多数の人を助けて、結果的に感謝されることも多いです。

道徳心のある人の誰でも手助けしようとする行動は、人によっては「偽善」だの、「良く思われたくてやっているだけだ」だの、何かしらのやっかみや妬みを買ってしまうこともあるでしょう。

しかし、自分の行動を貫いていれば、それが裏表のない親切だと見ている人は気付くでしょう。

気軽に誰でも助けようとする分、自分自身が苦労してしまうこともありますが、人のためになることで感謝されることは大いにあるでしょう。

近寄りやすい

道徳心のある人は、基本的に誰に対しても笑顔で明るく接しています。

悪意や敵意といった感情を持つのは良くないと考えていますし、もし内心で不愉快に思うことがあったとしても、それをそのまま顔に出すこともあまりないので、誰でも気さくに近づきやすい雰囲気を持っています。