何をやるかはともかく、本気になると決めたら頑張り抜きたいところです。
とはいえ、「当初の意気込みとは何だったのか…」と自分でも思うくらい、段々やる気が失せてくることは少なくありません。
頑張るというのは、そう簡単なことではないので、続けるためにはコツをおさえておく必要があります。
自分の気合いが勝手に持続してくれるなどとは過信せず、自己コントロールできるようになりましょう。
「本気でやる!」と決めたあなた!
ダイエット、掃除、仕事、婚活、お金持ちになることなど、何かに対して「本気でやる!」と決めたことは素晴らしいです。
その本気、前も言っていなければ、の話ですが…。
よくあるのは「ダイエットするぞ!」の挫折体験。
ダイエット器具を買い込んで3日くらいは使ったのに、もう物置の奥にいるなんてこと、よく聞きますよね。
決意するまでは良くても、行動し続けるのは難しいのです。
なぜなら、モチベーションなんてすぐに下がってしまうから。
過去に何かしらで挫折してしまい、今になってみれば「もっとやれたんじゃなかろうか」と思うところがある人は、何故決意が持続しなかったのかを考えてみましょう。
「本気でやる!」と決めたなら!上手く進めるための7個のコツ
本気でやり続けるコツを知っていると、挫折しにくくなります。
やむおえない事情で諦めることはあるでしょうけど、少なくとも自分の意志で放り出すことはなくなるはずです。
取り組む事柄や個人の性格によって、何が効くかは異なりますが、汎用的なコツを7つご紹介します。
1.目的を持つ
まずは言葉の違いについて解説します。
「目的」は最終的に到達したいものであり、「目標」は目的に向かっていく中での当座の道しるべです。
大学受験でいえば「◯◯大学に入学するぞ!」が目的で「今日は英単語を30個覚えるぞ!」が目標といえます。
今ある知識だけでも入れる大学に進学するなら、新たに英単語を覚えるという目標は必要ありませんよね。
ダイエットでも「体重減らすぞ!」が目的ではなく、体重を減らしたことで何を得たいのか、が目的です。
仮に「この服を格好よく着こなしたい」が目的なのだとすれば、ただ体重を減らすことではなくて、体型を美しくすることであるとか、メイクの技術を向上することであるとか、他にも必要なことが見えてくるでしょう。
このように、目的が定まらないと目標を立てることはできません。
ゴールを決めておく
ゴールは何かを考えてみます。
これを見誤ると計画が総崩れするので気を付けましょう。
たとえば、「庭つきの一戸建てに住んで悠悠自適に過ごす」がゴールだったとします。
今すぐは現実的に無理なので、60代までに達成することにしました。
そこで出てくる目標は「20代のうちはスキルアップに時間をかける」「30代までに出世する」「40代で金を稼ぎきって家を購入」「50代で早期退職」などです。
とりあえず家は購入しておき、悠悠自適な生活のために早期退職という計画は、目的からの逆算で成り立ちます。
しかし、多くの人は目的を掲げないまま目標を設定しがちです。
「出世する」のがどうして必要なのか、自分自身で分かっていないと意味がありません。
さらに、目的が定まっていないと、ただの目標が目的にすり替わってきてしまいます。
いつのまにか出世することが目的になれば、延々と地位を追い求め続けるハメになり、定年退職後、手元に何が残るのかは謎です。
夢や目標があるほど効率よく進む
夢や目的は大きなもの、かつブレないものであるべきです。
ザックリ「大金持ちになるぞ!」とか「時間に縛られない暮らしを目指すぞ!」とかがおすすめ。
これを細分化してしまって「サッカー選手になるぞ!」「漫画家になるぞ!」など特定領域に絞り込むのはやめましょう。