CoCoSiA(ココシア)

「本気でやる!」と決めたなら!上手...(続き5)

巻き込む力が無いことを自覚する

目的を決め、目標に向かって突き進んでいくのは自由ですが、他者の協力を得なければならない場面で周囲が離れてしまうことは多々あります。

そういうとき、当人は頑張っているので「どうして協力してくれないの!」と非難したくなる気持ちが湧き上がるでしょう。

しかし、それはひとえに自らの力不足です。

自分がやりたいことに付きあわせるのではなく、相手が自発的にやりたいと思わせる努力が足りていません。

人を巻き込む力が無いことを自覚し、協力してくれる方法を考えることが大切です。

褒められることも何一つない

よく、頑張っているアピールをする人がいますが、なんでそんなことをする必要があるのでしょう。

褒められるとでも思っているのでしょうか。

人がやることは、全てやりたいからやっていることだと先述しました。

「そんなことない!親の期待に応えるために頑張っているんだ!」「子供のために頑張っているんだ!」という人もいるかもしれませんが、立ち止まりましょう。

親の期待に応えたいのは自分だし、子供を作ったのも自分です。

反論の余地はないかと思います。

やりたいことをやっているのに褒めてくれというのは妙な話です。

褒めて欲しいからやるのであれば本気とは呼べません。

既に自分の意志で掴んだものには誠意を持つ

ごく稀に、というか稀であってほしいのですが、「夢に向かって本気でやるぞ!」と決めて家族への相談も無しに仕事を辞め、我が子の人生を路頭に迷わせる奴がいます。

それはダメです。

イメージしやすいように極端な例を出しますが、自分の親が「最強のギャンブラーになる夢を追いかけたいから、仕事を辞める。

中学出たら就職してくれな」って言って来たとしたらどうでしょうか。

じゃあなんで子供作ったんだよって思いますよね。

結婚することも、子供を作るということも、今までの人生全てが自分の選択だったということを忘れてはいけません。

そして、子供だけに限らず、既に自分の意志で掴んだものがあり、それに他者の人生を巻き込んでいるなら、夢を追っている場合じゃないわけです。

というか、たぶんその夢はただの現実逃避です。

本当に大事なことを忘れてしまうような人は、何をしたって成功できるはずがないので、もう少し考えましょう。

それでも、どうしても夢を追いかけたい気持ちが勝ってしまったなら、言い訳せずに見事な土下座をして、誠心誠意、相手が納得する結論を見出してからにしてください。

それができなければ、気持ちが引っかかり続けて何事も失敗します。

もしも途中で心折れそうになったら…?

どんなにメンタルが強い自信がある人も、ときには心が折れそうになるかもしれません。

ストレス解消の方法を用いて対処するのも手ですが、その手段の中には抱えているものを手放して気楽になるというのも含まれるため、目的すらも手放してしまう可能性があります。

心身の健康を第一に考えれば、それはそれで構わないとしても、息抜きをしすぎることに懸念がある人は次の手段を講じてみましょう。

自分の輝いている未来を想像する

想像できないことを実行するのは不可能です。

逆に、想像が追い付かないところが不足していると理解できるため、今補うべきものが見えてきます。

これは学生時代に歴史の勉強をしていれば誰でも実感があるのではないでしょうか。

急に「終戦は○○年です」と言われたって「ちょっと前まで戦争してたのに!?なんで!?」と思うはず。

それで調べてみると、さまざまな登場人物が各地で活躍したことがわかって「なるほどね」と納得できるわけです。

これが大事なこと。

話を戻すと、輝いている未来に至るまでに必須の要素を具体的に想像し、計画することで自分を納得させることができます。

過程が不明瞭なために心が折れそうになっていることを自覚し、細かく目標を設定しましょう。