5.弱音を吐かない
全然ツラくないときに「あぁ~ツライわぁ~」と言ってみてください。
なんだかツラい気がしてきます。
これは音読による暗記と同じ効果があって、自分の口から出た音を自分の耳で聞くので、アウトプットとインプットの2度も同じ言葉を処理することになり、定着してしまうことになります。
弱音を吐くと、実際はそれほどではなくても、そういう気がしてくるので、せめて口には出さないようにしましょう。
イライラがつのって声を出したいときは「あぁ!!」など無意味な音にするべきです。
後ろ向きの姿勢は本気度を下げてしまう
形から入るというのは結構大切。
普段はめちゃくちゃだらしない人でも、スーツを着ると気がビシッとしたりしますよね。
やる気はまだ出ていなくても、姿勢を正して、口から出まかせでも構わないので「やれる気がしてきた」とでも言ってみましょう。
後ろ向きにあぁでもないこうでもないとやっているより、勝手にやる気が出てきます。
あとは、そのちょっぴり出たやる気に任せて着手さえすれば、少なくとも進行するので何もやらないよりマシです。
なるべくポジティブな発言をする
後ろ向きなことを言うと先ほど説明したように、自分の中で意識が強くなってしまいますから「めちゃくちゃ楽しい!」「幸せだ!」「かなりできたぞ!」といった明るい言葉を発しましょう。
もうこの際嘘でもいいです。
そんな気がしてくる言葉で自分を鼓舞することに意味があるので「いや…全然できてないし…」というのは考えないことが大切。
また、周りを巻き込まないと達成できないような仕事なのだとしたら、明るいことを言っていた方がいいです。
リスクヘッジの部分はいちいち口に出さなくても、やることをやっておくしかありません。
周囲があまりにも楽観視しすぎて準備不足というのでもない限りはモチベーションを高く維持することに努めましょう。
6.考える前に行動をする
何も考えずに手を出してみろ、という話ではありません。
それはただの無鉄砲である上に、非効率極まりないでしょう。
「考える前に行動する」ことを勧める理由は、やると決めた時点で考えは整っているはずだからです。
何かをやろうと思うとき、それを紐解いてみれば、何故やろうと思ったのかという動機が必ずあります。
そして何から始めるかというおおよその見込みも、意識しないまでも脳内で整理されています。
そこからさらに考えてから行動するというのは、時間がもったいないです。
決心に至った自分を信じて取り組み始めましょう。
行動をしないと先に進むことができない
計画を練りに練ってから行動する慎重さも否定はしませんが、計画段階というのは大体完璧に見えて、実際にやってみると抜け漏れがあるものです。
これは旅行の計画とも似ています。
移動時間まで含めた完璧なプランをつくっても、現地に行ってみると魅力的な観光地の案内をみつけたり、美味しい食べ物に出会ったり、なんだかんだしている内に計画が狂っていくことは少なくありません。
やると決めたことも、進めていく中で見えてくる手法が当初の計画よりも効率的であったり、思わぬ協力を得てスピードアップできることがあります。
行動しながら練り直すくらいの柔軟性を身に着けながら、できることから先に進めましょう。
7.行き詰ったら身体を動かそう!
ご褒美とは別に、たまには身体を動かしてリフレッシュすることも大切です。
頭をつかうことをしているときほど、肩や首筋が凝り固まってストレスを感じがち。
これを解消しないと、後々より辛い状態になるかもしれません。
運動して血行をよくすれば、いくらか改善することができますし、肉体的な疲労があることでぐっすり眠れるという嬉しさもあります。
心もスッキリしてまた新たに取り組むことができる
血流がよくなると脳が活性化され、思考力が高まるといわれています。
また、普段からそれほど運動していない人にとっては、いつもとは違う刺激を得ることにもなるので、気分転換にもってこいです。
座りっぱなしよりは体力もつくため、今後取り組むことに対するフットワークの軽さにも繋がってくるでしょう。
プロポーションが整うことで自信を得られる可能性もあります。
身体を動かすことでヒントも得る?
カナダのクイーンズ大学で、運動を10分間行ったグル―プと座ったままのグル―プに同じ心理テストを行いました。
その結果をもとに、運動をした方のグループでは物事に対する脅威を感じる度合が低く、運動にはストレスや不安感を取り除く効果がある、と結論づけています。
運動をしてストレスを発散し、不安を抱えにくい状態に持って行くことができれば、悲観的な状況に陥っても、その中から希望を見つけ出すことができるでしょう。
本気でやるために必要な覚悟
モチベーションの保ち方はコツをおさえるだけで持続しやすくなりますが、決意の段階でしておきたい覚悟があります。
下記で解説する覚悟の内、1つでも漏れていれば、それは決意したとは呼べないかもしれません。