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怒ることができない人の7個の特徴(続き2)

すると「この人は何を言っても怒らない」と判断されてしまい、軽々しくバカにされたり、その人個人の自尊心を周りから軽視されてしまったりすることもあります。

全てを抱え込もうとしがちな人は、自分に対してストイックで、プライドが高いことが多いです。

それが余計に素直に怒りの感情を表せないことにも繋がってしまっています。

平和主義

平和主義の人は、争い事を嫌います。

争い事というのは大抵意見のぶつかり合いや、価値観の相違から生まれますが、そこには怒りの感情が含まれることも多いです。

「何で自分の意見を受け入れてくれないのか」「どうして自分を分かってくれないのか」といった我の強さは、大抵怒りの感情を伴って相手にぶつけられますので、平和主義の人にとって怒りの感情というのは、自分の理想とする主義と相反するものに思えてしまうでしょう。

すると周りが争うことに対して否定的なのはもちろんですが、それ以上に自分から争い事を作るような真似は決してしようとはしません。

誰かと意見がぶつかりそうになれば、本心では納得していなくても一歩引いて、相手の意見に合わせようとします。

相手の意見に理解できなかったとしても、それでも「争いになるよりは良かった」と安堵するのでしょう。

感受性が強い

感受性が強い人は、良くも悪くも他人の感情に敏感で、影響を受けてしまいやすいです。

喜びや楽しさといった感情は素直に自分の中に受け入れて、自分も同じように喜んだり楽しんだりできるでしょう。

しかしそれが、怒りや悲しみといったネガティブな感情になると、途端に感受性の強さは厄介な存在になります。

誰かがしくしくと悲しみに暮れていたら、自分も相手の立場を想像して、同じように悲しんだり同情したりするでしょう。

また、人に対して怒りの感情を覚えることがあっても、「怒りの感情をぶつけられた側の人」の気持ちをつい考えてしまって、「自分なら怒られたら嫌だなぁ」と思った結果、相手の気持ちを考えることで自分の怒りの感情を抑えてしまうのです。

感受性の強い人は、無意識に自分と対峙する人の気持ちを考えてしまいます。

そして相手の立場や気持ちを考えてしまうことで、どうしても相手を考慮してしまい、自分の感情は抑えがちになってしまうことが多いのです。

人見知り

人見知りの人は、よく知らない相手を前にすると途端に緊張したり、萎縮したりしてしまいます。

誰でも初対面の相手に最初から心を開くことは難しいですが、人見知りの人は特に、よく知らない相手にいきなり自分の感情を素直に見せることができません。

「どうも・・」と軽い挨拶や社交辞令はできても、自分のプライベートを話そうとはしませんし、また自分の感情や本心を相手に見せることにも強い抵抗があります。

そのため、初対面の相手やよく知らない相手から仮に罵られたり、バカにされたりすることがあっても、怒りの感情以上に相手に対して心を閉ざしてしまうため、素直に怒りを表すことができません。

むしろ自分をバカにする相手に対して怒りを覚えるどころか、先に苦手意識を覚えてしまって、ろくに向き合って怒ろうとはしないでしょう。

怒ることができない人ってどんな人?


怒ることができない人とは、どんな人なのでしょうか?これまでご紹介してきたような、怒れない特徴を持った人も、怒ることができない人に含まれるでしょう。

しかし、怒れない人の特徴は、あくまでもその人の特徴の1つであって、性格ではありません。

人を怒れない人というのは、根本的な性格が怒ることに不向きであることが多いです。

例えば優しい性格の人は、怒りを覚えても怒られる相手の気持ちを考えてしまって、あまり怒ることができないでしょう。

また、自尊心が強い人は、怒ることで見っともない自分を曝け出すのが嫌で、怒りを覚えたときには他の形でそれを発散させることもあります。

怒ることができない人にもさまざまなタイプがありますが、一般的にはどのようなタイプの人が他人に対して怒れないのでしょうか?いくつかご紹介していきます。

気弱

気弱な性格の人は、怒りの感情を覚える機会が気の強い人よりも少ないです。

何故なら、一瞬怒りを覚えたとしても、すぐに相手の勢いに飲まれてしまって、怒りの感情がしぼんでしまうことが多いからです。

例え自分が正しくて、トラブルになっている相手の方が間違っていたとしても、相手が「何だとこのやろう!」と勢いよく怒りをぶつけてきたら、怒りよりも相手に対する恐怖心で気持ちが負けてしまって、怒れなくなってしまうのです。

するとどれだけ自分が正しくても、間違った相手に毎回負けてしまって、自分の立場や自信がどんどんなくなり、余計に気弱な性格になってしまうでしょう。

また、気弱な性格のために人との争い事を避け続けた結果、常に自分が相手に譲り、理不尽な怒りを我慢しなければならなくなってしまう人もいます。

皆から好かれたい

皆から好かれたいと思っている人は、怒りを感じてもそれを表に出すような真似はしません。

何故なら、人に怒ることで「自分が嫌われてしまうかもしれない」というリスクを背負うことになるからです。