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怒ることができない人の7個の特徴(続き5)

例えどれだけ子どもっぽい、大人げないと言われようと、自分が怒りを感じたときにはそれを言葉や態度で表すことによって、相手との関係を向上させたり、理解を深め合ったりすることができます。

また、「きちんと気持ちを伝えれば分かり合える」という自信が自分の中に生まれるため、気持ちの面でも前向きに成長していくことができるでしょう。

しかし一方で、怒りを感じても素直に怒れない人は、怒れないことで相手と意見をぶつけ合ったり、理解を深め合ったりすることができません。

いわば相手からの気持ちの一方通行になってしまい、自分が心を閉ざしてしまっているような状態です。

自ら心を閉ざしてしまっているような状態では、そこから精神的に成長していくことは望めないでしょう。

怒れない人の改善方法を教えます!

自分が怒れないことで悩んでいる人はたくさんいます。

怒ることにメリットがあるというよりは、怒れないことでこれ以上自分がストレスを溜め込んだり、損をしたりしないように、自分自身を守りたいという気持ちが強いのでしょう。

そんな「怒りたいけど怒れない」人のために、怒れないことへの改善方法をご紹介していきます。

ぜひ参考にして、今日からでも少しずつ行動に移していってください。

きっと自分の中に何かしらの変化が生まれることでしょう。

自分に自信を持つ

怒れない人の多くは、自分に自信がありません。

自信がないからこそ堂々と怒りの感情を露にして、自分の意見を相手に伝えることができないのです。

「自分は間違っていない」「自分はこんなに嫌な気持ちになっている」という強い意志を持つことができれば、きっとそれを言葉や態度で表すこともできるはずです。

自分に自信を持つためには、毎日1つずつ自分ができることから行動していきましょう。

具体的には、毎日小さなことでも良いので何か目標を持つことが大切です。

例えば「今日は早起きをして朝は余裕をもって準備する」「いつもよりも一本早い電車に乗る」「きちんと家事や自炊をする」この程度の目標でも十分です。

まずは無理なく、少し頑張ればできそうな目標から立てて、確実にそれを達成できるように行動しましょう。

毎日小さいけれども目標を確実に達成していけば、「これだけのことはできる」という自信に繋がります。

そして徐々に目標のレベルを引き上げていき、自分にできることを増やしていくことで、自分に自信を持てるようになるでしょう。

嫌われる勇気を持つ

怒りの感情を露にすれば、少なからずそれで人間関係でトラブルが起きたり、人から嫌われたりしてしまうこともあります。

しかし、「ここで怒ったら相手に嫌われるかも」ということをいちいち怖がっていたら、子どもにも怒れなくなってしまうでしょう。

時には自分が嫌われることに対しても、「構わない」と思えるような勇気を持つことが大切です。

自分の本心を偽って、プライドを傷つけてまで、相手に好かれなければならないことはありません。

自分のことをまずは一番大切にしましょう。

自分が大切だからこそ、自分の自尊心を守る必要があるときには遠慮なく怒らなければなりません。

「嫌われてもいいから自分を守ろう」と思うことができれば、きっと嫌われる勇気だって湧いてくるでしょう。

思ったことを口に出す

怒れない人の多くは、本心を内に隠してしまいがちです。

けれどもそれではストレスが溜まる一方ですので、思ったことを口に出すように習慣を作っていきましょう。

思ったことを口に出すというのは、場の空気を読まずにワガママに自分の言いたい放題に発言することではありません。

「これを言ったら余計だな」と思えることはそのまま口を噤んでいてもいいですが、「これを言わなければ自分のストレスが溜まってしまう」と思うようなことなら、思い切って口に出してみましょう。

バカにされて嫌な気持ちになったのなら、「あなたにこう言われて私はとても嫌な気持ちになった」と言葉にして相手に伝えなければなりません。

そうでなければ、相手はあなたが嫌な気持ちになったことにすら気付くことはできないのですから。

自分の心にもやもやを溜め込んでしまうくらいなら、思い切って思ったことを口に出していきましょう!

怒ることは悪いことではない!

怒ることに対してネガティブなイメージを抱く人ほど、他人に対して怒れないことが多いです。

「みっともないから」「相手に悪いから」「嫌われてしまうかもしれないから」そう思うことも決して悪いことではありませんが、だからといって怒ることも決して悪いことではないのです。