それを退屈な時間にせず、充実した時間として過ごせるように、暇になったらやるべきことや、やりたいことを常に考える習慣を身に付けています。
また、頭で「あれをしよう」と思い浮かべているだけでは、やることを忘れてしまったり、やる順番が非効率的になってしまったりするため、やるべきことややりたいことは、常にメモを残しておくといいと思います。。
メモに書いたことを終えて、横線を引いた時には、「1つ終わった!」と達成感を味わうこともできるでしょう。
暇があることをポジティブに考えられる
暇ができると無気力になってしまう人の多くは、「暇」に対して悪く考えてしまっています。
暇ができると、やることがなくなり、ぼんやりしたり、退屈さを感じたりします。
時間があるほど余計なことを考えてしまい、悩んだり落ち込んだりしてしまうこともあるでしょう。
また、手持ち無沙汰な時間を過ごしていると、貴重な一度きりの人生を、無駄に使ってしまっているような気持ちになってしまう、という人もいるかもしれません。
そうした考えを持っている人は、「暇」という言葉に対して何となくネガティブな印象を覚えてしまうのでしょう。
しかし暇を楽しめる人というのは、「暇」という言葉に対して常にポジティブに向き合っています。
暇とはすなわち自分の自由な時間があるということですので、何に縛られることもなく思いきり自分の時間を楽しむことができます。
趣味を楽しんだり、空いた時間を有効活用したりと、暇を利用することが自分にプラスになっていると感じる人は、暇があることを常にポジティブに考え、その暇を楽しむことができます。
お一人様を楽しめる
誰かと一緒に過ごしている時には、大抵暇になることはありません。
おしゃべりで時間を潰すだけでも退屈さを紛らわすことはできますし、誰からともなく余暇を有効活用しようと提案が出されることもよくあります。
そのため、暇ができてしまう時には、一人きりでいることが多いでしょう。
いわゆる「お一人様」を楽しめる人は、一人だけで時間が余ってしまった時にも、何かしら自分でやることを見つけることが上手です。
スケジュールの確認をし直したり、読書をしたり、携帯でネットサーフィンをしたりと、一人だけで時間を潰すことに抵抗がなく、また楽しめるという人は、一人きりで暇になってしまった時でも、ストレスに感じることなく暇を楽しめるでしょう。
充実度を他人と比べない
他人と自分の幸せを比較することの多い人は、同じように人生が充実しているかどうかでも、他人とつい比較してしまうことがあります。
「あの人の方が時間を上手に使えているな」や、「隣の人の方が充実して過ごしていそうだな」などと一々考えてしまうと、他人と比較することばかりに夢中になってしまい、自分が充実感を感じる心の余裕がなくなってしまいます。
また、他人と比較する人の多くは、それをネガティブに捉えてしまうことがあるため、他人と比較して自分の方が下だと落ち込んでしまう人は、ますます充実した楽しい時間を送ることができなくなってしまうでしょう。
一方で、暇を楽しめる人というのは、一々自分と他人の充実度を比較することはしません。
例え周りの人たちの中で、一番自分の余暇が少なかったとしても、その中で「自分がいかに楽しむか」ということだけに集中していますので、他人が充実しているかどうかなど、目に入ってこないでしょう。
だからこそ、余計なことを考えることもなく、自分の時間だけを楽しむことができています。
暇=退屈ではない!
暇を退屈だと捉えてしまう人は、暇な時間ができることをついネガティブに受け止めてしまいがちです。
「何もしない時間がもったいない」や、「何もすることがなくてだるいなあ」などと、暇に対して無気力さを感じてしまうと、ほんの少しずつでも、確実に自分で人生をつまらないものにしてしまうでしょう。
人生をできるだけ楽しく、充実して過ごしたいと思うのなら、まずは暇なことを退屈や、無駄な時間だと考えるのは改めましょう。
暇ができるということは、いわば自分にとってはやるべきことや、やりたいことができる貴重なチャンスを得たことも同じです。
暇になったら、まずは「やった、自由な時間ができたぞ!」とポジティブに暇を受け止め、さらにその時間をどのように有効活用できるかをきちんと考えて行動する習慣を身に付けましょう。
そうすれば、きっとこれまでよりも人生が充実したものになることでしょう。