例えば夜空を見上げて、自分が物語の主人公になったような気持ちで言葉を綴ったり、野花の咲く自然の景色の中で、自分が自然と一体化したような感覚に陥りながら、その時頭に思い浮かんだ言葉を口に出してみて、満足感を覚えたりしていたという人もいるでしょう。
スピリチュアルに憧れていたという人は、神社や心霊スポットなどに行くと、そこで何かを自分が感じたような気持ちになって、友達に「ここ・・何かいるよ。」と忠告してしまったことがあるかもしれません。
そうしたその場の雰囲気や匂いといったものも、当時はとても大切にしていたという人は少なくないでしょう。
5.度を越した派手過ぎるギャル
女性の多くは、早い内からオシャレに目覚めます。
幼少期に両親からあれこれと色んな服を着せられて、「可愛いかわいい」とちやほやされていた女性ほど、オシャレに関する感性が敏感になりやすいため、学生の内から髪型に力を入れたり、雑誌を読んで私服の着こなしにこだわったりすることがよくあります。
それ自体は女性としてとても良いことですし、オシャレを磨くことで自分自身を高めたり、自信をつけたりすることも出来ますので、プラスの効果が得られるでしょう。
しかし、オシャレの度合いが行き過ぎてしまうと、極端な髪型や服装になってしまうことがあります。
特に「まだそんなにバッチリオシャレをしなくてもいいんじゃないの?」と思われるような年代、つまり女子中高生の頃から派手なメイクや髪型をキメていると、その外見によっては無自覚で周囲を引かせてしまっていることもあります。
「可愛い」を通り越して、破廉恥になってしまっている短すぎるスカートやだらしない制服の着こなし、また私服でも奇抜すぎるファッションや悪目立ちする髪型など、一般的な「ギャル」ではなく、度を越した派手過ぎるギャルの青春を謳歌していたという女性は、大人になり、ファッションや価値観が落ち着いてから、当時の自分を振り返りその痛々しさに思わず顔を覆ってしまうことがあるでしょう。
考えられないほど盛っていた
オシャレをする上で、メイクや髪型を盛る女性は多いです。
学生のような若い年代の子から、ある程度落ち着いた年齢になっている女性まで、多少髪型やメイクを盛っても本人によく似合っていれば、自分の魅力を効果的に引き出せていると言えるでしょう。
しかし、度を越した盛り方をしていたり、あまり派手過ぎるメイクや髪型になっていたりすると、似合っているどころか周囲から見た時には、下品さを感じさせてしまうことがあります。
目がどこにあるのか分からないほどにバチバチのつけまつげをしていたり、年齢や外見に似合わないベッタリとした濃い口紅をつけていたり、「いったい身長何センチ伸びたの?」というほどに高く髪型を巻いたりと、およそ一般的ではないような、考えられないほどにメイクや髪型を盛っていたことがあるという女性は、そうした派手な過去を持つ自分自身を後から恥ずかしいと思うこともあるでしょう。
6.漫画の主人公みたいなことをする
漫画やアニメ、映画や絵本の物語などが好きだった人は、誰もが一度は通るといってもいいのがこの黒歴史でしょう。
直接何かをするわけではなくても、素敵な物語を読み終えた後は、自分がその物語の世界の主人公になった想像をして、空想の世界に浸ったという経験がある人はとても多いでしょう。
特に子どもの内や若い頃には、物語などの作品に対して一線を引いて客観的に眺めるよりも、その物語の世界の中に自分が入り込む人の方が多いため、感性が豊かな時だからこそ、そうした物語にのめり込んで、自分も作品内の登場人物の一人になり切ってしまうことがよくあります。
「自分も魔法が使えたらいいなぁ」や「世界中のネットワークをハッキング出来るような機械のスペシャリストになりたい!」など、人によってさまざまな空想や妄想に耽り、それを人前で語ったり、メモや小説、漫画などの形で残していた人は、大人になってから過去の空想に浸っていた自分を振り返り、顔から火が出るほどに恥ずかしくなってしまうこともあります。
セリフや行動を真似してみる
少年少女の頃に特に多いのが、好きな作品の主人公のセリフや行動を真似してみるといったものです。
例えば忍者ものの作品にはまった人は、物語の中で忍者が使っていた技を自分でも使えるようになりたくて、技の名前を叫びながらポーズを取ったり、気持ちを集中させて自分も技が出来るようになろうと練習したりすることがあるでしょう。
また、動物と会話が出来るキャラクターに憧れた人は、家のペットや近所の動物に近寄っては、何とか会話を試みようとしていたことでしょう。
さらに、自然を操る能力に憧れた人は、「風よ吹けー!」と叫んで、そのタイミングでたまたま風が吹いたら、「自分が風を吹かせたんだ!」と大喜びをして、自分にも特殊な能力があると思い込むこともあったでしょう。
そうした子どもの頃の行動は可愛らしいものですが、それを中学生、高校生になってからもやっていた人は、より妄想や発想にも磨きがかかります。
体にボールペンで悪魔の紋章を描いて「自分は魔族の末裔だ」と思い込んだり、友達に意味ありげに「知らない方がいいこともあるよ・・」と呟いて、自分をミステリアスな人間に見せようとしたりした経験があるという人もいるかもしれません。
そうした行動はすべて若さゆえのものですが、大人になるとそういった自分の過去が恥ずかしくてとても人には言えなかったり、思い出すだけで「何であんなことをしていたんだろう・・!」と身もだえしてしまったりするという人もいるでしょう。
7.キザな言葉を使っていた
若い頃にドラマや映画の影響で、人と話す時にわざとらしく気障な言葉を使っていたという人もいるでしょう。
女の子とデートをする時に、「君をもっと輝かせるために用意したよ。」とプレゼントを用意したり、夜景や花火を見て彼女が「綺麗だね」と話しかけてきたら、「君の方が綺麗だよ。」とキメ顔で返したりと、やたらと気障な台詞で自分を格好良く見せようとしていた男性も少なくはないでしょう。
特に女性経験がまだまだ未熟な内や、大人の男性に強い憧れを抱いていた場合には、カッコイイ大人の男性が言いそうなセリフを調べては、鏡の前で自分も自然とその台詞を言えるように何度も練習したという男性もいることでしょう。
一昔前では、「君の瞳に乾杯」や「君の方が綺麗だよ」などといったフレーズが流行していたため、当時若かった男性ではそれらの気障な言葉を積極的に使っていた人もいるでしょう。
最近ではテレビドラマや漫画による影響を受けて、漫画の主人公がヒロインを口説く時に用いる言葉を真似してみたり、好きなダークヒーローの台詞を真似たりする男性もいるため、時代によって真似される台詞は違えど、やはり若い内にそうした気障な言葉を使いたがる人は少なくないでしょう。
実際に自分が30代、40代になってくると、当時ではとても似つかわしくないような気障な言い回しをしていた自分を思い出して、恥ずかしいと後悔する人もいます。
かっこつけていた
女性を口説く時に気障な言葉を使っていたという人もいれば、やはり漫画やアニメの影響を受けて、かっこつけていたという人もいるでしょう。
孤独でクール系の主人公に憧れを抱いていたという人は、主人公と同じように振る舞おうとして、あえて周りに溶け込もうとせず、「自分は1人が好きなんだ」という雰囲気を醸し出していることがあります。
また、サイコパス的なキャラクターに憧れていた人は、むごい話や殺伐とした話題になると、「いいね、そういうのゾクゾクするよ。」とわざと自分がちょっと危ないやつだという自己主張をしたことがあるでしょう。
さらに無邪気系を装おうとしていた人は、わざとらしく「あははっ」と作った笑い声で過ごそうとするなど、人によってさまざまなかっこつけていた過去を持つことがあります。