あなたの部屋は綺麗ですか?清潔に、そして綺麗に部屋を保つことは精神衛生上良いことなんです。
ただ、仕事や勉強、家事に追われてなかなか部屋を片付ける暇がない…。
いつの間にか、部屋の中が散らかってしまっているという方も多いはず。
汚部屋になりやすい傾向としては、男性よりも女性の方が多く、実家暮らしよりも一人暮らしに多く見受けられるように思います。
物が多いというのも大いに関係していると思うのですが、とにかく物を捨てられないという人が、汚部屋になりやすいんですよね。
あなたは、物を捨てられますか?思い出の品をいつまでも取っておいていませんか?その思い出の品物は本当に必要なものですか?ゴミではありませんか?本当に必要で、大切な物と、そうでない物の区別を付けること、物を増やさない努力をすることも大切ですよね。
自分一人で部屋を片付けられなかったら、友人や家族、もしくは業者に手伝ってもらうのもアリですよね。
一体どんな汚部屋が存在するのか…あなたの部屋は汚部屋ではありませんか?
汚部屋ってどんな部屋?
汚部屋は、字から想像できるように汚い部屋のことを指します。
ただ汚いだけではなく、“片づけられなくて汚くなってしまった部屋”という方が適切かもしれませんね。
実際に汚部屋を見たことはありますか?私の周りには汚部屋と呼べる状態を維持している人はいないのですが、テレビなどで目にしたことがあります。
一時期テレビ番組で汚部屋に突入し、綺麗に改造してしまおうという企画をやっていたことがありました。
その際もやはり女性が多く、特に若い女性に多かったと記憶しています。
今は、“断捨離”という言葉をよく耳にしますよね。
私自身も部屋を放っておくと、どこまでも散らかすことができるタイプなので、定期的に断捨離を心がけるようにしています。
「私の部屋も汚部屋なのかもしれない。」「どんな部屋が汚部屋なの?」という方もいると思うので、実際の汚部屋はどんな状態になっているのかを見ていくとしましょう。
物やゴミが溢れている部屋
汚部屋=汚い。
というよりも、とにかく物が多いんです。
そして散らかったゴミが散乱している。
これは汚部屋に共通する事項と言って良いでしょう。
食べ終わった物の袋は捨てない。
ゴミをゴミ箱に入れない。
そもそもゴミ箱がない。
という仕組みが多いのでしょうね。
本人は、使う物とゴミとの区別は付いているのですが、他人からみると全てがゴミの山に見えてしまうんですよね(笑)。
ひとり暮らしだと誰からも注意されることがないので、余計に汚部屋化が進んでしまうのだと思うのですが、ゴミを放置しておくのは、やはり良いことではありませんよね。
ゴミは季節によって凄まじい臭いを放つこともあります。
そうなってくると隣人などに迷惑をかけることになってしまいますよね。
ゴミと共存することは、良い生活環境とは言えません。
とはいえ、汚部屋予備軍の方も多いと思います。
例えば、床ではなく、台所に限った話をすると、食べたものを一応流しには持ってくるのですが、鍋やフライパン、お皿、コップまで洗うことなく放って置いている状態。
もちろん生ごみを処理することなく、そのまま放置。
飲み終わったペットボトルやお酒の缶も放置…。
炊飯器の中にはいつのかわからないお米が…。
この状態になってしまうと、危険水域ですね。
疲れているときなどは、お皿やコップを放置しやすくもなると思いますが、炊飯器の中身をいつのかわからない状態で放置しているのはとても危険です。
汚部屋への入口が台所からだったという方も多いと思います。
足の踏み場も見つからない
物やゴミが床に散乱している状態だと、あっという間に足の踏み場がなくなりますよね。
片付けられない人に多いのが、物を床に置くということ。
テーブルや本棚などはただの置物と化し、床こそが物置になってしまっているのです。
そんな中でも、寝床だけは確保しているという人が多いんですよね。
もちろん布団やベッドは何年も日の目を見ていない状態です。
洗濯物もたたむことはせず、洗いあがったものをそのまま着るという。
そして、布団と同じように何年も日の目をみていない洋服たちも多いはず…。
汚部屋を育ててしまう方の多くが、部屋の中での自分の生活カテゴリーを1か所に決めてしまっているという傾向があります。
布団の上だったり、コタツの中だったり。
その場を中心として、そこから動かなくても手を伸ばした範囲内で全て事足りるような部屋を作っているのです。
また、“~しっぱなし。
”というのが非常に多いんです。
漫画を読みっぱなし、ご飯を食べっぱなし、服を脱ぎっぱなし。
動作を途中で諦めてしまうので、最後の片付けの段階に辿りつけていないんですよね。
これを見てドキッとした方もいるのでは?
虫などが出てくる場合も
虫…みなさん、虫は大丈夫なタイプですか?私は虫が大の苦手です。
虫が出たら捕まえるまで眠れなくなってしまうほど。
虫と一緒に暮らすなんて無理です(笑)。
汚部屋は、見た目にも汚いだけではなく、虫が湧くという可能性もあるのです。
人を呼べたものじゃないですよね。
先ほど台所の炊飯器の話をしましたが、炊飯器や鍋の中、冷蔵庫やシンクなどは放置しすぎると虫の住処になってしまいます。
台所に湧きやすいのはコバエですよね。
私も一度バーベキューをした後に、食べ終わった貝を放置してしまい、コバエが湧いて恐ろしい思いをしたことがあります。
また、敷きっぱなしの布団の下や、床にもいつの間にか虫が潜んでいる可能性がとっても高いのです。
汚部屋に成り果てている部屋は、空気の入れ替えも怠っている傾向にあるため、湿気がたまりやすく、虫にとって居心地がよい環境になってしまっている可能性があるのです。
部屋主は「汚い」自覚なし
虫が湧いてしまうことも非常に恐ろしいのですが、それ以上に恐ろしいのが、住んでいる人が、汚部屋だと自覚していないことです。
自覚があれば、ある程度の汚さに到達したら片付けようという気にもなるはずなのですが、汚部屋になってしまう人は自覚があまりない為、とことん汚さが進んで行ってしまうのです。
好きな人や、部屋にあげたい人ができたら意識が変わるのでしょうか。
それはあまり見込めないことが多いです。
というのも、自分の今の汚部屋の居心地の良さというのもありますし、何よりも片付け方がわからない・片付けてもまた元に戻ってしまうというところにも原因があるのかもしれません。
汚部屋が進行していくと、ゴミ屋敷へと進化を遂げてしまいます。
ゴミ屋敷は問題になりよくテレビでも取り上げられたりしていますよね。
ゴミ屋敷の場合はたいてい一軒家の場合が多く、家中に入りきらなくなった物が玄関や道に溢れ出すことで、周りに気付かれることが多いですよね。
人に注意されて初めて自覚が生まれることが多く、それまでは周りに迷惑をかけていることにも気づかないパターンが多いのです。
おすすめの汚部屋ブログ10選
汚部屋を所持している人がやっているブログがあるのをご存じですか?みなさん色んな気持ちを抱えながら、ブログをしています。
汚部屋に居続けたいと願う人は少なく、どうにか脱出したいという気持ちでブログをしている人が多いのです。
こうしたブログをしている人は、汚部屋だという自覚がある方々です。
何をきっかけとして汚部屋からの脱出を目論見たのか、実際に汚部屋から脱出することはできたのか。
ひとつのブログの中にある葛藤や、部屋で繰り広げられる物語を覗いてみましょう。
写真や、日々綴られる心の内から、リアルな状況を垣間見ることができるので、あなたの気持ちも、掃除や片付けに対して前向きになれることでしょう。
1、アラサー女子が汚部屋を脱出するまで
http://blog.livedoor.jp/obyjs/
こちらのブログは「アラサー・ややこのお掃除奮闘記」として電子書籍にもなっています。
このブログは主人公である、ややこさんが汚部屋から脱出するまでを記録しています。
ややこさんは、ブログを始めるときに、自分にルールを設けました。
そのルールとは、毎日何かしら更新すること・平日のおそうじは朝の1時間だけ(休日は別)・無理しない。
この3つです。
また、このブログをなぜはじめようと思ったのかということも記していて、いつも片付けようと思って何もできなかった、人の目に触れることで奮起するため、ということを理由としています。
まるで、ダイエットを決意した人の日記のようですよね。
写真を載せて、自分の部屋を晒すことで、自分のやる気を奮い立たせるという作戦は、凶とでるか吉とでるのか。
ややこさんは汚部屋からどう脱出したのかを、ぜひみてみて下さいね。
2、汚部屋お片付けブログ
http://oheya.onrainshop.com/
こちらは、“汚部屋のヌシ”さんが開設したブログです。
汚部屋のヌシさんは、自らを典型的な片付けられない女と自覚しています。
また、来客があると部屋を片付けられる!ということに気付いているため、ブログで人目に晒されていれば、部屋を片付けられることができるのではないかという動機を持ってブログをはじめています。
捨てる物の写真を撮ってブログに載せていたりと、自分以外の人にも、片付けをしていることを示し、ヌシさん自身も、見ているひとも励まされるようなブログを書いているのが特徴的です。
3、シンプル大作戦~汚部屋からの脱出~
http://uminoie.link/
こちらのブログを記しているのは、主婦であるumiさん。
umiさんの目標は、「生活を整えること」です。
umiさんは、節約やお金の管理にも興味をもっているため、汚部屋を片付けながら、家計の管理や返済に関してもブログに記しています。
結婚をして、子供をもうけたことで、意識改革が起き、「生活を整えたい」というところに落ち着いたそうです。
汚部屋を片付けていく過程だけではなく、生活自体をさらけだしているので、似た境遇の方は共感できる部分がたくさんあると思います。
特に主婦業をしているけれど、片付けることや家事全般が苦手という方。
毎日の暮らしの中でどうしても切り離すことができない家事に対して思うところがある方は、umiさんと一緒に頑張ってみよう!という気持ちになれると思います。
一人で悩まず、同じ境遇人のブログを見て共感することも、とても大切なことですよね。
4、汚部屋じゃなくてお部屋と呼びたいのッ!
http://obeyaoheya.xyz/
このブログのタイトルだけでも、汚部屋に対する思いが伝わってきますよね。
こちらのブログも主婦の方がやっているブログです。
汚部屋になるのはなぜだろう・お掃除記録・汚部屋掃除記録・体も掃除したい・雑記・汚部屋の主の日々の愚痴と、内容によってフォルダ分けしているので、とても見やすくなっています。
雑記などは、汚部屋とは関係ないことが綴られているのですが、それがまた箸休めになっていると言いますか、部屋の片づけのことを考えるのに疲れた時に読むと、「ああ、なんかわかるな~。」と共感できる内容が多く揃っています。
こちらのブログはひとつが短めで、淡々と書かれているので、長い文章を読んでも頭に入ってこない!という方に非常に向いていると思います。
5、ふつの生活を取り戻す記録
http://nico2note.com/
こちらは既婚のnicoさんが日々の生活の様子を綴っているブログです。
nicoさんの場合は、nicoさんのお母さんも、片付けや掃除が苦手という中で育ってきたこともあり、nicoさん自身も片付けを苦手としているようです。
その様子が写真からリアルに伝わってくるので、非常に親近感が湧きます。
nicoさんは、このブログとは違った形で、ダイエットの記録を公開しているそうです。
そのダイエット記録が結果を残せるものとなっていたこともあり、掃除に関しても人に公開すれば、成功するのではないか、というところに至り、掃除のブログもはじめました。
目標は「人を呼べる家」。
写真だけではなく、最近では動画にして、掃除前と掃除後の様子を載せているので、非常にわかりやすく、見やすいブログになっています。
「こんなに綺麗に片付くなら、私もやってみよう!」そう前向きに思わせてくれるブログです。
6、汚部屋片付け リバウンドしたくない!
http://kireinisitai.blog.fc2.com/
こちらのブログは汚部屋の片付けを中心に記したブログです。
汚部屋をどうすれば綺麗にできるのか、寄せられたアドバイスを実施してみたり、その効果を記してみたりと、かなり実践的なブログとなっています。
物が溢れやすい方の中には、ストック癖がある方も多いと思うのですが、こちらのブログの“かなさん”も、まとめ買いをすることが多く、ストックがたくさんあったという話をしています。
そこから意識を変えることで、行動が変わってきたという実体験を書いてくれているので、「私にもできそう!」と思わせてくれる部分があります。
写真はあまり載せていませんが、文章が軽快で読みやすいのが特徴的です。
7、汚部屋が20年間片付きません
http://katazuket.seesaa.net/index-2.html
ブログの題名がインパクト大!こちらのブログの主さんの目標は、いつの日か「インテリアブログ」に生まれ変わらせることです。
ブログのカテゴリー分けを、場所別にしてあるので、参考にしやすくなっています、また写真もたくさん載せているので、実際の文章と合わせてみると想像しやすく、わかりやすいブログとなっています。
“1日限定の美部屋が誕生です。
”というタイトルの記事は思わず、「おお!」と言いたくなる程すっきりとした部屋の様子が掲載されています。
8、捨てたら何か変わるかも
http://nanikakawaru.seesaa.net/
アラサー、貯金なし、汚部屋を脱出して自分を変えたい。
そんな思いを持った“towaru”さんという方が記しているブログです。
個人的には、境遇にかなり共感できてしまうのですが(笑)。
主婦であったり、子供がいたり、独身であったり、自分に似た境遇の人に共感しやすい部分がありますよね。
towaruさんは実際に捨てたもの、なぜ捨てるのかを記し、写真を載せているので、とてもわかりやすいブログになっています。
ついつい集めてしまう化粧品のサンプル…。
案外使わずに取っている方もいるかと思いますが、towaruさんは、思い切って捨てている様子も記しています。
思い切りの良さが気持ちよく、「私も今日片付けしてみよう!」と前向きに思えるブログとなっています。
芸能人にも居る汚部屋住人
芸能人の中にも汚部屋に住んでいる方が多いのはご存知ですか?芸能界という、生活リズムが不規則な業界では、片付ける時間をとることができないという理由もあるのかもしれませんね。
ただ同じ芸能界の中でも潔癖症で知られる方も多いですよね。
そんな方々は仕事が忙しくても、毎日のように掃除をし、常に部屋を綺麗な状態に保っていると言いますね。
となると、やはり性格の問題が大きいように思います。
一般の方も仕事が忙しい方はたくさんいますし、子育てをしながらという方も多いですもんね。
ただ、芸能界という自分を売り込む世界なので、顔を綺麗にメイクするように、部屋の中も綺麗に片付いているイメージを持つ方も多いと思います。
また、汚部屋に住んでいる芸能人として知られている方は、女性が多いんです。
一般の方のブログを見てもわかるように、男性より女性の方が汚部屋に悩んでいる傾向にあることがわかりますよね。
では、実際にどんな芸能人が汚部屋に住んでいるのかを見ていきましょう。
キンタロー。
キンタロー。
さんは、以前TV番組で自宅に男性芸能人が泊まりに行ったところを見たことがあるのですが、男性芸能人から終始部屋のことを言われていました。
部屋には物が溢れ、目に見えるところに服などが散乱していたのを覚えています。
また、洋服だけではなく、冷蔵庫の中にも期限切れのものがたくさんある始末。
キンタロー。
さんの場合は、何度かTV番組で汚部屋の様子を撮影され、その度に片付けて綺麗な部屋へと変身するのですが、何度も汚部屋に戻ってしまうようです…。
その様子を自身のブログにも載せているので、気になる方は見てみて下さいね。
現在は結婚され、一人暮らしではなくなったようですが、果たして綺麗な部屋になっているのでしょうか。
春香クリスティーン
綺麗なお顔の春香クリスティーンさん。
春香さんも何度かTVで部屋の状態を撮影されています。
その時の動画もyoutubeなどにあげられているので、見てみて下さい。
書類が散らばり、足の踏み場がないほど散らかっている部屋はまさに汚部屋そのもの。
また、床の上を掃除していく様子を捉えている動画には、虫が飛んでいる様子まで…。
どれくらいの期間掃除をしていなかったのだろうかと思ってしまうほどの汚部屋ぶりです。
このときのゴミの総数は50ℓのゴミ袋52袋分!「ひえ~!」と悲鳴をあげるか、「私もこうなりそう…。」と共感するかはあなたのお部屋次第です。
春香クリスティーンさんの場合は、掃除をしているときもいたって冷静で、汚部屋であることを恥じているわけでもなく、居心地が悪いと感じているわけでもなく、あまり気にしていないようなところが特徴的でした。
渡辺直美
日本のみならず、海外でも人気のある渡辺直美さん。
彼女もまた、汚部屋の住人なのです。
部屋だけではなく、お風呂に入らなかったり、歯磨きをしなかったりと、自分自身のことに関しても相当ゆるく面倒だと感じてしまうようですね。
また、数年前のSNSには、ベッドに荷物がギッシリと載った写真も公開しています。
「どこで寝るの!?」と思わず聞きたくなってしまう程、ベッドの姿が見えない状況…。
彼女は以前、TV番組で、“引っ越しの際に業者を呼んで片づけをしてもらい、費用が100万円かかった”というエピソードを披露しています。
渡辺直美さんの場合、片付けや掃除に対して“興味がない”そうなのです。
彼女のインスタグラムを見たことがある方ならわかると思うのですが、とても色鮮やかで、おしゃれな写真が多いんですよね。
私生活を晒していますが、そこからは汚部屋の存在は全く感じません。
彼女のインスタはとても人気が高く、フォロワー数が多いことでも有名です。
そんな彼女がインスタで汚部屋を公開し、綺麗な部屋になる様子を投稿していけば、同じ状況にある人から多くの反響がありそうなものです。
汚部屋を作り上げる原因
汚部屋を作ってしまう原因とは一体何なのでしょうか。
まずあげられるのが、渡辺直美さんのように、“興味がない”ということです。
掃除や、片付けに対して興味がないから、そのままにしがちというパターンですね。
そして、“物を捨てられない”ということも、汚部屋になる人に多い特徴です。
“捨てるのがもったいない”“いつか使うかもしれない”という気持ちが先走り、使うかわからないもの、他人から見たらゴミに見えてしまうものでも、取っておくことがあるようです。
その他にも原因はありそうです。
以下、詳しく見ていくとしましょう。
いつか使うかも?と思ってしまう
物を捨てられない人に多いのが、“いつか使うかもしれない”と思ってしまうこと。
実際に使うのなら話は別なのですが、汚部屋になってしまう人は、実際に使わずにゴミとなってしまうことが多いのです。
見方を変えれば、物を大切にしているということにもなるかもしれませんが、使わずに放置しているのであれば、結局はゴミとして扱っているのと同等になってしまいますよね。
小さい頃から、親に「物は大切に使いなさい」と言われて育った方も多いのでは?そういう人は、小さい頃に使っていたクレヨンや、自分が書いた絵なんかも取っていることが多いんですよね。
物を捨てることは悪いことと思い込んでいることも多く、荷物が増え続けてしまうパターンです。
時には割り切って物を捨てることも大事です。
ひとつ捨ててしまえば、気持ちが解放されて案外早く汚部屋を脱出できるかもしれません。
頭の中が整理されていない
綺麗な部屋に住んでいる人は、「今あなたが住んでいる部屋を紙に書いてください。」と言われても困ることなく、書き出せることでしょう。
新たに物を買い足すときも、自分が持っているものをある程度把握できているため、「あの場所にこれを置こう。」「あの服とこの服を合わせたら良いかも。」などと頭の中で想像することができます。
しかし、部屋が散らかった状態の人は、どこに何があるのかを把握できていないことが非常に多いのです。
頭の中で整理してみようとしても、どこに何があるのか、埋もれた書類の下に何があるのかは、把握できていないことが多いんですよね。
常に何か考えごとをしている人は、頭の中の容量がいっぱいですよね。
頭の中をすっきりさせることで、気持ちに余裕が生まれることは間違いありません。
頭の中が整理できていないと、ゆとりがなく、何もかも後回しにしがちなので、どんどんと汚部屋が進化していってしまいます。
汚部屋を脱出するためには、頭の中をすっきりさせてあげることも大事ですね。
物に優先順位を付けられない
大事なもの、必要なもの。
部屋にあるものに対して優先順位を付けていますか?「これは私の生活に絶対必要なもの!」という、一番大切なものはすぐに出てくるかもしれませんが、それ以降の順位付けというのがなかなか難しいのかもしれません。
そのため、必要なのか、捨てて良いのかも自分で判断することが困難になりがちなんですよね。
“最低限必要なもの”から順に紙に書きだしてみると、本当に必要なものと、そうでないものが明らかになるのではないでしょうか。
「部屋にあるのは全部必要なもの」ゴミ屋敷の住人が口にしているのをTVなどで聞いたことはありませんか?汚部屋を放置していると、いつの間にかゴミ屋敷に進化を遂げてしまいます。
そうなる前に、何が必要で、何が必要ではないのかをきっちり順位付けできるようになると良いですね。
優柔不断(捨てることを決められない)
汚部屋になりがちな方に多いのが、優柔不断な性格ということです。
“いるもの”“いらないもの”、の判断が自分で付けにくいため、物がどんどん増えてしまいます。
掃除のエキスパートの方は、判断が非常に早いんですよね。
パッとみて、いるのかいらないのか判断できるようになると、物が増えることを防げるはずです。
また、“誰かにとっては必要かもしれない”という思考もシャットダウンした方が良いかもしれません。
自分にとって必要なのか、そうではないのかを判断できるようになるのが、まずは第一歩となりますね。
汚いことに慣れてしまっている
慣れというのはコワイものです。
汚い部屋の状態に慣れてしまうと、“そのままでいいや”と思ってしまいがち。
そして綺麗だった頃の部屋の状態というのが思い出せないことが多いのです。
足の踏み場がなくなっても、自分だけの通り道は確保してあったり、埋もれた書類の中でも、どこに何があるのか把握できているという強者もいます。
そういう人こそ、汚い状態に慣れ親しんでしまっているため、“綺麗にしなければ”という気持ちが湧いてこなくなってしまうのです。
掃除をする、片づけをするということを後回しにしていくと、慣れがうまれてしまいます。
慣れてしまう前に手を打つのが、汚部屋とさようならをするキッカケになるのではないでしょうか。
綺麗な部屋の状態に慣れるように、意識改革をしてあげることが大切ですね。
今キレイでも急に荒れだしてしまうのが汚部屋の怖い所
汚部屋を脱出できた!と喜んでいる方も、油断は禁物です。
汚部屋はダイエットと非常に似ています。
油断をするとすぐ元に戻ってしまう、リバウンドしてしまうのです。
ダイエットが成功すると、始めのうちは体重の変化に気をつけたり、食べるものにも気をつけたりと、自分で管理をするようにすると思うのですが、何かをきっかけとして、ある日突然食欲がぶり返してきてしまうことがあります。
ダイエット中に食欲を抑えていた分、反動が凄まじいのです。
そこで自分を制御できればよいのですが、できないとあっという間にリバウンド…。
汚部屋も同じなのです。
一度書類を床に置いてしまったり、面倒くさい、後回し、ということを続けてしまうと、こちらもあっという間に汚部屋に元通り。
一度崩壊すると、元に戻るまでの期間が早いのが恐ろしいところなんですよね。
いかに綺麗な状態をキープできるか。
綺麗な状態にストレスを感じることなく生活ができるかがとても大事になってきます。
そのためにも、物を増やさないこと、ゴミを捨てることなど、自分の中で最低限のルールを設け、汚部屋に戻らないように工夫をしてみましょう。