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予感が当たる人の9個の特徴(続き2)

あるいは、誰よりも俯瞰的かつ総合的に物事を見る力に長けており、その視点からもたらされる結論が、極めて現実的ということもあります。

どのような特徴を持つ人がそれらに該当するのでしょうか。

1.感覚が鋭い

感覚が鋭い人というのは第六感うんぬんではなく、あらゆる物事に対してアンテナを張りつづけている状態を示しています。

つまり、ただそこに突っ立っているだけでも、凡人よりはるかに多くの情報を脳内でめまぐるしく処理しているということです。

五感を研ぎ澄ましている

五感とは視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚のことです。

この中でも、視覚と聴覚に関して、人間は無意識の内に“絞る”ことを行っています。

人間の視野角度は18歳から29歳で平均174.2度、30~39歳で拡大して175.4度、そこから狭くなっていきますが、80歳以上でも146.9度もあります。

しかし、多くの人はこの角度内の全てを明確に認識しているわけではありません。

物が飛んで来れば避けることはできても「では先ほど見ていた景色を正確に描き起こしてください」と言われれば再現できないでしょう。

ところが、あるアーティストはこれが可能で、一度見ただけの街の全景を明確に描き起こしました。

それも、建物の窓の数までぴったり同じように。

このアーティストはサヴァン症候群で、障害を抱えつつも特定分野に優れた能力を発揮するという特徴を持っていました。

つまり、人は視野角度内にある全てのものを“見てはいる”のです。

しかし、多くの人は注目したい物しか“認知”しません。

聴覚も同じように、本当は雑音も全て聞こえてはいるけれども、今目の前で話している人の声に絞って聞き取っています。

五感を研ぎ澄ませている人は、おそらく一般よりも認知しているものが多いのでしょう。

誰かにとっては「そんなものあの場所にあった?」「そんな音した?」というようなものも認知して記憶しているので、凡人には理解できない予測を立てることも可能かもしれません。

常に神経を尖らせていることも

感覚が鋭い人は、嫌でも多くの情報を認知しているので、その分脳の処理速度も尋常ならざる速度であると考えられます。

そのため、誰よりも物事のリスクに気づくのが速かったり、場の空気を明確に察することができてしまうので、しばしば神経質な人物であると思われることがあるでしょう。

彼らにとってみれば、周りの人のほうが「鈍感」であり「どうしてそんなこともわかってくれないのか」とモヤモヤしているかもしれません。

2.正夢を見ることが多い


夢というのは起きている時間で得た情報などを整理して記憶する際に見るとされており、新しい刺激が多い毎日を送っている人ほど展開の多い夢を見るそうです。

しかし、起きる頃には夢の大半は忘れてしまいます。

とはいえ、情報の整理と記憶を行っている最中に見るものである以上、意識していないけれども見たもの、聞こえた音などが飛び交っているはずです。

それらを統合して生み出される映像の中に、未来を予測できるようなものがあったとしても不思議ではありません。

それを起きたときにも覚えていて、その予測に極めて近しいことが現実で起これば「正夢」となるわけです。

デジャヴを感じることもある

既視感を得たとき「これは前世の記憶かも」と思うかもしれませんが、実は本当に見たことがある可能性が高いです。

たとえば初めて来る街の景色なのに「来たことがある」と感じるのは、もしかしたら数年前に読んだ新聞の端っこに、その街の写真があったのかもしれません。

でもその新聞のことは忘れているので「見たことがある」が「来たことがある」に変化して感じられます。

脳のバグを起こすほど疲れてはいないのにデジャヴを見ることが多いという人は、多くの人が思い出すこともできないくらいの情報量を、瞬時に引き出す能力に長けている可能性が高いです。

3.行動力がある

行動力がある人は意識しているか無意識なのかは別にしても、自分が期待していることに向かっていくことができます。

そして、積極的に物事に取り組んでいくので、誰よりも経験することが多くなっていくでしょう。

そうすると、得られる情報や知識も増していきますから、予測する材料が揃いやすい状況にあるといえます。

積極性がある人は予感をしやすい?

行動力、積極性がもたらすものは“予感”というよりは“予測”です。