子どもの心配をしないため、妻は夫に育児を頼ることも信頼することもできずに疲弊していきます。
家事について文句を言う
家事について文句を言う夫はワンオペ育児家庭にとてもありがちです。
家事に文句をいうのは、相手の労力や大変さを全く考えていないからであると言えます。
元から助け合う気持ちがないからこそ、人の粗を探したり、自分の気に入らない部分において文句を付けるのです。
家事について文句を言う夫は、妻の大変さを全く理解していない所か、はなから理解する気がないめ、まじめにやり合うと妻側が疲弊してしまうだけです。
中には「文句は言っても、自分では絶対しないから言うだけなら好きに言わせとく」なんていう妻もいる事でしょう。
思いやりや優しさがない
ワンオペ育児は、出張や単身赴任など物理的に育児に参加する時間を取れない人を覗くと、その殆どが思いやりや優しさを持たないことが原因で引き起こされてしまうのです。
家事や育児はその性質上、どうしても妻がメインで行う家庭が殆どでしょう。
しかし、そこに「家事も育児も引き受けると大変だろうし、自分も何かを率先してやろう」という気持ちが生まれればワンのぺ育児になる事はないのです。
思い遣りや優しさの有無は、案外見抜きにくいものです。
結婚するまでは優しい人だと思っていたのに、段々本性が見えてきて自己中心的になってきた、なんて方も少なくないのではないでしょうか?特に、男性は他人への共感力が弱いため、相手の苦労を推し量るということが苦手なのかもしれません。
自分に甘く妻に厳しい
自分に甘く、妻に厳しい夫も「家事や育児は妻としてできて当然だ」とワンオペ育児を引き起こしがちです。
妻を自分の所有物のように考えている人も多く、自分のやりたくない事は全て妻に押し付けてしまうのです。
その結果、外で働いてお金を稼ぐこと、子どもを育てること、家事をすること、全て妻が引き受けざるを得なくなります。
一方で、夫は自分に甘く胡坐をかいていたり、趣味に没頭しているというパターンも多くモラルハラスメントになっていく事も少なくありません。
約束をすぐに忘れる
約束をすぐに忘れる夫は、妻がいくら育児や家事の分担を話合った所で「忘れてた」と何も実行してはくれません。
これはワンオペ育児の中でも最も妻を精神的に苦しめるタイプです。
本人に悪気があろうとなかろうと、しっかりと話し合って「これから改善されるかもしれない」と抱いた淡い希望を毎回「忘れてた」という言葉だけで打ち砕かれてしまうのです。
案外、妻が愛想を尽かして離婚を切り出すのは、このタイプなのかもしれません。
1人では何もできない
1人では何もできない子どものような夫も妻の負担を増やして、ワンオペ育児を引き起こしてしまいます。
これは、夫自身が全く自立できておらず、子どもが生まれるまでは妻が献身的にサポートしていたというのも原因の一つです。
夫婦で子どもを望む事を決めたのなら、その前にお互いが自立していることも重要ですよね。
何も出来ないまま親になった夫の世話をしたくないなら、妻も子どもを設ける前に夫を教育する必要があるのかもしれません。
感謝の気持ちがない
普段の家事をはじめ、普段ワンオペ育児をしていることに全く感謝の気持ちを持たない夫も少なくありません。
元々「家事や育児は女がするものだ」という古典的な発想があるからこそ、普段の家事や育児を負担してくれている事に感謝できないのです。
このタイプに多いのが、便利なアイテムやサービスを使うと「そんなサボっていないで自分で頑張りなよ」と文明の利器を否定するのです。
感謝がないからこそ、その大変さが理解できずに、言ってしまうのでしょうが妻からすれば、これは離婚を決意する右ストレートであるといっても過言ではありません。
最初っから夫として選ぶのに人選ミスだったという事でしょう。
育児を学ぼうとしない
「自分にはできないから」といって育児を学ぼうとしない夫も結果的にワンオペ育児を引き起こしてしまいます。
特にこの手の夫は、女性なら母性本能で誰でも育児ができると思い込んでいる人が少なくありません。
実際は、女性も全て手探りで新しい知識を得たり、誰かに方法を教えてもらったりと試行錯誤で育児をしているものです。
その努力を全く理解せず「母性本能」という便利な言葉だけで済まそうとしているのです。
妻は子どもを生かし、一人前に育て上げるために、いつでも迷走しながら答えのない育児に奮闘しているのです。