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自分の欠けている部分を補う7個のコツ(続き2)

そして初対面の人に対しても、「自分は〇〇が苦手で・・」など、隠さずに自分の欠けている部分を口に出せるようになれば、上手にプライドを捨てることに成功したと言えるでしょう。

お手本を見つける


人によって得意・不得意があるように、自分の欠けている部分でも、他人にとっては足りていることがあります。

そこで、自分の欠けていると思う部分が足りている人を見つけて、その人をお手本にしましょう。

例えば人前で上手く話せない人は、自分とは正反対で上手に話している人をお手本にして、「どうすればあんな風に話せるのか」を研究してみましょう。

分からなければ直接本人に上手く話すコツを聞くのも良いでしょう。

ただし、元々の性格の差もありますので、できれば本質的な部分では似ているけれども、自分の欠けている部分が足りている人を見つけるようにしましょう。

本来は同じ引っ込み思案な性格をしているけれども、人前で話す時には自分とは違い、堂々と話せている人は、少なからず上手に話すための努力をしているはずです。

どんな努力をしているのか聞いたり、実際に話し方を見たりしてお手本にしていれば、自分でも欠けている部分を補えるようになるかもしれません。

最初は人の真似で良い

どんなに優れた芸術家や職人も、最初は人真似から始めるものです。

自分がお手本にしたい人物を見つけたら、その人物のやっている通りに真似をして、その内に自分流のやり方へと変わっていきます。

今では優れた漫画家も小説家も、最初は憧れる作家がいてこそ、自分でも同じように書きたい、描きたいと思い、真似をし始めるものです。

そのため、人の真似をすることは何も恥ずかしいことではありません。

最初は真似だと言われても、お手本の通りに真似をし続けましょう。

ずっとやり続けていれば、その内に自分なりのやり方が身につき、欠けている部分を補えるようになるでしょう。

親しい友人に率直にアドバイスをもらう

本心で話せる友人がいる人は、率直にアドバイスをもらうのも良いでしょう。

自分の欠けている部分に対しては、どうしても否定や嫌悪感の気持ちが混じってしまい、冷静にどうすれば補えるのかを考えられないこともあります。

そこで、親しい友人にどうすれば補えるかアドバイスをもらいましょう。

本音で話し合える仲だからこそ、例え辛辣な意見であっても素直にアドバイスとして受け入れることができます。

自分にはどんな部分が欠けていて、それを補うためにはどうすればいいのかを、包み隠さずにしっかりと打ち明けましょう。

親しい友人なら、きっと親身になってアドバイスをしてくれることでしょう。

次は失敗しないよう、メモをしておく


「自分のここが欠点だな」と自覚している部分については、次は同じ失敗をしないように、きちんとメモに残しておきましょう。

その際に、単に失敗した事実を書くだけではなく、どんな場面で、どんな原因によって失敗したのかをしっかりと反省して、具体的に書きつけておきます。

そうすることでメモを読み返した時に、自分が失敗した状況について詳細に思い出すことができます。

また、反省点を明確にしておくことで、次は失敗しないために自分がどうすればいいのかを考えて行動することができるようになります。

人間は学習する生き物ですので、学ぼうとする気持ちさえあれば、そう何度も同じ失敗を繰り返すことはありません。

何度やっても同じ失敗をしてしまう人は、失敗しないように気をつけていないか、気を付けているつもりでも、実際には注意できていないことが多いです。

また、せっかくメモに残したところで、それを読み返さなければ学習できませんので、失敗したメモは必ずきちんと読み返して、次に活かすようにしましょう。

書くことで記憶に残りやすくなる

失敗したことをメモとして書くことによって、記憶に残りやすくなります。

よく、「その場で集中して聞いたことは忘れてしまっても、メモに残したことだけは読み返す必要もなく覚えている」という話を聞きますが、これはその良い例でしょう。

自分の手を動かして書く作業は、それほど脳には記憶として残りやすいのです。

反対に、どれだけ頭では集中していたとしても、何の形にも残していないことに関しては、意外とすぐに忘れてしまうものです。

何も書かずに頭の中だけで失敗を反省しようとしても、次の時にはもう忘れてしまっていることも多いので、失敗した時には面倒臭がらずにきちんとメモに取る作業をしましょう。

常に新しいことを学ぶ姿勢を忘れない

後悔した時や失敗した時には、過去の出来事にいつまでも囚われてしまいがちです。

けれども、それらを次に活かそうと考えた時に、どうすれば活かせるのかという答えは、過去にはないことも多いです。