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モーレツ社員の5個の特徴。社畜とは...(続き2)

法律でそう決まっているのですから、いくらモーレツ社員が「働きたい!」と強く望んだところで、その望みを叶えさせてあげることはできません。

会社としても、モーレツ社員の存在は有難い反面、あまり無理をされては会社の経営に支障が出てしまう可能性があるため、判断に困ってしまうところがあるでしょう。

家族や友人からは賛成されない

モーレツ社員は会社にとっては歓迎される存在ですが、一方で家族や友人からはあまり賛成されません。

何せ家庭を犠牲にしてまで働きますので、家にいる時間が少なく、家事や子育てに参加することもほとんどありません。

また、友人が飲みや遊びに誘っても、休日にも仕事をしようとするため、まともに時間を合わせることもできなくなってしまいます。

働いてお金を稼ぐことは大切ですが、少なくとも現代では「家庭も顧みないなら何で家族を作ったのか」と責められてしまうことでしょう。

昔はともかく、今は男性も子育てに積極的に参加する時代です。

それなのに仕事ばかりでまったく家庭を顧みない人は、家庭での生活を円満に送るのは難しいでしょう。

社畜とは違う

モーレツ社員は、社畜とは違います。

同じくらいの時間を働いていたとしても、気持ちの持ちようはまったく正反対でしょう。

社畜が無理矢理に働かされているのに対して、モーレツ社員は自らバリバリと残業して働いています。

また、社畜と呼ばれる人たちは、働きに見合っただけの収入を得られていないことが多いですが、モーレツ世代では働きに見合っただけの収入を得られていました。

得るものが少ないのに無理矢理に働かされるのと、積極的に働いて働いた分だけ多くを得られるのとではまったく違います。

ここまで分かりやすくモチベーションが違いますので、社畜とモーレツ社員とを同列に考えるのはおかしな話ですよね。

もしモーレツ世代の人たちが、現代で働かされていたとしたら、同じく自分たちのことを社畜だと考えて、仕事に対するモチベーションもかなり下がっていることでしょう。

反対に、社畜の人がモーレツ世代に行ったなら、がらりと気持ちが明るくなって、前向きに働いているかもしれません。

それほど社畜とモーレツ社員とでは大きな違いがあるのです。

自らモーレツに仕事をしているから

モーレツ社員は、一生懸命に働けばその分だけ出世したり、稼げたりしていました。

そのため、社畜とは違い自らモーレツに仕事をしていた人がほとんどです。

現代の実力主義の社会とも異なり、能力で多少差はあれ、勤続年数で確実に昇進は出来ましたし、収入も増えていましたので、「とにかく一生懸命に長く働こう」と考える人が多かったです。

現代のように、自分に合う仕事を探して職を転々とする人は少数派でしたし、勤めては直ぐに辞めて、家に引きこもってしまうような人も現代に比べれば少なかったです。

まさに「働けばそれに見合っただけのものを得られる」という安心感の元に、バリバリと自ら働くモーレツ社員が多かったのです。

社畜の場合には、好き好んで残業続きの毎日を送っているわけではありません。

会社の方針で、仕方なく仕事を「させられている」のですから、モチベーションがだだ下がってしまっても仕方がないでしょう。

モーレツ社員の5個の特徴

モーレツ社員は現代でも会社に残っています。

また、モーレツ社員の多くが今では会社の重要なポストに就いていますので、その人たちと上手くやれなければ、自分の出世にも響いてしまうでしょう。

モーレツ社員と上手に付き合いながら自分が上を目指していくには、モーレツ社員の特徴を把握しておかなければなりません。

ここからは、モーレツ社員の特徴についていくつかご紹介していきます。

モーレツ社員の全員に必ず当てはまるとは限りませんが、モーレツ社員の世代に多い特徴をまとめました。

参考にして、自分の会社のモーレツ社員とも上手に付き合っていきましょう!

本当に仕事が大好き


モーレツ社員の中には、本当に心から仕事をするのが大好きという人もいます。

よく働く人のことをワーカホリックと言いますが、働くのが大好きなモーレツ社員の場合には、自ら進んでワーカホリックになっていることが多いです。

やらなければならない仕事があるからやるのではなく、やることがなくなったら自分で仕事を探してやろうとするタイプですので、常に自分で自分を忙しくしているのが好きです。

口では「あー忙しい」と言いながらも、その充実感を楽しんでいることも多いため、人から休養を勧められても、なかなか休みを取ろうとはしません。

また、自分で仕事を抱え込んでやろうとすることも多いため、人に仕事を押し付けるよりは、何でも自分でやろうとする傾向が強いです。