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コンシェルジュの意味とは?コンシェ...(続き2)

私たちが普通想像するアパートやマンションの管理人と言えば、同じ建物内に住んでいたり、個人で休日に建物の手入れをしていたりと、比較的身近な存在であることが多いです。

もしくは、仲介の管理会社に建物の管理を任せている管理人の場合には、住民が入居から退去まで、一度も管理人(大家)に会うことなく全て管理会社を通していることもあります。

どちらのケースでも、住民から管理人に対してあれこれと要望をすることはそう多くはありませんよね。

それどころか、自分が借りている物件を追い出されないように、管理人には気を遣うことの方が多いでしょう。

せいぜい建物の設備に不備があった時に管理人に連絡を取る程度でしょう。

しかし、コンシェルジュになると住民との距離は実際の管理人以上に近くなります。

また、住民から個人的な要望があることも多く、コンシェルジュはその1つひとつに対して丁寧に対応することが求められます。

マンションコンシェルジュであれ、ホテルコンシェルジュであれ、お客や住民のニーズに応えるのが具体的な仕事内容になってきます。

お客さんのあらゆるお世話係という広義に

コンシェルジュの仕事は、お客や住民のあらゆるお世話係です。

それもデパートや会社の入り口で、受付案内だけを行うような仕事ではありません。

ホテルコンシェルジュの場合には、お客のチケットの手配から旅行のプランニング、観光スポットの案内をするなど、客側の多くの要望に応えるのが仕事です。

毎日大勢のお客の世話をするわけですので、その忙しさはまさしく目が回るほどでしょう。

また、ホテルには外国人も多く訪れますので、英語を始めとして、さまざまな国の言語を流暢に操れるスキルが必要とされることも少なくはありません。

また、マンションコンシェルジュの場合には、マンションの全体的な管理から、住民の個人的なタクシーの手配、荷物の取次、各種案内など、マンションに常駐して住民の要望に細かく応えていくのが具体的な仕事内容です。

他にも駅や病院、レストランや百貨店など、さまざまな場所でコンシェルジュは活躍しています。

向き不向きの大きい仕事

コンシェルジュの仕事は、通常のサービス業よりも向き不向きの大きな仕事です。

何故なら、一般的な接客業よりも、お客とのコミュニケーションがより密接で、かつお客からの要望も多岐に渡るからです。

例えばコンビニの接客業であれば、商品の販売や納品、品出しなどが主な仕事であり、お客と関わるのはほんの短時間に過ぎません。

しかしコンシェルジュの仕事では、1人のお客と接する時間が長く濃密である上に、1人のお客からの要望も少なくはありません。

また、同時に何人ものお客の要望に応じなければならないため、同時にいくつものことが出来る人でなければ、パニックになってしまうでしょう。

それでも人の役に立つのが好きな人や、器用に立ち回りが出来る人などには向いている仕事と言えます。

「人と接するのはあまり・・」というタイプの人にはまず向かない仕事です。

反対に、どんどん人と関わりたいと思う人にとっては、天職と言えるかもしれませんね。

コンシェルジュに向いている人の10個の特徴


コンシェルジュの仕事は、誰にでもできるわけではありません。

必死で努力すればできるかもしれませんが、どうしても性格上不向きな人などは、仕事を続ける内に精神的に病んでしまうこともあります。

コンシェルジュとはそれだけ接客に対して気配りの求められる仕事ですので、それならばやはり気配り上手な人や、世話好きな人が仕事をした方が充実感や楽しさを感じられるでしょう。

とはいえ、コンシェルジュはただ世話好きならば出来る仕事というわけでもありません。

では一体どのような人ならばコンシェルジュに向いているのでしょうか?コンシェルジュに向いている人の特徴をご紹介していきます。

「ちょっとやってみたいかも・・」と考えている人は、自分がコンシェルジュに向いているかどうかを先に確認しておきましょう!

細かな気配りができる

細やかな気配りができる人はコンシェルジュの仕事に向いています。

常に周囲の様子を観察して現状を把握していますので、周りで何か変化があったときにはすぐにそれに対応することができます。

また、自分だけでなく周囲に対しても常に気を配って行動していますので、人を不快にさせたり、不安がらせたりすることはあまりないでしょう。

細やかな気配りができる人というのは、元々そうした性格をしていますので、周囲に気を配ったり、人に気を遣ったりすることをそこまで苦とは捉えていないことが多いです。

多少気疲れすることはあっても、少しすれば回復しますし、人から感謝の言葉をもらえれば疲れも吹き飛んでしまうようなタイプの人が多いので、一喜一憂していては中々やっていけないコンシェルジュの仕事でも十分に活躍することができるでしょう。

また、他人のスケジュールを組んだり、予定を管理したりするのもどちらかと言えば得意な方ですので、そうした一面からもコンシェルジュに向いていると言えるでしょう。

人の気持ちを理解できる繊細さが必要

コンシェルジュの仕事では、人の気持ちを理解できる繊細さが必要です。