モラハラ裁判についてそれとなく知らせる
さらには意図的に攻撃してくるタイプの人にとっては、このモラハラ裁判のことについて何かと知らせることは大変有益な方法です。
意図的にしているので、この攻撃がいかに不利かということが分かれば、おとなしくなるところがあるでしょう。
モラハラというのは一見わかりにくいところがあります。
そして分かりやすく暴力を振るうという行為ではないため、あまり問題視されにくいところがあります。
さらにはただ単にこういうことがあったと愚痴るだけでは、「もっと夫を立ててうまくやっていけばいいんじゃないの」というようなことを言われたりするなど、一見理解されないところがあります。
しかし最近はモラハラについても、大分認知されるようになりました。
例えばよく昔の男性が言っていた「誰のおかげで飯が食えてると思っているんだ!」という発言も、ある意味モラハラ発言として認知されるようになってきました。
そしてそのようなことについての証明もしやすい世の中になっています。
音声の録音というのも出来ますし、隠しカメラなどで撮影することも可能です。
LINEなどの文章を写メに撮ることによって証拠になるところがあります。
このようにいろいろと証拠を取る機器もありますので、泣き寝入りをする必要性もありません。
そしていろいろな事例を見ていると、そのモラハラ裁判について被害者の訴えを認められるというところがあります。
さらには意図的ではなくしているとしたら、このようなことは精神的なハラスメントになるんだよということから教えていく必要があります。
その上で、どのようなモラハラ裁判があったのかということをテレビで見た話題というような感じで、さりげなく教えていくことで、だんだんと分からせるということもできます。
他の人の裁判の顛末とその後の大変な人生を知らせる
多くの場合は、モラハラ裁判については被害者側の言い分が認められているケースが多いです。
だからこそある程度裁判の結末なども、被害者に有利な形になっていることが多いです。
離婚するにしてもしないにしても、大抵の場合は別居を求めているということがあり、必然的に経費は多くなります。
例えば住居においても2世帯分を用意する必要があるということを考えると、馬鹿になりません。
一緒に住んだ方が圧倒的に安いのは言うまでもありません。
さらには離婚をすると財産分与などもありますので、色々と折半をする必要があります。
そうするとせっかく貯めたお金も、少なくなってくるということを考えると、エネ夫にとってもどちらが得でどちらかが損ということをきちんと考えることができる人であれば、おとなしくした方が良いという結果に落ち着くと思います。
別居する
そしてもし、どうしても相性が合わない、どうしても一緒に暮らせないとしたら別居をするのも手です。
もちろん離婚するということも考えられますが、離婚をしなくても別居するという方法もあります。
別居する場合は、基本的に婚姻費用として生活費を負担してもらうということもできます。
ですので専業主婦の方であったり、パート主婦の方であったとしても、離婚ではなく別居を選ぶことによって、その生活費を夫に負担してもらうということも可能です。
しかし、気を付けるべき点としては、やはり支払い能力などによるところがありますので、必ずそのような婚姻費用が手に入るとは限りません。
色々なケースがあるので、そのことについては弁護士に相談してみましょう。
もし支払い能力がないエネ夫だということであれば、離婚をして母子家庭として色々と支援を受けながら生活した方が、結果的に生活が潤うという可能性も否定できません。
例えばですが一番生活費がかかるところは家賃であるというところがありますが、県営住宅などに入れることによって、その家賃を大きく抑えることができる可能性があります。
母子家庭だと有利に入居できるケースが多いです。
このようなことから、別居にこだわらずいっそのこと離婚してしまった方が良いというケースもあります。
ご自身の場合はどのケースが良いのかということを考えて結論を出しましょう。
エネ夫に苦しんでいるならすぐに対策を!
このような敵になるような行動をする夫というのは、妻を苦しめます。
非常に苦しい状態だとは思いますが、どのように戦っていくのかという方向性を決めていく必要はあります。
例えば離婚まで考えていないということであれば、折れない態度を取るなどで、なるべくエネ夫のエサとなりうる苦しむ姿を見せないようにしましょう。
そうすることによって、このような言い方は語弊があるかもしれませんが、いじめがいがないと思ってやめる可能性もあります。