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同居を解消したい時にやるべき6個の...(続き2)

また、「自分たちで新しい家を建てたい」というシンプルな理由を言ったとしても、義理の両親からすれば「お金がかかるんだから大変だ」と思われてしまいますし、なかなか納得はできないかもしれません。

義理の両親を納得させるには「それなら仕方がないね」と思わせる理由が必要なのです。

たとえば、旦那さんの仕事の都合で転勤しなくてはならないというものだったり、子供に通わせたい学校がここからでは遠いから…というものであったり、今の家からでは物理的に生活するのが大変だという理由を作るのが1番です。

ギクシャクさせないため

同居をしたことで苦手になってしまった義理の両親でも、なるべくならばギクシャクさせないよう気をつけて同居解消の計画を立てるようにしましょう。

同居解消をすることで、もしも義理の両親と喧嘩になってしまうと、そのあとの関係が気まずいものになってしまいます。

同居解消し、住む場所が離れたとしてもその義理の両親との親戚付き合いは一生続いていくのです。

配偶者のためにも義理の両親との仲は円満なまま、同居解消を目指しましょう。

自分達が出て行く

両親と同居を円満に解消するには、必ず自分達が出て行く方向で話を進めましょう。

もしも共同で建てた家だったとしても、自分たちの都合で同居を解消するわけですので、自分たちが出て行くという形にするほうが同居解消するために交渉しやすいはずです。

また、自分達が出て行くようにしたほうが、同居解消の承諾を得てから家を出て行くまでの期間をズルズルと伸ばさずに済みます。

仮に両親が出て行くようにしてしまうと、あまり同居解消に乗り気ではない場合、ズルズルと先延ばしにされてしまう可能性が十分にあり、のちに「やっぱり解消したくない」と駄々をこねるケースも多いため、自分たちが出て行くように段取りを進めたほうがスムーズに引っ越せるのです。

きちんと配偶者と相談をして、念入りに計画を立てて話し合いに進んでくださいね。

義理の両親を追い出してはいけない

始めに同居をしてしまうと、仮に新しい新築の家の住宅ローンを義理の両親と若夫婦で折半で支払うという約束をしてしまうこともあるでしょう。

その場合に、自分たちが出て行くと今まで払ってきた住宅ローンが無駄になってしまうので、費用の面でできれば義理の両親が出て行って別の家を買ってくれたほうが、金銭面で自分たちにメリットがあると思う人もいるかもしれませんね。

しかし、自分達の都合で同居解消をするわけなので、義理の両親を追い出すというのはなるべくならばしないほうが良いと思います。

その思惑はすぐに読まれてしまいますし、義理の両親にとって心象もよくないですし、最悪の場合は他の親戚たちからも嫌われてしまう原因になります。

あくまで自分達の都合で同居解消をするわけなので、自分たちが出て行くくらいの潔さは持ち合わせるようにしましょう。

今後の関係を円満にするためにも必要不可欠な選択です。

引っ越し費用は自分達で全て負担する


もしも住宅ローンの折半などをしていた場合にも、両親たちに費用の負担があってはなかなか同居解消に首を縦には振ってくれないはずです。

費用の面でも両親たちの納得のいくようにしましょう。

たとえば、引っ越しをするためにも費用がかかりますよね。

一軒家に住んでいた場合、自分たちの荷物だけでもなかなかの量になってしまいます。

それを次の家に移動させるには、引っ越し業者などにお願いする必要があるかもしれません。

そんな場合でも、きちんとその引っ越し費用から何もかもを自分たちでなんとかすると両親に伝えるようにしましょう。

引っ越し費用さえも自分たちで賄えないのに、同居解消してからの生活をやっていけるのかという心配をされてしまうと、同居解消がスムーズに進まなくなる可能性もあります。

自分たちで自立できる意思をしっかりと義理の両親に伝えることが大切なので、費用面のこともきちんと夫婦で話し合いましょうね。

家の距離をじっくり検討する

たとえば、同居を解消したいからと言ってどの程度離れた距離に引っ越しをするのか?も重要なポイントになってきます。

たとえば、若夫婦と同居をしていた両親はもしかすると自分たちが今後年老いてからの介護などの安心面も、同居のメリットとして考えていたかもしれません。

それが突然「同居解消」となってしまい、しかもその引っ越し先が市外だったり遠方になってしまった場合は、不安で仕方がなくなるでしょう。

ただ一緒に住んでいるという距離感が嫌なのか、それとも既に両親と近くに住むことすら嫌なのか、次の引っ越し先の距離を夫婦でじっくり検討してみましょう。

仲の良さによって距離感を決める

同居していたときも、両親とはそれなりにうまくやっていて、同居解消さえ出来れば近くには住んで、たまに顔を合わせるくらいはいいかな…と思っている若夫婦もいることでしょう。

そんな場合は、同じ市内など近くに引っ越しをすれば同居解消の話もすんなりと承諾してくれるかもしれません。

仲が悪くないのなら、同居解消後も子供の面倒を見てくれたり、一緒にたまには食事をしたりすると、円満な関係が保てることでしょう。

厄介なのは、同居していた両親と同居解消することで仲がこじれてしまった場合です。