昭和の少女漫画に出がちな「社長令嬢」。

宮殿みたいな家に住んでいて、学校や地域に顔が効いて、なんだかんだで権力を持つ家柄の女の子…みたいなイメージはないでしょうか。

結婚相手として考えるなら、ちょっと苦労するかも?という認識がある人もいるでしょう。

でも、よくよく考えてみると「社長令嬢」ってどんな生き物なのかピンときません。

今回は、よく聞くけど生態のわからない社長令嬢という属性について詳しく見て行きます。

社長令嬢は高嶺の花?

「社長令嬢」という単語としての認識が強いですが、「社長」の「令嬢」です。

令嬢というのは、他人の娘を敬った呼び方であって、部長令嬢でも佐藤さん令嬢でもいいわけです。

また、この社長というのも曖昧で、事業を会社化していれば社長なので、商店街のお店の人も社長だし、大工の棟梁が事業主なら社長ですし、会社が火の車の社長の娘でも社長令嬢です。

わかりやすい例が、サザエさんに出てくる花沢さんです。

「カツオくん」とよく言っている不動産をやっている家のあの子です。

花沢さんのお父さんは社長なので、社長令嬢ということになります。

つまり、字面だけを当てはめた場合は社長令嬢というだけでは高嶺の花かどうかはわかりません。

社長令嬢の定義

どんな会社の社長の娘でも社長令嬢は社長令嬢ですが、この定義だとこれから語る社長令嬢の幅が広くなりすぎてしまうので、本文における社長令嬢を定義しておきましょう。

単純にお金持ちというだけだと資産家令嬢となります。

この場合、会社化していなくても大地主として財を成す親の娘、大企業の役員クラスの娘、歴代医者の娘、政治家の娘も含まれます。

企業の社長の娘であるということを前提とし、その会社の規模を定義しましょう。

いわゆる大企業とした方が良さそうです。

大企業に明確な資本金の定義はなく、中小企業以上ということを示しています。

中小企業の定義が、製造業、建設業、運輸業なら資本金3億円以下、従業員300人以下であり、卸売業なら1億円以下、100人以下、小売業なら5,000万円以下、50人以下、サービス業なら5,000万円以下、100人以下です。

ちなみに、日本のトップ企業であるトヨタ自動車の資本金は2016年3月末で6,354億円、従業員は連結で364,445人(2017年3月末)です。

2016年の時価総額は22.8兆円なので大企業どころの騒ぎではありません。

さて、そこまでではなくても、本文では中小企業以上の企業の社長の娘を「社長令嬢」の定義の1つとします。

ただ、それだけではバックボーンが弱い成金社長の娘も含まなくてはいけなくなります。

親が一代でそこまで稼いだということ自体は素晴らしいのですが、そこに「令嬢」と呼ぶにふさわしい教育、躾があるかというとまた話が変わります。

「社長令嬢」のイメージ通り、その定義には、マナーを叩きこまれる教育を受けていること、小中高大とエスカレーターで進んでいること、両親ともに社交界で恥ずかしくない振る舞いができるといった、何世代にもわたる厳格な家庭で育っていることを定義として付与しようと思います。

社長令嬢と結婚したい男性の割合

社長の息子は9割がた結婚するようなのですが、令嬢となるとその割合は下がるといわれています。

世の中ヒモになりたいという男性は多いものの、社長令嬢と結婚したいかというと、そんな責任を負いたくないという人がほとんどのようです。

明確な統計データはありませんが、婿入り婚自体が日本では5%以下と言われており、さらにそこから社長令嬢のデータを取り出すとなればもっと割合は下がるでしょう。

令嬢以外に息子がいて会社を継いでいる場合はその限りではありません。

しかし、どちらにせよ、大地主などの資産家の娘と結婚したい人は多くても、社長令嬢となると割合は高くないといえます。

社長令嬢ってこんな人!特徴13個

では、いよいよ本題の、社長令嬢の生態ともいうべき特徴について見ていきましょう。

凡人とはかけ離れたものがあるので、ある種ファンタジーとして楽しめます。

それくらい追いつけない話が多いので、それでも「いける!」という自信がある人は結婚のことを想像してみても良さそうです。

1:上品


上品さがそこかしこに溢れ出ています。

立ち居振る舞いはもちろん、発声に至るまで幼少期から訓練が施され、持って生まれたもののように身についています。

付け焼刃感もなければいやらしさもありません。

育ちの良さが溢れでています。

いじわるなこともしません。

彼女たちには劣等感がないので、誰かを蔑んで安心する必要がないからです。

脳内がお花畑などというのとは全く違います。

彼女たちにとって、考えるべきことは他者の言動などではなく、一家の一員として恥じぬよう、自分自身を磨くことに注力されていると言った方が的確です。

そして、その努力が自分のためになることをよくわかっています。

言葉遣いや礼儀作法が身についてる

今時の社長令嬢が普段から「ごきげんよう」「ごめんはそばせ」なんて言っているわけではないのですが、TPOに合わせて言葉づかいも礼儀作法もバッチリ使いこなせるようになっています。

いわゆるお嬢様用語やお嬢様仕草ではなく、正しい日本語の使い方、マナーを知っているという状態です。

また、茶道や華道、テーブルマナーも習うので、その所作が自然と表れます。

食事の仕方は綺麗ですし、何かを持つ時も指先がきっちり揃うといったものです。

お辞儀の角度も心得ています。

このように、どこへ出しても恥ずかしくないように叩き込まれているので、マナーはどうだっけ、この敬語は正しかったっけ、といちいち確認せずに実行できるのです。

2:純粋で清楚


彼女たちを騙してやろうと思う人がいるとすれば、その人は詐欺師には全く向いていません。

成金お嬢ならわかりませんが、彼女たちのレベルになると、その存在を敵に回すことがいかに恐ろしいか想像に難くないからです。

最強の弁護士軍団に徹底的にとっちめられる末路が目に見えています。

彼女たちが悪意のある視線を浴びせかけられることは、ほとんどないでしょう。

変なライバル心を燃やして寄ってくる勘違い娘がいたとしても、圧倒的な立ち居振る舞いの差、言葉づかい、思慮深さを前にして勝てるなんて思っていたことが恥ずかしくなるはずです。

悪意を向けられない人は純粋さを失いづらいといえます。

一方で、社長令嬢ともなるとアホではいられません。

知能指数も持って生まれたレベルが高いでしょうし、勤勉であり、探究心もあります。

それらは勉学や芸事に向けられ、知識や技能を保持し、高め続けていく傾向にあります。

教養のある人間になるということですから、並大抵の人間では太刀打ちできません。

社長令嬢を純粋で清楚だというときには「純真無垢」「騙されやすい」などという言葉には置き換えられないことをよく覚えておきましょう。

誰よりも本を読み、師に教えを乞い、自分の力として身に着けている彼女たちの純粋さは、知りたいことへの率直さ、誰に会っても不快感を与えない清楚さとしては表れても、無知や奔放とはかけ離れています。

3:異性との交流が少ない

これは概ねその通りです。

なぜなら、女子校に通う率が高いからです。

女子校に通うのも女性らしい所作を身に着けることの一環であり、「さぁ男女平等社会ですよ!ここからは戦ですよ!」といった競争社会とは一線を画しています。

男性と会うにしても、遥かに年上な男性が多いので異性という認識ではないでしょう。

女子校でおじいさん先生の紳士ぶりに熱狂する女子が多いというエピソードもちらほら見かけます。

また、精神的に落ち着いている彼女たちにとって、同世代の男の子たちはそれほど魅力的に映らないのかもしれません。

恋愛慣れしていない

文学はたしなむので、恋愛に対する憧れや希望はありますが、どこか幻想的な世界の領域を出ず、現実のものとは少し違った感覚を持っている人が多いです。

どうしたって将来的にはお見合い結婚というものが待ち受けている人が多いというのも理由の1つです。

ある程度の年齢までは自由な恋愛感情を許可されるものの、それ以上になると親が勧める縁談というものが存在します。

ごく稀に、社会勉強のために外の世界へ飛び出した結果、フリーターと結婚して戻ってこなくなるというケースもあるようですが、ごく稀だからこそ話題になるといったレベルです。

親の意向というものもあるし、それに刃向う意味もとくに感じない生活であれば、それまでの間に汚されるような交際を経ることはありません。

その反動なのかはわかりませんが、海外含めて、お見合いがことごとく上手くいかず独身のまま40代を迎える社長令嬢も少なくないそうです。

4:たくさんの習い事をしてる

社長令嬢は塾には行きませんが家庭教師がつくことが多いです。

また、茶道、華道、語学(英語に限らない)、バレエ、ピアノ、バイオリン、乗馬、水泳、テニス、絵画、歌、マナー講座、場合によっては弓道や剣道などの武術を習うこともあります。

これは「全部できるようになりなさい」というより、どの才能があるのかわからない内は何でもやらせてあげようという親の意志が強いようです。

年齢が上がるにつれて物事の基礎が把握できたら得意なことを伸ばすように絞っていく傾向もみられます。

意志の強い令嬢においては大学で研究したいことを中高生のうちから取り組み始めるケースもあるようです。

5:持ち物がブランド品ばかり

というと、めちゃくちゃいやらしい感じがしますが、社長令嬢の場合は、ブランド物しか買わないというこだわりはなく、結果的にブランド物が多いというものです。

これ見よがしに、デカデカとしたシャネルのロゴマークを身に付けたりはしませんし、華美な宝飾品で着飾ったりはしません。

彼女たちには親や祖父母から教え込まれた審美眼というものがあり、ブランド物だからといって良い物だとは思っていません。

縫製の美しさ、生地の丈夫さ、なめらかさ、質の良さなどを見て選べばブランド物が多くなるのは当然のことです。

流行りものかつ仰々しいブランド物を見せつけているのは成金です。

成金ほど誰が見てもブランド物とわかるロゴマーク系を欲しがります。

残念ながらそんな成金の娘には金はありますが躾がありません。

買い与えるだけ与えて放ったらかしなことが多くなるので、いじわるで傲慢な女が出来上がります。

この記事で紹介している社長令嬢とは全く別の生き物です。

6:家庭が第一

父や母が何をしているかというのがよくわかっている人が多いです。

大企業の社長は左団扇ではやっていけませんから、仕事というのがいかに大変で、気を遣うことなのかをよく知っていますし、それを支える家族の大切さも子供の頃から教わっています。

また、そのような家庭は季節の行事や家族のお祝いも大切にし、人との結びつきの重要さを教えてくれます。

そんな家庭で育った社長令嬢が家族をないがしろにするはずもないのです。

また、家族の支えがあってこそ一家の大黒柱が頑張れるということでもあり、心が満たされている人間はここぞという時に発揮する力が大きいので業績も安定する傾向にあります。

そうすれば社員も安定して暮らせるようになるので、社長が長期休暇をとっても文句を言われません。

ますます家族と過ごす時間がとれるようになります。

家族旅行などの回数が多いのも財力のみならず、こういった理由がちゃんとあるといえます。

ちなみに、社員をコキつかいまくって荒稼ぎし、社長だけが良い思いをしている会社はすぐに没落します。

それでも会社がもっていたのは高度経済成長期かバブル期くらいまででしょう。

7:友達はお金持ちが多い

小中高大まで私立の学校にエスカレーターで進む人が多いので、お金持ちとの交流が多くなるのは自然なことです。

政治家、医者、教授、官僚、銀行、財閥などの令嬢たちも似たようなコースを進むので華やかな生活であることは間違いありません。

ただ校則は厳しいのでお金を使って豪遊するのとは大きく違い、見た目の華やかさに反して私生活は地味です。

名家になればなるほど、まだ何者でもない未成年がデカい面をしているのは「恥知らず」として滑稽に見られてしまうからです。

8:交友関係が幅広い

上記の通り、日本中の名家の出身者が集まるコースを歩いていくので将来に渡って関わりのある交友関係を構築しやすいです。

いらない人脈がないというのはかなりの強みです。

一般人は、将来付き合っても何の得にもならない人間とも上手いことやっていかなければなりませんが、エリートコースの彼女たちにとっては、いらない人脈の方が少ないといっていいでしょう。

だからこそ、切り捨てる人脈がないので幅も広くなるわけです。

9:美人or可愛い

これは遺伝子のいたずらなので何ともいえないところなのですが、歴代お金持ち、歴代社長の家だと男性優位の時代から美人を妻に迎えている可能性がとても高いです。

始まりこそブサイク同士だったかもしれませんが、歴史が長いほど美人が生まれやすい遺伝子を保有しているだろうという確率論はあります。

10:欲がほとんどない

欲というのは不足を知らぬものには存在しないようです。

たとえば、お金が欲しいと思うのもお金がないことの苦しさを知っているからだし、猛烈な食欲も空腹になるから感じるものです。

無欲というわけではなく、欲を感じるタイミングが無いといえます。

欲が無いことと、他人へ施すことはまた別の話です。

社長令嬢が全員博愛主義者で貧しい人に分け与える精神を持っていたとしたら、日本はとっくの昔に社会主義国になっているでしょうから、そんなことはありません。

欲を感じなくて良いほど恵まれた環境にいるというだけのことです。

これについては人間性として評価できる点とはいえないでしょう。

仮にこの社長令嬢が貧乏のどん底に急落したときにも欲を感じなければ、その人がそうだったというに留めます。

11:人のことはあまり気にならない

気にする必要がないので気にならないのも当然です。

自分で意識しているかどうかは別として、優位な立場にあることが多いでしょうから、他人がどうのこうの言ってきても相手をしなくたって生きていけます。

一般人はこういうわけにはいかないですよね。

どんなに無能だろうと上司が嫌味を言ってきたら多少なり媚びておかないと立場が悪くなると思う人も多いでしょうし、ご近所のママ友の愚痴だって露骨に無視できない人がほとんどです。

しかし、社長令嬢はそもそもそんなくだらない話を聞く必要がありません。

むしろ相手が勝手にへりくだってくるので、媚びてこられるだけです。

面倒臭いし、自分ではなくその上にいる親のことを見ているんだろうなという虚無感こそあるでしょうが、迷惑を被るほどのことではないので気にもしないはずです。

12:肝が据わっている

肝がすわるには自信がなければなりませんから、その点でいくと社長令嬢の肝が据わっている可能性は高いです。

嫌なことや思わぬことを取りあえずは受け入れられる度量というのは、大体のことを受け入れても大きなトラブルにならない人だけに備わっているものです。

わかりやすく言うと、貯金が5万円しかなくて来月の家賃すら払うのが難しい人が、いきなり友達から5万円持ち逃げされてしまった場合と、1,000万円ある人が50万円持ち逃げされてしまったのとでは、額だけで見ると前者の方が被害が軽いですが、追い詰められる度合は重いということです。

余裕がない人は肝を据えようにも据わりません。

この感覚は仕事でも味わうことができるでしょう。

大口取引先はスケジュールも見積もザックリめの話からスタートさせますが、下請け側ではギチギチに組むというようなものです。

持っている予算が違うので許容できるキャパが違うからです。

13:外見同様、性格もしっかりしている

人様に左右されずに生きてこれたという実感は人間のメンタルを強靭にします。

第一、社長令嬢は生きていく土台がしっかりしていますから、多少の冒険をしてもいきなり人生がお終いになることはありません。

貧乏人が「女優になる!」と言えば、よほど恵まれた容姿でも持っていなければ長い下積みがつきもので、ジリ貧を経験することになるでしょうが、社長令嬢なら、親の方針でそういう経験をすることになったとしても帰れる家が強いので精神的安心感が違います。

好きなことに取り組める土台があるので性格はしっかりします。

また、教育や躾のおかげでどこへ行っても活かせる知識や作法を知っているので、社会人になるにあたっても何も問題がありません。

社長令嬢と結婚したい!押さえておくべきポイント

さて、ここまで見て「大丈夫!感覚についていけそうだ!」と思うのであれば、社長令嬢との結婚を掴むためのポイントを押さえましょう。

ただ予めお伝えしておきますが、社長令嬢の結婚は見合いがほとんどです。

見合いで紹介してもらえるような人物になるには関係者の周辺で「ふさわしいな」と思える人物として認識される必要があります。

そればっかりは、人脈をどう広げるか、自分をどう成すかによるのでポイントも何もありません。

頑張りましょう。

コネクションを作れたことを前提としてポイントを紹介します。

1:結婚のルールが決められていることが多い

結婚相手に求められる条件や、結婚後のルールが決められていることが多くあります。

年収レベルの話ではなく、財閥などとの付き合いもあると出身大学は○○大でなければならないとか、学部まで決められていたりします。

それらの事情もあって見合い結婚が多いのです。

また、結婚にたどり着くまでも、成人女性に対するルールとは思えないほど厳しい門限や行っていい場所の制限、バイトやサークル活動の禁止などもあります。

結婚式自体も二人の意志よりお披露目の意識が強いので、大きな箱(ホテルの大広間など)を用意しなければなりませんし、宗派から段取り、衣装まで決まっていることが多いです。

結婚後も親と同居の前提、あるいは敷地内に住むことになったり、親が用意したマンションなどで暮らすケースが見られます。

結婚する社長令嬢が一人っ子で、その会社を継ぐのが代々血縁に限っているのであれば、現職を辞して未来の社長になるための訓練が始まることも少なくありません。

もちろん役職から給与まで親が決めます。

自由になるのは新婚旅行くらいかもしれません。

2:相手側の社長との関係性を築かないといけない

結婚に漕ぎ着けるためには、社長令嬢と仲良くなるだけでは上手くいきません。

完全に二人の世界といっていいほど恋におち、もうどうなっても構わないという覚悟があるなら駆け落ちも手ですが、逃げおおせるのは難しいでしょう。

そのため、親となる社長とも仲の良い関係性を築き、気に入ってもらう必要があります。

大事な娘と結婚する相手として「この男になら任せられる」と思われなければいけないのです。

しかし、大企業の社長ですから人を見る目はしっかりしているので、下手に媚びても見透かされてしまう恐れがあります。

本質からして社長のお眼鏡に適う人間にならなければならず、かなりの努力が必要です。

3:スペックを上げなければいけない

一般的にいうイケメン、スペックの高い人というのは社長クラスからすると「普通」だったりします。

大事な娘と結婚させるくらいですから、仕事がよく出来るのは当たり前で、言われたこと以上のことを率先してできるか、人格からして良いか、金遣いはどうか、物を見る目があるかなど、複数の能力が審査されます。

語学力や音楽、芸術、文学の話も一通りできるくらいの教養も必要です。

なぜかというと、社長令嬢と結婚することでその家族となるわけですから、社交界に出ていくこともあるからです。

社交界は教養のある人が多く、会話のレベルも高いため(しかも本人たちにとってはそれが普通のため)、そのレベルと不自由なく話せて理解できることは必須の条件といえるでしょう。

また、これらの知識や教養がないと、社長令嬢と仲良くなること自体が難しいです。

4:「家族」を大事にしなければならない

社長令嬢が家族を第一に考えている場合、旦那さんも彼女の家族を第一に考えなければなりません。

正月も自分の実家より彼女の実家優先で過ごす可能性が高く、義父や義母への誕生日プレゼントの用意なども重要です。

時には家族旅行として社長一家と出かけることもあるでしょう。

家族に生じたことは社長令嬢にとって切り離すことができない、自分の問題として対処にあたります。

そこで、結婚したのだからこちらの家庭を最重要課題にしてくれないかと申し伝えても意味をなしません。

一緒に考える度量が必要となります。

5:婿養子になることも

知らない人も多いようですが、婿入りと婿養子は違います。

婿入りは、嫁入りと変わらず、家長を妻として旦那が苗字を妻側に変えるのが一般的です。

一方、婿養子というのは、婿入りだけでなく妻の親と養子縁組をすることとなり、法律上、妻と旦那が兄弟になります。

血縁関係でない兄弟の結婚は認められているので近親婚禁止にはあたりません。

婿入りと婿養子の違いは法的な適用が大きく変わります。

たとえば、ただの婿入りであれば、遺言に無い限り義父や義母の死亡時に相続権はなく、配偶者と子供がいる場合はその子供までの相続権しかありません。

しかし、婿養子になると法的に妻と兄弟になるので相続権が発生します。

この制度は、会社を継がせたいという意図を持つ親が利用することが多いです。

責任だけ継がせて財産は分け与えないことは適当ではないという判断でしょう。

また、婿養子になっても自分の実家との縁が切れるわけではないので、自分の親の財産の相続権を失うことはありません。

一見すると良いことだらけに見えますが、色々と面倒なことが出てきます。

まず、離婚するのが大変です。

通常の離婚なら離婚届を出せば関係終了ですが、養子縁組をしているとその解消手続きもしなければなりません。

次に親の扶養義務の発生です。

「保護責任者遺棄」という言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。

児童へのネグレクトなど、この罪で逮捕される親がしばしばニュースになりますが、これは子供だけでなく高齢者や障害者、病人を保護する責任のある者がそれを放棄したときに問われる罪です。

保護責任者は高齢者の実子も該当するので婿入りすると親に介護が必要になったときお世話する義務が発生します。

これを放棄すると3(カ)月以上5年以下の懲役に処罰されるので注意が必要です。

また、自分の実家とのつながりが切れたわけではないので二重で扶養義務が発生します。

6:多少のわがままを受け入れる覚悟が必要

正確に言うと、社長令嬢のわがままを、わがままだと思っていたら上手くいきません。

彼女たちにとってそれは「わがまま」の範疇ではなく「日常」だからです。

とはいえ、韓国のナッツリターン騒動ほどのわがまま娘はまずいません。

そもそもナッツリターン騒動を起こしたあの娘は大韓航空の副社長だったわけですが、財閥系で、その歴史は1970年の韓国の高度成長の政府の後押しでのし上っただけで歴史は浅く、代々厳格な躾を受けてきた家系の人ではないので、あのイメージで考えなくて大丈夫です。

一般的な女性と結婚しても、バッグを買え、家を建てろ、もっと稼げ、お茶を入れろ、マッサージしろなどわがままな人はたくさんいますから、それほど身構えることではありません。

7:礼儀作法やマナーを学ばなければいけない

これはとっても重要です。

社長令嬢と結婚すれば、その家の人間関係の人と食事をしたりパーティに出席することもあります。

そこで食事の仕方、テーブルマナーの1つも知らないとなると一家の大恥です。

「不作法な方と結婚なさったのね」と思われては妻が可哀想です。

一通りのマナーはいちいち確認しなくても自然にできる訓練ができている必要があります。

結婚してから学ぶというより、出会いの時点で身に着けていないと恋に発展することすら難しいといえるでしょう。

「こんなガサツな人みたことないわ!でもなんでしょう、この胸の高鳴りは…」というのは漫画の読み過ぎ。

ガサツな時点で恋愛対象外です。

8:ある程度お金持ちにならないといけない

「僕無職なんですけど人間性がとっても良いので結婚してね」といって結婚してくれるはずもないですよね。

まず無職な時点で人間性が良いのかどうかすら疑いがあります。

ある程度お金持ちになるべき理由は身なりや食事などの節々に表れる余裕の違いです。

よれよれのTシャツに擦り切れたジーパンで社長令嬢に近づくことはできません。

それなりに良いスーツを着て、手入れのされた革靴や鞄、マナーに沿ったネクタイやチーフくらいは揃えておかないと話になりませんし、何より貧乏では紹介すらしてもらえないでしょう。

9:相手に働くことを求めないこと

最近は女性が社長を務めたり共働きをすることも増えてきましたが、社長令嬢はに頑張ってもらって完全なヒモになろうというのは、難しいと考えられます。

とくに婿養子として家に入った場合は継ぐのが旦那であると認識されているようなものなので、歴史をもつその会社を背負って立つくらいの気概が必要です。

働くというのは何も社会に出ることだけではなく、家事もそうです。

社長令嬢に、風呂掃除やトイレ掃除、節約料理や掃除機かけ、布団干しなど一般的な家事を依頼してもやった経験が少ない、または全くないはずです。

お手伝いさんを雇うくらいの余裕を求められるでしょう。

まとめ

出会うまですらめちゃくちゃ難しい社長令嬢ですが、本気で社長令嬢と結婚したいと思うなら、自分を高める努力をして、その家に入るにふさわしい人間になりましょう。

そして、もし出会えたとしても「社長令嬢と結婚するぞ!」ではなく、その相手の女性と真剣に向き合って「この人と結婚したい」と思えるかどうかが重要です。

単にお金持ちと結婚して人生一発大逆転したいだけならキャリアウーマンと結婚して主夫になるという手もあるので検討してみましょう。