昭和の少女漫画に出がちな「社長令嬢」。
宮殿みたいな家に住んでいて、学校や地域に顔が効いて、なんだかんだで権力を持つ家柄の女の子…みたいなイメージはないでしょうか。
結婚相手として考えるなら、ちょっと苦労するかも?という認識がある人もいるでしょう。
そこでこの記事では、「社長令嬢」の13個の特徴と結婚するなら押さえておきたい9個のポイントについてご紹介します。
社長令嬢との結婚に憧れている人は押さえておきましょう!
社長令嬢は高嶺の花?
「社長令嬢」という単語としての認識が強いですが、「社長」の「令嬢」です。
令嬢というのは、他人の娘を敬った呼び方であって、部長令嬢でも佐藤さん令嬢でもいいわけです。
また、この社長というのも曖昧で、事業を会社化していれば社長なので、商店街のお店の人も社長だし、大工の棟梁が事業主なら社長ですし、会社が火の車の社長の娘でも社長令嬢です。
わかりやすい例が、サザエさんに出てくる花沢さんです。
「カツオくん」とよく言っている不動産をやっている家のあの子です。
花沢さんのお父さんは社長なので、社長令嬢ということになります。
つまり、字面だけを当てはめた場合は社長令嬢というだけでは高嶺の花かどうかはわかりません。
社長令嬢の定義
どんな会社の社長の娘でも社長令嬢は社長令嬢ですが、この定義だとこれから語る社長令嬢の幅が広くなりすぎてしまうので、本文における社長令嬢を定義しておきましょう。
単純にお金持ちというだけだと資産家令嬢となります。
この場合、会社化していなくても大地主として財を成す親の娘、大企業の役員クラスの娘、歴代医者の娘、政治家の娘も含まれます。
企業の社長の娘であるということを前提とし、その会社の規模を定義しましょう。
いわゆる大企業とした方が良さそうです。
大企業に明確な資本金の定義はなく、中小企業以上ということを示しています。
中小企業の定義が、製造業、建設業、運輸業なら資本金3億円以下、従業員300人以下であり、卸売業なら1億円以下、100人以下、小売業なら5,000万円以下、50人以下、サービス業なら5,000万円以下、100人以下です。
ちなみに、日本のトップ企業であるトヨタ自動車の資本金は2016年3月末で6,354億円、従業員は連結で364,445人(2017年3月末)です。
2016年の時価総額は22.8兆円なので大企業どころの騒ぎではありません。
さて、そこまでではなくても、本文では中小企業以上の企業の社長の娘を「社長令嬢」の定義の1つとします。
ただ、それだけではバックボーンが弱い成金社長の娘も含まなくてはいけなくなります。
親が一代でそこまで稼いだということ自体は素晴らしいのですが、そこに「令嬢」と呼ぶにふさわしい教育、躾があるかというとまた話が変わります。
「社長令嬢」のイメージ通り、その定義には、マナーを叩きこまれる教育を受けていること、小中高大とエスカレーターで進んでいること、両親ともに社交界で恥ずかしくない振る舞いができるといった、何世代にもわたる厳格な家庭で育っていることを定義として付与しようと思います。
社長令嬢と結婚したい男性の割合
社長の息子は9割がた結婚するようなのですが、令嬢となるとその割合は下がるといわれています。
世の中ヒモになりたいという男性は多いものの、社長令嬢と結婚したいかというと、そんな責任を負いたくないという人がほとんどのようです。
明確な統計データはありませんが、婿入り婚自体が日本では5%以下と言われており、さらにそこから社長令嬢のデータを取り出すとなればもっと割合は下がるでしょう。
令嬢以外に息子がいて会社を継いでいる場合はその限りではありません。
しかし、どちらにせよ、大地主などの資産家の娘と結婚したい人は多くても、社長令嬢となると割合は高くないといえます。
社長令嬢の特徴13個
では、いよいよ本題の、社長令嬢の生態ともいうべき特徴について見ていきましょう。
凡人とはかけ離れたものがあるので、ある種ファンタジーとして楽しめます。
それくらい追いつけない話が多いので、それでも「いける!」という自信がある人は結婚のことを想像してみても良さそうです。
1:上品
上品さがそこかしこに溢れ出ています。