子供の性格は、その子によってそれぞれに違いがありますよね。
子育てをしていると、自分の子供の性格を生かして良い方向に伸ばしてあげたいという気持ちになるものです。
しかし子育てには正解がないために難しいものですので、どうしても迷ってしまうご両親が多いですよね。
今回は、そんな悩めるご両親のために、子供の性格を生かして伸ばしてあげるための方法とそのポイントについてをご紹介していきたいと思います。
子育ては自分1人で乗り切らず、他人の知恵も拝借して乗り切っていきましょう!
子供の性格を生かして伸ばす10個のポイント
子供の性格とは、両親の遺伝子を少なからず受けるものとされています。
それ以外では育った環境や育て方によって影響を受けていき、両親の遺伝子と合わさってその子供の性格が決まっていくようになっています。
自分の子供の性格の特性がわかってきたら、それぞれの子供にはその長所があるはずです。
親ならば我が子の性格をそのまま生かして成長させてあげたいという思いがありますよね。
親の感情と教育方針だけを子供に押し付けるのではなく、その子供の特性に合ったものを伸ばしてあげられたら子供にとっても幸せなことです。
こちらでは、そんな育児の仕方のポイントを詳しくご紹介していきたいと思います!
ポジティブ思考を身に付けさせる
ポジティブな思考の人というのは、「やればできるかもしれない」「きっと大丈夫」「少しうまくいったから明日もやってみよう」等、チャレンジ精神に満ちていて、毎日を楽しく過ごしている人が多いです。
それは子供でも同じことで、毎日楽しく笑顔で生活し、どんなことにも積極的に取り組める子供というのは、少なからず性格がとてもポジティブです。
ポジティブな思考を身につけさせることは、子供にとっていろいろな可能性を叶える自信を持たせることにも繋がるため、とても大切なことです。
なかには自分が他の子供よりも苦手なものが多い…と感じて、周りに対して劣等感を抱いてしまうような子もいることでしょう。
ネガティブな思考になってしまうと、頑張ることが恥ずかしいと思ってしまったり、どうせ出来ないからやめようとチャレンジ自体をやめてしまったりと、子供の可能性を潰してしまいます。
しかし、子供にはそれぞれの性格に個性があるため、1つのことが苦手だったとしても、必ず他の子供よりも優れていること、好きなことというのがあるはずなので、それを見つけてあげて親がたくさん褒めてあげるようにしましょう。
それを繰り返していくことで、子供もだんだんと自分に自信がつき、ポジティブな思考が身についていくようになると思います。
ダメなものも良くできる方法を考えさせる
ポジティブな思考を身につけさせて自分に自信を持って生きて欲しいと親が願っても、子供のタイプによっては苦手なものもあるかもしれませんね。
そんなときは子供と一緒に寄り添いながら、ダメなものも少しずつでもいいので良くできる方法を考えさせるようにすると良いでしょう。
「どうしてできないのかな?」とまずは考えてもらい、それを克服するまで親が一緒に励ましながら頑張らせると良いでしょう。
「できなかったことが出来た」という達成感を子供も感じることで、頑張ることの喜びを知り自分への自信に繋がっていくはずです。
自分に自信がつくことでポジティブな思考を身につけることができるので、苦手なものでもすぐに諦めさせないように頑張りましょう。
自分よりも人のためになることを考えさせる
親ならば我が子が1番可愛いものですし、他人よりも我が子が楽しく幸せならいいや…なんて思ってしまうこともあるかもしれません。
しかし、その感情をそのまま子供にも教育してしまうと、子供は自分のことだけを考え、他人に思いやりを持てない優しさの足りない子供に育ってしまう可能性もあるので気をつけましょう。
どんなときでも、自分よりも人のためになることを考えるように教育することで、自然と友達や他人への思いやりを持つことができる子へと成長します。
自己中な大人にならないために
社会に出てみると、いい大人の年齢なのに自分のことばかり考え「自分さえよければ良い」と思っているのが丸わかりな人もいますよね。
そんな自己中な人は、たとえば職場や学校の保護者の集まりなどで嫌われがちです。
子供がもしも自己中な性格になってしまったら、このように周りから嫌われて辛い思いをするのは本人ですよね。
自己中な大人にならないためにも、しっかりと人のことも考えられるように教育してあげるのも親の役目です。
性格は自分では変えられないものですが、教育である程度はコントロールすることもできます。
子供の個性を伸ばしながら、人にしても良いことの善悪の区別がつくようにだけはよく教えてあげると良いでしょう。
自分さえ良ければ、という考えにならないように
一体どんな子供の考え方が自己中な大人を作り出してしまうかというと、子供に「自分さえ良ければいいや」という考え方をさせてしまうことでしょう。