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子供の性格を生かして伸ばす10個の...(続き2)

子供にそんな考え方をさせないためには、日頃から自分のことよりも人のことを優先して考える力を身につけさせ、人に親切にできたときにたくさん褒めてあげることです。

自分のことだけではなく、人のことを考えて行動することが「良いこと」であると子供に認識させ、褒めてもらうためにそれを子供は繰り返し、自然とその考え方がそのまま性格へと移り変わっていく流れを作るのが良いでしょう。

人に親切にできたほうが子供自身もたくさんの人から愛される性格になるので、子供にとっても喜ばしいことでもあるのです。

たくさんの人から愛され、幸せな人生をおくれるよう子供のために今からきちんと教育してあげましょう。

得意なところをとことん褒めてあげる


子供にはそれぞれ個性があり、個々によって得意不得意があります。

もしも自分の子供に他の子と比べて少しでも得意なものがあったら、そこをとことん褒めてあげることで、その長所を生かすことができます。

しかし気をつけたいのは、得意なことと、子供が好きなことというのは別だということです。

いくら子供の出来が良くても、本人にあまりやる気がないものを強要するような褒め方はよくありません。

あくまで子供が喜んでいるものに対して褒めてあげるようにしましょう。

褒めて伸ばす

褒められるということは、大人でもされると嬉しいものですよね。

自分がされて嬉しい褒め方を子供にも同じくしてあげましょう。

子供の得意なもの、興味のあるものを見つけたらそこを褒めてあげることで、「次もまたやってみよう」と子供の自信に繋がります。

自分に自信を持つことで次も挑戦する意欲を持つことができるため、得意なものを伸ばすチャンスに繋がります。

褒めて伸ばす教育を繰り返していくことで、親子の関係も良好なものになっていくため、愛情いっぱい楽しく子供を成長させてあげることができるのです。

あまり他の子供と比較しない

「あの子はこうしているのに、どうしてあなたはできないの?」と、自分の子供と他の子供と比較してはいませんか?

子供をしつけするときに、確かに「出来る子」を見本にして教えるというのは簡単です。

つい子供に他の良く出来ている子供のやり方を真似してほしくて、親は比較しながら教育することもあるかもしれません。

ですが人と自分を比べられて嬉しいと思う人はいませんよね。

子供なら分からないと思っているならば大間違いです。

子供はちゃんと親の言うことを理解できているため、他の子供と自分を比較されたら「私はダメな子なんだ…」と自分に自信を失ってしまう可能性もあります。

どんなときでも、自分の子供と他の子供を比較してしまうことだけはやめてあげましょう。

個性を大事にするという気持ちを持たせるため

親であるあなたは、自分の子供の個性をどれくらいよく見て理解できていますか?

個性はそれぞれに違うことから、他の子供とまったく同じではなくても、その子にはその子なりの長所が必ずあるはずです。

その子供の個性を親が大事にしてあげることで、「自分が親に認められた」という子供にとっての自信にも繋がります。

「自分は他の子と比べてダメな子かもしれない」と、ときに子供がネガティブな感情になったとしても、「あなたにはあなたの良いところがあるよ」と、子供に自分の個性を大事にするよう伝えてあげましょう。

それぞれに良いところがあり、それぞれにいくらでも可能性があるということを子供に教えてあげることで、自分を大事にしようと子供も思えるはずです。

そして、どんなときでも親であるあなただけは他人と自分の子供を比較せずに、子供の良いところを探してあげるようにしてくださいね。

何でもやってあげようとせず、自分の頭で考えさせる


子供が自分で何かをしようとしているときに、大人のように初めからうまく出来ないことというものがあると思います。

うまく出来ないことの場合の多くには、それに対する幾分の時間がかかります。

そのため、忙しい日常を過ごしている親はそれを疎ましく思ってしまい、つい時間がないからと親が一緒に手伝ってしまうこともあるでしょう。

また、親が子供の可能性を潰しているケースで多いのが、「まだどうせうちの子供には出来ないだろう」と勝手に親が決めつけて、子供の何もかもをやってあげてしまうことです。

すると、もしかしたら時間をかければできるかもしれないのに、その子供にとってせっかくの成長できるチャンスを親が減らしてしまうのです。

まずは、なんでも子供のことをやってあげようとせず、子供に自分の頭で考えさせ、「どうやったらできるかな?」と挑戦させることがその子の可能性を伸ばすことに繋がるのです。

そして子供が自分でやってみて出来たときには大げさなくらい褒めてあげましょう。

そうすることで「次もやってみよう」と、どんどん自分にできることが増えていくはずです。