たくさん褒めて適度に叱る
子供は褒められることで自分に自信を持ち、次の成長に繋がります。
そのため、親が子供をたくさん褒めるということは大切なことです。
しかし、「褒めることが大切」だと思いすぎてそれが子供の甘やかしに繋がらないよう気をつけるようにしましょう。
もちろんたくさん褒めることは必要ですが、ときに適度に叱ることも大切です。
親が子供を叱ってあげないと、善悪の区別がつかない子供になってしまうので、それはとても危険なことです。
他人には優しくして決して傷つけないこと、嘘をつくのはいけないことなど、特に対人関係に影響の出そうな事柄のときは、きちんと叱ってあげましょう。
叱ることが決して悪いことではないので、たくさん褒めて適度に叱るというバランスを保つと良いかもしれませんね。
その子が持つ性格という個性を花咲かせるのが親の役目
人間にはそれぞれに性格という個性があります。
自分の子供の性格を1番よくわかっているのは、育てている親だと思うので、子供が持つ性格という個性の花を咲かせるのは親の役目でもあります。
最近は共働き家庭も増えてきて、親子の会話が減ってしまっているケースも多いようですが、親子できちんと毎日会話はできていますでしょうか?
まずは、自分の子供たちのそれぞれの性格をしっかりと見てみてください。
兄弟姉妹でそれぞれに良いところ、悪いところがあるかと思いますが、それぞれの性格がまったく違っているのは当たり前で、それを同じように揃える必要はまったくありません。
たまに「お兄ちゃんを見習いなさい」と兄の良いところを下の子に強要してしまう親もいますが、それもやめましょう。
強要して変えるのではなく、その子が持つ性格をそのまま生かしてあげて、良い方向に導いてあげるのが親の役目なのです。
それぞれの違う長所を生かしてあげることで、それぞれに違った未来が生まれます。
結果的にどれが正解だったかというのは誰にも分からないことなので、それぞれの可能性を信じて後押ししてあげましょう。
性格を世のため人のために活かす方法を考えよう
人は生まれながらに、1人では生きていけません。
学校や仕事など、人は生涯で人と関わって生きていくのです。
それが逃れられない定めならば、どうせなら誰にでも好かれる人のほうが幸せですよね。
子供の性格にはそれぞれに個性があるので、その性格をどうしたら人に快く受け入れてもらえるか?を考えてみましょう。
性格を世のため、人のために活かすことができれば、その人はどんな場所に行っても気に入られ、人から好かれることで人から優しくしてもらえます。
どうせなら我が子をみんなから愛される子へと導いてあげましょう。
まとめ
親である自分だって他人と性格が違うように、子供の性格もそれぞれに個性があります。
親の気持ちとして、出来れば「こういう子に育ってほしい」という願望があったりするかもしれませんが、それは親が考え決めていることであり、子供にとっての本望ではありません。
子供には生まれながらに性格があり、それぞれに好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なことがありますので、それを無理に強要してしまうのは親のエゴとなってしまいます。
まずは親がそれぞれの子供の性格や特性をしっかりと見つけてあげて、それをそのまま生かしてあげましょう。
その子供が関心のあることならば、喜んで努力を惜しまないでしょう。
親は縁の下の力持ちとして、たくさんの愛情を子供に注ぎながら全力でサポートしてあげることで、子供自身が勝手に成長していくでしょう。
限りある子供の可能性を信じて、これからも愛情いっぱい育てていきましょうね。