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善い行いの4個の具体例。善い行いを...(続き7)

他の人のことは、“二の次”になっています。

自己中心的な人は、他の人の為に、善い行いをすることはありません。

一方、自分のことと共に、他の人の存在にも心配りのできる人は、自己中心的な考えを持つことはありません。

ですから、自己満足だけのための“欲”を求めることはありません。

自分のことを最優先に考える、我欲はもっていません。

欲が無いため、他の人のために役立つことを考えるようになります。

ですから、他の人のための善い行いを自然な振る舞いとして出来るのです。

人が喜ぶ顔を見るのが好き

自分のことばかりではなく、他の人のことも気に掛ける心の持ち主は、人が喜ぶ顔を見るのが好きです。

人の喜びが自分自身の喜びとして受けとめる心の温かさと広さを持ち合わせているのです。

他の人が喜ぶ顔を見るのが好きな人は、日々の生活の中で、人の為に役立つことは何かを常に考えている人です。

自分が善い行いをすることで、人が喜ぶ姿を見ることに大きなやり甲斐を感じる人は、他の人への思いやりの心の持ち主です。

出しゃばらず、こっそりと行う

自然な振る舞いとして、善い行いができる人は、“他の人から褒められたい”という望みは持ちません。

足長おじさんや足長おばさんのように出しゃばらず、こっそりと行うことを心掛けます。

善い行いを特別の事として考えずに、当たり前の行為として考えますので、目立たないように振る舞うのです。

こっそり行うことで、善い行いを受け取った人に気を遣わせることもなくなります。

善い行いは、人が困っていることを乗り越えるための手助けとなります。

ですから、困っている人の精神的な負担が生じないようにするために、出しゃばらない心遣いが必要になるのです。

気持ちにゆとりがある

人生に多くの課題を抱えている人は、気持ちにゆとりがありません。

このため、他の人の事まで考える余裕がありません。

自分の課題を解決することに全神経を集中していますので、周りの出来事には無関心になりがちです。

ですから、身近に困っている人が居ても気づかずに通り過ぎてしまいます。

一方、気持ちにゆとりのある日々を送っている人の中には、自分の得意分野を活かして、他の人の役に立ちたいと考えている人がいます。

また、自分自身の人間性を今以上に高めるために、他の人のために善い行いをしたいと前向きな考えをもっている人もいます。

自分自身のことで頭の中がイッパイになっている人は、他の人のための善い行いは頭の中には浮かんできません。

しかし、気持ちにゆとりを持った人生を送っている人は、自分自身のことで頭の中がイッパイになることはありません。

ですから、善い行いを考えて、行動に移す気持ちのゆとりを持つことができるのです。

まとめ

他の人のために善い行いをすることは、自分の人生の可能性を広げてくれます。

善い行いは、他の人のためですが、巡り巡って周りの人からの信頼感として、自分自身にかえって来ます。

ですから、善い行いのメリットを享受できるのは、他の人ばかりではなく自分自身も享受できるのです。

善い行いを発信する人と受け取る人との間には、信頼関係が築かれていきます。

信頼関係は、人間関係を発展させるためには欠かせない大切な“原動力”となります。

“善い行い”と信頼関係、人間関係は社会の中で人が生活していくための大切な“潤滑油”としての働きをもちます。

善い行いをすることで、人同士の間に信頼関係が生まれて、人間関係を発展させる流れとなり、社会を発展させることに繋がっていきます。

善い行いは、一個人から発信されて、受け取る人々が増えるに伴い、大きな流れとなっていきます。

善い行いは、“一粒の種”から、世の中を発展させるための大きな広がりとなっていくのです。

個人が蒔いた、“善い行い”という“一粒の種”は、職場や社会の人間関係を大きく発展させていきます。