皆さんは、「されている」という使い方について聞いたことはありますか?

よく使われることがあるからこそ、一度は耳にしたことはあるでしょう。

ではこの「されている」という使い方をマスターしていくために、意味などについていろいろと見ていきましょう。

「されている」の使い方をマスター

敬語は尊敬語、謙譲語、丁寧語などがあり少々難しいところがありますが、この「されている」の使い方は比較的使いやすい所があります。

敬語の初心者であっても、比較的使いやすい所があるでしょう。

目上の人への敬語でよく使用される

どちらかと言うと、目上の方よく使われる敬語です。

だからこそお客様に対してとか、上司の方などに対して使うことが多いのではないのでしょうか。

敬語は覚えないと使用がムズカシイ

比較的使われている敬語だからこそ、応用が効きやすい所があります。

しかし、その一方でちょっと違うと感じさせてしまうこともありますので、ある程度覚えておく必要があります。

そうでないと不自然な感じになってしまうこともあります。

新社会人であれば、ある程度のことは聞き流してもらったうえで、「以後気をつけろよ」というような感じで言ってもらえる可能性もあります。

しかし、やはり30代40代以降になると段々と厳しい目で見られるようになってきます。

このような年代になってくると、敬語が使えて当然と思われる一面があるからです。

だからこそ敬語は正しく覚えておきましょう。

特に若い方であれば若いうちに覚えておいた方が、後に修正をするよりかはずっと直しやすい所があります。

「されている」の意味


ではこの〇〇されているという言葉は、どのような意味があるのでしょうか。

この敬語の意味について取り上げていきましょう。

「〜している」状態を指す敬語

最近よく敬語として使われていますが、〇〇しているという状態を指す言葉です。

例えば具体例を挙げると、買い物に行くとティッシュ配りをしている人がいます。

この方が「一軒家で太陽光発電のパネルを利用されていますか?」という質問をされることがあります。

このように〇〇しているというような状態を指す敬語は、色々な場面で使われます。

仕事でもよく使われますし、自分が客として何かにサービスを受けたり商品を購入するときにも、この言葉を言ってることがあります。

それほどに色々と使われている場面があります。

「されている」のその他の意味

もちろんこの「されている」という言葉は、敬語だけではありません。

色々な言葉として使われているところがあります。

この「されている」のその他の使い方について見ていきましょう。

受け身の状態を表す言葉

これは、受け身の状態を指す言葉として使うことがあります。

知られているとか、愛されているというような感じで、その人はどのような扱いを受けているのかというような受け身の状態を示す言葉です。

その状態こそが、「されている」という言葉の意味になっているところがあります。

決められた内容を表す言葉

またすでに、このように決まっているというような感じで表すところがあります。

例えば世の中には法律もあります。

会社であれば会社の規定などもありますよね。

このような感じで、もうすぐに決められた内容について表す時によく使われます。

具体例を挙げると、制服着用が規定されているというような感じで使います。

このように決められた内容について表す時に、この「されている」という言葉を使います。

慣習や伝統を表す言葉

こちらも決められた内容と大変近いところがありますが、もう関係や伝統になっていて、そのようなものと定められているものに使われることが多いです。

「されている」の例文


では「されている」の例文について見ていきましょう。

お話しされている

お客様とお話しされているということであれば、この「お話しされている」という言葉を使うことがあります。

話すということは非常にあることですので、こちらもビジネス用語としても使う機会は多いですし、サービスを受ける側であっても、そのような言い方を聞くような機会はあるでしょう。

こちらはどちらかと言うと、尊敬語として使われることが多いです。

外出されている

こちらは電話対応などで時に聞くことがあるのではないのでしょうか?

もちろんお得意先の方など、社外からの電話であれば、社内の人には敬語を使わないので外出されているという言い回しはしないところがあります。

しかし、社内の人から電話がかかってきた時は、「社長は外出されています」とか「〇〇さん(上司)は外出されています」というような感じで使うことがあります。

こちらもビジネス用語としては、家と外という扱いで使い分けていくということが必要です。

気を付けるべき点は先ほども触れたように、得意先の方から電話がかかってきた時に、うっかりと「社長は外出されています」と言わないように気をつけましょう。

ご検討されている

こちらもビジネス用語としては、よく使われるのではないのでしょうか。

お得意先の方がご検討されているとか、お客様がご検討されているというような感じです。

何か商品を買ったりサービスを受ける時、やはり検討した上でどうするかということを考える必要はあります。

その方が後悔もない買い物ができるので、得意先の方はもちろんですが、一般のお客様でもこのように検討される場面はよくあります。

だからこそ、このようにご検討されているという言い方もよく使われます。

ご検討されていると言うと、やはり尊敬語としての意味合いが強いところがあります。

活躍されている

こちらはよく、人を紹介するときなどに使うことがあるのではないのでしょうか。

「〇〇で活躍されている」というような感じの言い方です。

芸能界ではよくこのような言い方を聞くことがありますよね。

芸能界ではなくても、色々とこのような言葉を使うことはあります。

こちらも活躍している人を、尊敬する時に活躍されているという風に尊敬しているように言うことは多いです。

具体的な使用例としては、女優の〇〇さんが舞台で華々しく活躍されているというような言い方をします。

使用されている

こちらもよく使われるところがありますが、その一方でどちらの意味にも取られるところがあります。

敬語としては、「〇〇さん(上司)が使用されている」とか「社長が使用されている」という言い方をすることがあります。

その一方で受身的な言い方でも使うことがあります。

「こちらのトイレは使用されている」というような感じで言うこともありますよね。

このようにして見てみると、いろいろと言い回しがあるものなだと思いますよね。

どちらにも取れる所がありますので、正しく使うようにしましょう。

避難されている

最近は色々と災害もありますし、避難される方は非常に多いです。

だからこそ意外と、このような言葉も使うところがあります。

「避難されている方たちが避難所でのトイレに不満を抱いている」というような感じで使うということもありますので、ニュースなどでも色々と聞くことがあるのではないのでしょうか。

こちらも避難している人を、尊敬する時に使う言葉であると言えるでしょう。

どちらかと言うと、この避難という事態は避けたいものですが、やはり災害というのはいつ来るか分かりませんので、このような言い回しについても頭に留めておきましょう。

必要とされている

こちらは、尊敬語というよりかは受け身として使われていることが多いです。

「この人は会社に必要とされている」というような感じです。

その人が置かれている状態を言うということで、このように必要とされていると言い回しをよく使います。

提携されている

こちらも、どちらとも取れるというところがあります。

ただどちらかと言うと尊敬語として使うことも多いのでしょう。

お得意先の方が、提携先があるということであれば「貴社が提携されている〇〇株式会社は…」というような感じで、話をすることもあるのではないのでしょうか。

その一方で状態を示すという言葉もあるのかもしれません。

あまり自分の会社は、〇〇という会社と提携されているという言葉を言う機会はあまりありませんので、どちらかというと尊敬はとして使われる割合の方が高いでしょう。

気にされている

どちらかと言うと、尊敬語として使われることが多く、受け身的な感じで使うケースはそんなに多くはないでしょう。

お客様が気にされているとか、上司が気にされているというような感じで言った方が自然です。

「自分は〇〇さんに気にされている」というような言い回しを、あまりするようなことがないことから、やはり尊敬語として使われる割合の方が多いといってもいいでしょう。

大切にされている

こちらもシチュエーションによりけりです。

どちらかというと、受け身的な言い方で言うことのほうが多いでしょう。

例えば「自分は恋人に大切にされている」というような感じにです。

ただその一方で「〇〇様が大切にされている〇〇ですが…」というような感じで、話してもそんなに不自然でもないことを考えてみると、尊敬、受け身とどちらでも使えるといってもいいでしょう。

計画されている

こちらも「計画されている」というのについては、尊敬語として使うこともありますし、もうすでに、このような状態であると使われることがあります。

例えば「〇〇様が計画されている旅行について」というような話をすると、尊敬語になります。

その一方で、「温泉旅行が計画されている」というように言うと、尊敬語というよりかは、もうすでに計画されて、そのような状態にある事を指すケースが多いです。

「されている」の他の意味での例文

されているという言葉には、他の意味での例文もたくさんあります。

では色々な例文を見ていきましょう。

受け身の意味の「されている」の例文

受け身的な言い方としては、先ほども触れたような「愛されている」という言葉もあります。

しかし、「お使いに行かされている」というような言い方をすると、おつかいに行くように命令した人がいて、自分やそのされているというような言い方をされた人が、そのようにしているというケースが多いです。

「子供にお使いに行かせる」と言うと、親が命じて子供はおつかいに行くという実務的な役割を引き受けることになります。

これが受け身の意味のされているという意味です。

決められた意味の「されている」の例文

決められた意味をされているというのは、法律で指定されているというような感じです。

すでに決められているものに関して、使われることが多いです。

慣習や伝統の意味の「されている」の例文

習慣や伝統の意味のされているものでも使います。

例えば「日本でもハロウィンを祝うのが習慣化されている」というような感じで使うこともあります。

こちらも色々と習慣や伝統のある国だからこそ、そのような言い方をすることが多いです。

「されている」に似た言葉

では、されているの言葉に大変よく似た言葉とは、どのようなものがあるのでしょうか。

されているに似た言葉について、いろいろと見ていきましょう。

より丁寧な「なさっている」

もちろん「されている」という言葉も十分に丁寧な言い方ですが、もっと丁寧な言い方をすると「なさっている」と言った方が良いところがあります。

こちらも「されている」という言葉を、より丁寧にしていい形となっています。

お客様に対して、そのようなお話をする時は「されている」というよりかは「なさっている」と言った方が、より丁寧であるという印象はあります。

そして、より感じ良く感じてもらえる可能性も高いです。

だからこそ、敬語を使うべき場面という時であれば、「されている」よりは「なさっている」という言葉は使った方が良いでしょう。

社長に対してお話をするという時であっても、この「なさっている」という言葉を使った方がいいです。

略された「されてる」

この「されている」という言葉を略すると「されてる」という言い方をすることがあります。

「い」が抜けている言葉ですので、少々くだけた感じが否めません。

ただこのような言葉遣いは、言葉遣いに厳しい人であれば、あまり好まないところがあります。

ですので、お客様や社長の面前ということであれば、あまり好ましい思われない可能性を視野に入れた方が良いでしょう。

最近は、ら抜き言葉という言葉を問題視されています。

例えば「食べられる」を「食べれる」と言うので、最近はこのら抜き言葉が定着しつつありますが、それが言葉が砕けていて許せないというような人もいます。

謙譲語の「している」

特に敬語に慣れていない若い方によくありがちなのですが、ついつい丁寧な言葉で話そうと思って、尊敬語と謙譲語がぐちゃぐちゃになってしまうことです。

自分に対して「されている」というようなことを言うと、大変おかしいところがあります。

だからこそ、謙譲語の「している」という言葉を使うようにしましょう。

はじめはちょっと、うまくいかなかったりするかもしれませんが、長くこの言葉を使い続けることによって、だんだんと使い分けなども分かってくるようになってきます。

まずは知識を入れて、その次に実践をしていきましょう。

確かに敬語の間違いというのは、ビジネスの場では問題視されがちですが、まだまだ新社会人ということであれば、「まだこれからだからね」と見てもらえる可能性も高いです。

もちろん、それに甘んじるとはよくありませんが、あまり失敗したとしても、くよくよせず次に生かそうというような明るい気持ちでいることも大切です。

正しい敬語を覚えてビジネスに役立てよう

日本語は、尊敬語、丁寧語、謙譲語などがあり混乱しがちですが、正しい敬語覚えるとビジネスで役立ちますよ。

ぜひ、積極的に習得しましょう。