例えば「日本でもハロウィンを祝うのが習慣化されている」というような感じで使うこともあります。
こちらも色々と習慣や伝統のある国だからこそ、そのような言い方をすることが多いです。
「されている」に似た言葉
では、されているの言葉に大変よく似た言葉とは、どのようなものがあるのでしょうか。
されているに似た言葉について、いろいろと見ていきましょう。
より丁寧な「なさっている」
もちろん「されている」という言葉も十分に丁寧な言い方ですが、もっと丁寧な言い方をすると「なさっている」と言った方が良いところがあります。
こちらも「されている」という言葉を、より丁寧にしていい形となっています。
お客様に対して、そのようなお話をする時は「されている」というよりかは「なさっている」と言った方が、より丁寧であるという印象はあります。
そして、より感じ良く感じてもらえる可能性も高いです。
だからこそ、敬語を使うべき場面という時であれば、「されている」よりは「なさっている」という言葉は使った方が良いでしょう。
社長に対してお話をするという時であっても、この「なさっている」という言葉を使った方がいいです。
略された「されてる」
この「されている」という言葉を略すると「されてる」という言い方をすることがあります。
「い」が抜けている言葉ですので、少々くだけた感じが否めません。
ただこのような言葉遣いは、言葉遣いに厳しい人であれば、あまり好まないところがあります。
ですので、お客様や社長の面前ということであれば、あまり好ましい思われない可能性を視野に入れた方が良いでしょう。
最近は、ら抜き言葉という言葉を問題視されています。
例えば「食べられる」を「食べれる」と言うので、最近はこのら抜き言葉が定着しつつありますが、それが言葉が砕けていて許せないというような人もいます。
謙譲語の「している」
特に敬語に慣れていない若い方によくありがちなのですが、ついつい丁寧な言葉で話そうと思って、尊敬語と謙譲語がぐちゃぐちゃになってしまうことです。
自分に対して「されている」というようなことを言うと、大変おかしいところがあります。
だからこそ、謙譲語の「している」という言葉を使うようにしましょう。
はじめはちょっと、うまくいかなかったりするかもしれませんが、長くこの言葉を使い続けることによって、だんだんと使い分けなども分かってくるようになってきます。
まずは知識を入れて、その次に実践をしていきましょう。
確かに敬語の間違いというのは、ビジネスの場では問題視されがちですが、まだまだ新社会人ということであれば、「まだこれからだからね」と見てもらえる可能性も高いです。
もちろん、それに甘んじるとはよくありませんが、あまり失敗したとしても、くよくよせず次に生かそうというような明るい気持ちでいることも大切です。
正しい敬語を覚えてビジネスに役立てよう
日本語は、尊敬語、丁寧語、謙譲語などがあり混乱しがちですが、正しい敬語覚えるとビジネスで役立ちますよ。
ぜひ、積極的に習得しましょう。