だからこそ意外と、このような言葉も使うところがあります。
「避難されている方たちが避難所でのトイレに不満を抱いている」というような感じで使うということもありますので、ニュースなどでも色々と聞くことがあるのではないのでしょうか。
こちらも避難している人を、尊敬する時に使う言葉であると言えるでしょう。
どちらかと言うと、この避難という事態は避けたいものですが、やはり災害というのはいつ来るか分かりませんので、このような言い回しについても頭に留めておきましょう。
必要とされている
こちらは、尊敬語というよりかは受け身として使われていることが多いです。
「この人は会社に必要とされている」というような感じです。
その人が置かれている状態を言うということで、このように必要とされていると言い回しをよく使います。
提携されている
こちらも、どちらとも取れるというところがあります。
ただどちらかと言うと尊敬語として使うことも多いのでしょう。
お得意先の方が、提携先があるということであれば「貴社が提携されている〇〇株式会社は…」というような感じで、話をすることもあるのではないのでしょうか。
その一方で状態を示すという言葉もあるのかもしれません。
あまり自分の会社は、〇〇という会社と提携されているという言葉を言う機会はあまりありませんので、どちらかというと尊敬はとして使われる割合の方が高いでしょう。
気にされている
どちらかと言うと、尊敬語として使われることが多く、受け身的な感じで使うケースはそんなに多くはないでしょう。
お客様が気にされているとか、上司が気にされているというような感じで言った方が自然です。
「自分は〇〇さんに気にされている」というような言い回しを、あまりするようなことがないことから、やはり尊敬語として使われる割合の方が多いといってもいいでしょう。
大切にされている
こちらもシチュエーションによりけりです。
どちらかというと、受け身的な言い方で言うことのほうが多いでしょう。
例えば「自分は恋人に大切にされている」というような感じにです。
ただその一方で「〇〇様が大切にされている〇〇ですが…」というような感じで、話してもそんなに不自然でもないことを考えてみると、尊敬、受け身とどちらでも使えるといってもいいでしょう。
計画されている
こちらも「計画されている」というのについては、尊敬語として使うこともありますし、もうすでに、このような状態であると使われることがあります。
例えば「〇〇様が計画されている旅行について」というような話をすると、尊敬語になります。
その一方で、「温泉旅行が計画されている」というように言うと、尊敬語というよりかは、もうすでに計画されて、そのような状態にある事を指すケースが多いです。
「されている」の他の意味での例文
されているという言葉には、他の意味での例文もたくさんあります。
では色々な例文を見ていきましょう。
受け身の意味の「されている」の例文
受け身的な言い方としては、先ほども触れたような「愛されている」という言葉もあります。
しかし、「お使いに行かされている」というような言い方をすると、おつかいに行くように命令した人がいて、自分やそのされているというような言い方をされた人が、そのようにしているというケースが多いです。
「子供にお使いに行かせる」と言うと、親が命じて子供はおつかいに行くという実務的な役割を引き受けることになります。
これが受け身の意味のされているという意味です。
決められた意味の「されている」の例文
決められた意味をされているというのは、法律で指定されているというような感じです。
すでに決められているものに関して、使われることが多いです。
慣習や伝統の意味の「されている」の例文
習慣や伝統の意味のされているものでも使います。