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提供とはどういう意味?提供するものの具体例・使い方や例文・類語・対義語・英語表現を紹介

「提供」という言葉。

最も耳にする機会はテレビではないでしょうか?

「この番組の提供は◯◯スポンサーがお送りします」といった具合で、耳にしている人もいるはずです。

日常生活で見たり聞いたりする機会が多い「提供」という言葉。

今回は「提供」とはどういう意味なのか、提供するものの具体例、使い方や例文、類語、対義語、英語表現をご紹介します。

「提供」の読み方

提供は「ていきょう」と読みます。

読み方的には特に難解な漢字ではありませんよね。

この記事の目次

「提供」の意味

提供には「①金品・技能などを相手に役立ててもらうために差し出すこと。」、「②広告主がスポンサーとなり、テレビ番組を視聴者に公開すること。」という二つの意味があります。

金品・技能などを相手に役立ててもらうために差し出すこと

一つめの提供の意味は、「金品・技能などを相手に役立ててもらうために差し出すこと」です。

相手に役に立ててもらいたいのですから、役立たないものを渡した場合は提供とは言えません。

また、自分のものを差し出すことを提供というので、他人のものを差し出す際には「提供する」とはならないと覚えておきましょう。

広告主がスポンサーとなり、テレビ番組を視聴者に公開すること。

提供のもう一つの意味は、「広告主がスポンサーとなり、テレビ番組を視聴者に公開すること。」です。

この場合の「提供」には番組を通して知識や見聞を視聴者に広めたいという気持ちを実現させるたために、広告主がスポンサーとなって番組制作に必要な費用を差しだして(提供して)番組を放送している、という意味になります。

提供するものの具体例

それではここから具体的に提供されるものを紹介していきましょう。

お金


「お金」は提供されやすいものだと思います。

お金に困っている人に対してお金を提供するというのは、今も昔も変わらぬ人間の不変の行為です。

そして提供はお金の貸し借り、という概念は含みません。

どちらかといえば無償提供に近い形で捉えられます。

お金を提供することによってその人のお役に立ちたい、という気持ちがあるからこそ「提供」というべきなのです。

役立ちたい、という気持ちがなかったら(例えばお金を貸して利子をもうけよう、という気持ち)それは別の形の表現となるでしょう。

技術

技術の提供は近い将来への投資という見方もできます。

例えば先進国が発展途上国に対して技術提供するような場合、多くは遠くない近未来にその提供した分だけの見返りを国益として還元したい、という思惑もはらんできます。

ただ、技術を提供するためにはお互いの信頼関係と相互扶助の精神がなければ成り立たないでしょう。

それほど「技術」というものは金で買えないもの、という意味合いもあるからです。

時間


「時間の提供」とは差し迫ったビッグプロジェクトや作品を完成させるために与えられた契約的な側面が垣間見えます。

完成に10年も費やすような大掛かりな仕事や芸術品には時間が当然ながら必要です。

よって仕事の依頼を行った側はある程度の時間を提供して作品の感性に注力を注いでもらいたい、と思うのです。

ここにも両者の間に有益な信頼関係がないことには時間の提供はあり得なくなってくるでしょう。

場所

場所を提供するということもよくあることでしょう。

例えばミュージシャンにとっていい音楽を創作するためには、スタジオという場所が必要になりますよね。