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「俗っぽい」とはどういう意味?使い方・例文・類語など詳しく解説


「俗っぽい」という言葉はいろいろな場面で度々、耳にする機会がある言葉だと思います。

今回はそんな「俗っぽい」の意味や使い方、例文、類語について紹介していきましょう。

この記事の目次

「俗っぽい」ってよく聞くけれど…

「俗っぽい」という言葉、友人との会話や会社でのやりとり、テレビやラジオ、新聞紙上などにおいてよく耳にする言葉だと思います。

さて何気なく聞き流している感じもする「俗っぽい」という言葉。

その意味について深く知っているかというとそうでもないのが実情ではないでしょうか。

それでは「俗っぽい」という言葉の意味についてみていきましょう。

「俗っぽい」の「俗」

まずは「俗っぽい」の「俗」という言葉からまいります。

「俗」という言葉単体が意味するものは「世の中に認知されているならわし」「習慣」「風俗」といった意味になります。

よく「俗に入れば俗にしたがえ」と言ったりします。

その土地や組織の中に入ったならばそこの習慣や決まり・ならわしに従ったほうがうまくいく、といったことを意味することわざです。

「俗」には他にも「高尚でない」「いやしい人」といった意味も含まれます。

これらのことを頭に入れつつ「俗」の話しを進めて行きましょう。

「俗っぽい」の意味


それでは「俗っぽい」という言葉についての具体的な意味の説明にまいりましょう。

通俗的であること

「俗っぽい」という意味には「通俗的である」という解釈が成り立ちます。

それでは「通俗的」とはどういった意味なのかを説明していきましょう。

通俗的の意味

「通俗的」とは「あまり高度な内容ではなく世間一般の人にもわかりやすいもの、こと、さま」という意味になります。

つまり高度な学習や専門的な知識を必要とせずとも理解できるようなものごと、ということになります。

または世間一般に認められ愛されているもの、というふうにも捉えられます。

音楽の世界を例にとればベートーベンやシューベルトなどのクラシック音楽は高尚なものという位置づけであり歌謡曲や流行歌といった類は世間一般に容易に認知されるもの、だから俗っぽいものである、ということになるのです。

俗気があること

「俗っぽい」の他の意味は「俗気があること」です。

俗気がある。

俗っぽいと同様に日常的に耳にする機会は多いのではないかと思います。

「俗気」と「俗っぽい」はほぼ同じ意味合いであると想定できますね。

俗気の意味

それでは「俗気」の意味について紹介しておきます。

「俗気」とは「俗っぽい気持ち」と定義されます。

つまり「名誉」や「金銭」といったものにひかれる気持ちを表しています。

ということは「俗気」には人間誰しもが持つ本能的な「欲」の部分が気持ちになって表れたものと解釈できるでしょう。

「物欲」「名誉欲」「出世欲」「金銭欲」などは個の部分の欲望の表れであり他者に対する貢献といった意味合いは含まれません。

俗っぽいということは「己」=「自身」を最優先させた私利私欲に近い心の表れの一種なのかもわかりませんね。

ただ、程度は個人差が大きいですよ。

品位に欠けること

「俗っぽい」の意味には「品位に欠ける」という意味も込められています。