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不文律とはどういう意味?具体例で使...(続き3)

家族間での不文律

家族間の不文律は「親子の愛情」です。

親は子供をしっかり教育して育てる義務があり、子供は親からの愛情を受けてまっすぐに生きていくための術を身に付けなければなりません。

このような事は教科書にも法律書にもどこにも載っていません。

まさしく書面では表せない「不文律」として家族間の中に存在し続けるのです。

地域の中での不文律

地域の中での不文律はお互い仲良くし、挨拶を交わし相互扶助の精神を養うことです。

そして時として期せぬ災害等が発生したときは絆の力を発揮して助け合う。

これが真の地域コミュニケーションであり、文章にできない目に見えない力といえるでしょう。

地域の中での不文律が徹底されれば隣近所同志なら親しくなって、防犯や災害から地域を守る心構えが自然と備わるのではないでしょうか?

スポーツでの不文律

スポーツでの不文律は「フェアプレイの精神」を正しくもつことに尽きるでしょう。

昨今のスポーツ界は勝つためなら何をやってもいい、という精神がはびこっている気がします。

しかし乱暴なプレーをして相手に故意に怪我をさせたり、足を引っ張るような行為で相手を敗戦に追い込むような行いが果たしてスポーツの真の姿なのでしょうか?

もう一度原点に立ち返り、「スポーツとは何のためにやっているのか?」この当たり前の動機を呼び起こすためにも、スポ―ツ゚における不文律を各自が再確認しもらいたいものです。

不文律を使った例文

それではここからは「不文律」を使った例文を紹介してまいりましょう。

現代社会には無駄な不文律が多すぎる

現代社会はルールや規則がびっしりです。

それらは文章にするととても書ききれないので、人々の常識と良識をベースにして成り立っているものが結構あります。

ただ、それらの規則やルールが本当に無駄なのか、有益なのかはその人の感性や考え方によって変化します。

信号機のように、赤を進んで青で止まるような行為をとってしまったら大きな事故を引き起こしてしまいます。

このような不文律については無駄ではなく、これからもずっと守り続けていかなければならない不文律となるはずです。

逆に無駄だと思われるものは、その組織の構成員が声を大にして問題提起するなりの行動を起こす。

そうしないと永遠に変化しない無駄な不文律が世にはびこることをこの例文は訴えているのです。

朝6時起床という不文律の中育ったから早起きは得意だ

朝の起床時間は人それぞれです。

会社や学校に余裕をもって間に合うように行くためには、通勤時間や通学時間にかかる時間を逆算して汝に起床しなければいけないのか自分で決めておかなければなりません。

ところが人によっては朝が苦手で目覚まし時計だけでは起きられず人に起こしてもらってやっと目覚める、という方もいるでしょう。

そういった意味で朝6時には誰から言われることもなく、自発的に起きていれば会社や学校に遅刻することもなくきちんと朝食をとってゆとりをもって出掛けられるでしょう。

早起きが得意になるためには、自分自身に不文律を設定して日頃から実行していく心構えが必要なのです。

他人の恋愛には口出ししないという不文律

恋愛話は人の好奇心をかき立てます。

ところがそれは自分以外の人間の場合で、自身のことになったら聞かれたくないのが本音でしょう。

だからこそ他人の恋愛に口出しをしないということをモットーにすることは一種の自身への不文律となるのです。

たいてい、誰と付き合っている、誰と別れた、といった話は第三者の場合ならいいですが自身のこととなれば人に知られたくないですし、それをうっかり誰かに話してしまって話しを広められでもしたら迷惑このうえないでしょう。

よって恋愛に関しては他人のことは特に口だししない、という不文律を設定しておくことはその後の人間関係をおかしくしない秘訣となることでしょう。

週末は残業をするのが我が社の不文律だ

会社には就業規則に書かれている以外のことが結構あるものです。

特に残業についてははっきりと明記されていないケースが多いものです。