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呼称とはどういう意味?読み方や使い方・例文・類語・英語表現を解説します

「呼称」とはどういった意味でどのように使うのでしょうか?

例文や使い方、呼称とよく似た言葉、英語表現も合わせて紹介していきます。

この記事の目次

「呼称」の読み方

呼称は「こしょう」と読みます。

読み方としては特別難しくありません。

「呼称」の意味

呼称は「①名付けてそう呼ぶこと。その呼び名。」「②大声で唱える掛け声のこと」という意味を持ちます。

名付けてそう呼ぶこと

「呼称」とはある種の動作を相対的に表現した言い方で、「名前を付けてその名前を呼ぶ行為」を指していいます。

よって呼称の意味は「名前を呼ぶ」という表現の仕方を少々、格式ばった言い方に変えたもの、ともいえるでしょう。

名付けた名前自体のことも指す

さらに、呼称とはその名付けた名前自体のことも指していいます。

「〇〇という名前は私の呼称だ」、「わたしの呼称は〇〇だ」といった具合ですね。

大声で唱える掛け声のこと

呼称の意味には「大声で唱える掛け声」という意味合いもあります。

ではそれについて触れておきます。

運動や部活などで見られる

学校で行われる運動や部活などでは生徒や部員を整列させて「呼称!」と先生が叫んで、生徒たちが順番に自分の名前を大声で連呼する行為があります。

この時の様子も「呼称」と呼びます。

呼称は限定された意味合いだけにとどまった言葉ではないようですね。

「呼称」を使う場面って?


それではここからは呼称を使う場面について紹介していきましょう。

ビジネスで使うのは?

呼称をビジネスで使う場合は、目上の人や顧客との間において使われることが多いでしょう。

つまりそれだけ呼称が格式ばっていて、目上の人を立てる場合に用いりやすいということをうかがわせます。

形式的な文章で使うのは?

呼称は柔らかい表現というよりも、少々固い印象をうけますので形式的な文章や会話に用いられることが多いですね。

会社や学校などの行事や儀式など。

あるいは様々な組織内において。

少々、誇張した表現で何かの名前を伝えるときに「名前は~」と言うのではなく、「~と呼称します」などと表現したりします。

会話で使うのは?

会話において使用するときは、説明したい内容を前後の補足した言い方を総称して使います。

例えば「地球を含めて太陽系にある星のことを惑星と呼称します」などという言い方ですね。

このような表現は「地球を含めた太陽系の星は惑星と言う」を、より形式的に誇張したことになりますね。

目上の人と話すときは?

呼称は目上の人と話しをするときが最も使いやすい場面かもしれません。

それは呼称が形式的であるがゆえに、丁寧であり敬意を表した言い方に聞こえるからです。

特に会社や組織の上の立場に当たる人に対して使う時は、呼称のあとに「ございます」や「申します」といった丁寧な言い回しをすれば、さらに好印象に聞こえるでしょう。

呼称はその場の空気感や雰囲気に合わせて使いこなしたい言葉なのです。

例文で見る「呼称」の使い方

それではここからは呼称の例文を紹介して、実際の使い方について説明していきましょう。

みんな彼のことを世界一の色男だと呼称した

この例文で最も強調したい箇所は「色男」であり、さらに「世界一」という強調文言までついています。

つまりは彼のことをことさら以上にアピールしたいから、わざわざ呼称という言い方をしているのです。

もしこれが発言した人にとっても、また彼のことをどうでもいいと思っているのなら呼称という言い方をする必要もないでしょう。

「みんな彼のことを世界一の色男と言っている」と、さらっと言ってしまえばいいわけですからね。

状況に応じて相手の呼称を変えるようにしている

この例文で使われた呼称は、恐らく目上の人か上司に相当する人に対しての発言だったからでしょう。

つまりこの発言者は仕事ができる人間である、ということをアピールしたいのです。

通常ならば「状況に応じて相手の呼び方を変える」と言ってもいいわけです。

そこを「呼び方」と言わずに「呼称」という言い方を使っているのは、やはり相手に対する謙譲の気持ちが多分にあるからでしょう。

ビジネスマナーに厳しい会社に在籍していたなら、このように言葉遣いには細心の注意が必要となってくるでしょう。

あの建物は一般には体育館と呼称される

この例文に使われている呼称も少々、形式ばった堅苦しい表現の仕方ですね。

一般的な言い方だったらば「体育館といわれている」でもいいわけです。

そこをわざわざ「呼称される」と言っているわけですから、会話をしている相手がかしこまった相手かもしれません。

または自信のポリシーとして何かを指して言う時は、「呼称」という言い方を貫いているのかもしれませんね。

呼称という表現の仕方は確かに形式ばった堅苦しさもありますが、相手に対する「敬意」の表われもあるため、日常会話だからといって避けて使う必要もないでしょう。

都会の隠れ家と呼称されている店に行く

この例文は「都会の隠れ家」が呼称の対象です。

つまり「都会の隠れ家」を名前として使っても、違和感を感じさせない使い方となっています。

別の言い方としては「都会の隠れ家と呼ばれている」でも通用します。

しかしながら「呼ばれている」というよりも「呼称されている」と言った方が、形式的であり大仰な印象を与える文章になります。

呼称という言い方は、相手に強いインパクトを与える効果もあるということですね。

自分のことをあだ名で呼称している友人

この友人は実に男意気があるというか豪放磊落な思いを感じさせます。

自分のことをあだ名で呼んでもらうということ自体、勇気がいる行為。

よってこの例文の発言者は友人のことを「呼称」という言い方で体現しています。

この友人の男意気を評価しての紹介の仕方といえるでしょう。

「呼称」の具体例

ではここからは、呼称の具体例についてみていきましょう。

目の前の相手に対して

まずは「目の前の相手に対して」呼称という言い方を使います。

「ここにいる人たちは企業戦士と呼称するに相応しい人々だ」という具合です。

目の前にいる人たちは呼称として扱うのに十分、値するのです。

仲の良い友人に対して

仲の良い友人に対しても呼称という言い方が使えます。

「私の友人たちは親友と呼称するに相応しいくらい仲が良い」といった具合ですね。

呼称は仲の良い友人ならば堂々と使いたい言葉となるでしょう。

親族に対して

親族のことを表すのにも呼称は使えます。

「〇〇くんは親族一同を代表する人物と呼称いたします」といった感じでしょう。

親族も当然ながら人の集まりです。

呼称を使うになんら問題はないでしょう。

肩書きや役職に対して

肩書きや役職を使う際に呼称という言い方を使うことも、ビジネスの現場においてはさして珍しいことではありません。

「当社の〇〇くんの肩書きは部長と呼称するように」といった具合で使われます。

呼称は名前を呼ぶ際の言い方ですが、形式ばっているのでビジネスシーンで用いると違和感なく使えることが分かります。

ビジネスの現場ではコミュニケーションの手段の一つとして「呼称する」という言い方をマスターしておけば、あなたを見る目も数段アップすると思いますよ。

会社に対して

会社に対しても呼称という呼び方は一般的です。

形式的で格式ばった印象を受ける呼称は、ビジネスシーンで使うことによって本領を発揮する言葉だからです。

例えば「我が社は業界のナンバーワンと呼称されるような会社を目指す」などという使い方です。

呼称にはそのものをより強調するイメージもあります。

自身の勤めている会社をより周囲に印象付ける意味でも、呼称という言い方を使った方がイメージは強くなるでしょう。

自分に対して

自分に対して呼称を使うと、格式ばった感じが一層強調されて少々とっつきにくいイメージを相手に与えてしまうかもしれません。

例えば「これからは私のことを天才と呼称しなさい」「私は自分のことを日本一のモテ男と呼称する」などといった感じですね。

日常生活の会話クラスであれば自分自身のことをことさらひけらかすような発言は、周囲の反感を招く恐れもあります。

できたなら自分に対して呼称を使うのは、避けた方が無難かもしれませんね。

ただ、あえて「呼称」を使うことによって「笑い」に誘導する効果もあります。

自分に対して使う時は相手に威圧感を与えないよう、普段の配慮も必要となるでしょう。

物に対して

「物」に対して呼称を使うのも違和感のない使い方といえます。

「アルプス山脈は日本の屋根と呼称されています」「蛍の光は生きた宝石と呼称されるでしょう」などといった具合ですね。

物に対して呼称という表現を使うときは、そのものを代名詞あるいはキャッチフレーズとなるような言葉を添えれば比較的簡単に使えると思いますよ。

「呼称」の類語

呼称の類語には「名称」「敬称」「名目」「人名」などがあります。

名称

名称とは「名前」「呼び名」あるいは「呼称」ともいいます。

つまり「呼称」と「名称」はほぼ同じ意味ということになります。

そして一般的な使い方においても「名称」という使い方は、世の中の隅々にまで浸透しています。

本においてもテレビにおいてもラジオでも「名称」という言い方が当たり前のように使われます。

「呼称」が少々格式ばって使われる半面、「名称」のほうは普通に肩肘張らない使い方として多くの方に馴染みがあるでしょう。

敬称

敬称とは人の名前の下に敬意を表してつけるもので、「様」「さん」「君」「殿」といったものが該当します。

または会社やものの前につける敬意の表れ語としても用います。

「貴社」「貴兄」「高著」といった具合です。

よって「敬称」と「呼称」は同じような意味合いもありますが、似て非なる存在といえるでしょう。

つまり「敬称」の方が「呼称」よりもはるかに格式ばっており、相手への敬意というものを最大限にピックアップしている言葉といえるでしょう。

名目

名目の意味は「名称」「呼称」となりますが、一般的には「表向きの名称」という意味が強い言葉です。

さらには「表向きの口実」「表向きの理由」といった要素の方が、世の中に浸透した意味として捉えられているでしょう。

「この薬は名目上は風邪薬だが副作用の強い薬でもあるので服用は危険だ」といった感じで使われる言葉です。

そういった意味合いにおいて「呼称」とは少々、使い方が違ってくるでしょう。

人名

「人名」とはつまり「人の名前」です。

それ以上でも以下でもありません。

素直に人の名前という意味です。

人の名前ですから同様の意味をもつ「呼称」とは似た言葉、ということになります。

ただ使い方においては少々、趣をかえてきます。

「〇〇と呼称する」という言い方は通用しても「〇〇と人名する」とは言いません。

「すずきという名前は人名である」といった用い方になります。

動詞的に使うか名詞的な使い方になるかの違いですね。

「呼称」の英語表現

呼称は英語で「name」と表すことができます。

「呼称」の使い方を正しく覚えておこう

今回は「呼称」の使い方をその意味と例文を用いて解説してきました。

呼称と単語だけを聞いたら、ピンとこない言葉かもしれませんが、例文つきで読んでいけばそれほど複雑な意味の言葉ではないことがお分かりになると思います。

ただ家庭内において、親子の会話の中ではあまり使う言葉ではないでしょう。

親子や兄弟間でこのような格式ばった言葉を使うのは他人行儀な感じがしますからね。

やはり使用場面は会社や組織など第三者との会話で用いるときが、最もこの言葉の本領を発揮させるでしょう。

とにかく頭で理解しただけでは呼称を使いこなせません。

前後の文脈を意識しながらどんどん使ってみましょう。

場数を踏んでいけば使いなれない言葉でも、あなたのボキャブラリー量を増やしてくれますよ。

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