性能のよくない商品や部品をカバーしてくれれば、まさに「効率的」な買い物となるでしょう。
デザイン
「デザイン」も「上位互換」の対象となりえる要素です。
デザインとは意識して図案や模様を考案して描かれたものです。
そこには限りなく商業的なイメージがついてきます。
ということはデザインがよければ売れる、よくなければ売れないという事実が存在するから「上位互換」の対象となり得たのです。
世の中の進歩は留まりません。
デザインも同じように常に私たちのイメージを覆していくものなのです。
機能
「機能」も上位互換の対象となる要素です。
「機能」とは「ある行いたい事に対して、それを行うに当たって、本来備えている働きが期待に削がずしっかりと結果を出すようなさま」を言います。
「暑い時にエアコンが機能する」「バッターの選球眼が機能する」といった感じですね。
何かを解決したいときにそれを手助けして満足いく結果を引きだしてくれる重要な手段を指していいます。
上位互換に値するものはこのような「機能」を備えているからこそ、多くの消費者からの支持を得られるのです。
人物
上位互換の発想には「物」ばかりではなく人間、つまり「人物」も対象となってきます。
組織において上の立場にいる人間ならば当然ながら下の人間が行う仕事や任務にも高パフォーマンスを発揮して当然、という見方です。
これはその人物がどれくらいの下積みを経験してきたかによっても結果は変わってくるでしょう。
企業にとったら人が嫌がるような仕事でも、レベルを落とさずに結果を出してくれる人材が多数必要ということになるわけですね。
人に対して使用するときは注意
「上位互換」の考え方を人に対して使用するときは十分な配慮が必要となります。
特に公務員のエリートコース採用されたような人物たちには要注意です。
それはこれらの人達が平均的な下積みを経験せずに出世街道をひた走るからです。
そのような人達がレスポンスの低い作業や仕事をこなせるか、はなはだ疑問符がついてしまいますからね。
「上位互換」の対象となるべきものは人物も考えられますが、全ての人が対象者とはならないことを意識しましょう。
上位互換の具体的な例
それではここからは「上位互換」に相当する具体的な例を列挙していきましょう。
スマートフォン
スマートフォンの進化は留まるところを知りません。
メーカー各社は競うように、毎年新機種を発表し消費者の需要の喚起を図っています。
しかし、だからといって消費者全てが毎年、新しいスマートフォンに買い替えるわけではありません。
むしろ現状の機種を末永く使っている人の方が多いと思います。
そのためスマートフォンの新機種も旧機種の機能を、一切使えないようにすることはできないのです。
新しい機種には魅力的な機能が増えていると思いますが、従来から使用されている機能にも十分対応しているからこそ顧客からの信用を失わないのでしょう。
TV
「TV」も上位互換に相応しい対象物といえるでしょう。
TVの進化の波は4Kや8Kの登場により、ますます激しくなっていきます。
しかし、かつての薄型ハイビジョンテレビで十分だという層も圧倒的です。
よって新しく発売されるTVも、旧機種の特徴を踏まえた機種作りがまだまだ主流になっているでしょう。
特にTVの背面端子は、かつてのビデオやオーディオ機器が使えるように配慮されています。