このあたりが「上位互換」としての面目躍如といったところなのでしょう。
オーディオ機器
オーディオ機器の進化の波も早いです。
音楽媒体の主流はレコードやカセットテープ、CDからネット配信へと変貌していきました。
しかし、CDやMDを使える機種も旧タイプながら一部残っています。
いずれはそのような機能を持つオーディオ機器も消えるかもしれませんが、今の時代ならばまだまだ「上位互換」として使うことができる機種を探せますよ。
キッチン家電
近年のキッチン家電の進歩は目覚ましいものがあります。
ほんの数年前の商品、例えば炊飯器一つとってもご飯を美味しく炊くための機能が日進月歩で進化してきています。
しかしながら、キッチン家電は誰が使っても美味しい料理を提供するという目的は変わりません。
キッチン家電こそ旧機種のいいところも物足らなかったところも包み込んだ電気製品として、今後も多くの消費者の需要を満たすでしょう。
本などの新版
本などの「新版」と呼ばれるものはまごうことなき「上位互換」を代表するものといえます。
つまり本や書籍類に載っている文字や文章が変わってしまうことはないからです。
一般的に本などが新版として発行される時は旧タイプよりも、文字の大きさが変わっていたり全体の体裁がよくなって読みやすくなっているものです。
勿論、旧タイプの本でも作品の品質に何の変化はありません。
本などの新版の「上位互換」は、読む人のことを考えたありがたい「改変」といえるでしょう。
ゲーム機
ゲーム機の「上位互換」もゲーマーの方にとったら半ば常識といえるでしょう。
新しいゲーム機を購入して古いゲームソフトを使えないようでは意味がないからです。
様々なタイプに対応できるから「上位互換」という発想がゲーム機に成り立つのですよね。
PCソフト
PCソフトも「上位互換」必須のものでしょう。
PCに使われるソフトは1ヶ月もたたないうちにどんどん更新されていきます。
すなわち「アップデート」という行為です。
しかし、全ての人がこの処理を行っているわけでもありません。
PCソフトやその他のPCサイト、プログラムはどれだけ型が最新式になったとしてもそれらのすべては旧式を元にして生まれています。
よって新しいソフトを導入したからといって、今まで使っていた様々な機能が使えなくなる、ということはありません。
ファッションブランド
ファッションブランドも上位互換の常連といえます。
ファッションはそれまでの流行やデザインといったものを踏襲しながら、新しいものを立ち上げていきます。
つまり原稿の最先端のブランドには脈々と裏付けられた、そのブランドのみが持つ「オリジナリティ」というものが息づいているからです。
「グッチ」や「エルメス」などの超一流ブランドが普遍的に受け入れられているのも、古くからあるそのブランドのオリジナリティが守られているからです。
これこそファッションブランドにおける「上位互換」といえるでしょう。
ステーショナリー用品
「ステーショナリー用品」、つまり「文房具」や「事務用品」のことですね。
これらにも「上位互換」の精神が息づいています。
例えばホッチキス。
今やプチファッション感覚のホッチキスが店頭に並んでいます。
しかし機能面を含めて使う用途は書類を綴じることです。