ただ男性は独身でも既婚であっても、会社員などの仕事をしているケースが多いです。
そのため、そこまで大きな差はありませんが、仮に就職に失敗をし非正規雇用となったということになると、なかなか同級生に会うのが辛くなり、疎遠になってしまうこともあります。
ですので女性ばかりではなく男性の友情においても、立場が違いすぎることによって付き合いにくくなるということもあります。
このような友情関係の保ち方の難しさというのも、男女に差はないのかもしれませんね。
「友愛」と違う部分
友愛というと、友情とともに友達に対する思いということもありますが、友愛の方がどちらかと言うと広い意味で用いられることもあります。
友情は友達としての感情ということでよく使いますが、その一方で意外にも自己犠牲を言ってもいいと思うぐらいの思いを抱いている状態に対しても、友情があるという言い方をすることもあります。
普段から友愛というような言い方をすることは、そんなにないかもしれないけれど、友情というのは常日頃よく使われるところがありますね。
「友愛」と「愛情」の違い
友愛と愛情の違いについてもなかなか悩ましいところです。
ただ友達に愛情という表現が使われることは多くはありません。
どちらかと言うと、親子の間の愛情というような言い方をしたり、男女間や恋愛関係の真柄の愛情ということを指すことがあります。
例えば子育てをしていて「それは愛情不足だ」というような言い方をすることがありますよね。
この友愛の対象が誰なのかということや、愛情の対象が誰なのかということにおいても、いろいろと違いがあります。
そのため、このように愛という言葉が入っていても、向けられる対象はちょっと違うところがあります。
「愛情」の意味
ではそもそも愛情とは、どのような意味なのでしょうか。
これは先ほども触れたように、恋愛感情における愛情や親子間への愛情を指すということもあります。
問題行動に対して、愛情不足を指摘をされることがあり、目をかけて育てているつもりの親御さんを追い詰める言葉ですよね。
ただ、やはり小さな子供であっても、見えぬ愛情というのを感じるところはあるのでしょう。
それを感じることができないというような状態になると、悪いことをして注目を集めようとすることがあります。
有名なところでは、下の子が生まれた時の赤ちゃん返りなどがありますね。
このように親子間の愛情を表すということもあります。
さらには男女間の愛情も恋愛感情という言い方をするように、愛というものがあるのです。
「友愛」と違う部分
それに対し、友愛というのは友達への愛情であったり、兄弟間での愛情であったりします。
どちらかと言うと、恋愛関係を絡まないような博愛的な感じを受けるところがあります。
先ほども触れたようにフランスの革命のスローガンにもなっているということから、この博愛的な感じが伺わせられるところがありますね。
その他「友愛」に似た言葉
この友愛に似た言葉というのは、多岐にわたります。
ではこの友愛に似た言葉について色々と見ていきましょう。
親友
親友とは読んで文字のごとく、最も親しい友という言い方をするところがあります。
大人になっていくと、友達とは環境が合わずに疎遠になっていくこともありますが、そのような距離感があったとしても、なんだかんだで友達として繋がっているというような関係性も親友なのではないのでしょうか。
中には、長く付き合いがあるというようなことでも、親友という位置付けになる可能性は高いです。
もちろんそのような付き合いの長さだけではなく、どのような関係性を築いているかにもよります。
何でも打ち解けて話すことができるかどうかというのも、判断の基準です。
付き合いが長くても、この人に言ったらなんかバラされてしまうのではないかというような、警戒してしまう人は親友とは言い難いところがあるでしょう。
嫌なことがあっても嫌だと言うことができずに、我慢して付き合うような関係性だと親友とは言えません。
このように何でも打ち解けて話すことが出来、最も親しい友というような時に親友という言葉を使うとことはあります。