「候補」という言葉は私たちのに日常生活において頻繁に目にしたり耳にする言葉だと思います。
しかし実際の正しい意味や使い方を誤っているケースもあるかもしれません。
この記事では「候補」という言葉について見ていきましょう。
「候補」の意味って?
それでは「候補」の意味について見てまいりましょう。
「候補」の定義
「候補」とは「ある地位や資格などを得るのにふさわしいと、他から認められている人。また、ある選択の対象としてあげられている人や物。」となっています。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E5%80%99%E8%A3%9C/から引用
つまり「候補」の定義は何かに対して認められたと思われる人やもののことを指し、自薦・他薦を問わず選ばれた存在、ということになりますね。
「候補」は英語でどう表記するの?
「候補」を英語で表記すると「candidate」となります。
あまり馴染みのない単語かもしれませんね。
「候補」を使った例文を集めました
それではここからは「候補」を使った例文を見ていきたいと思います。
それぞれの例文をじっくり吟味して「候補」という言葉について自分なりのイメージを掴んでいきましょう。
1.最優秀賞の候補に残る
最優秀賞の候補に残るということは、何らかの作品や仕事の出来栄えに対する賞争いのレースにピックアップされた、ということになります。
分かりやすい例では、音楽番組の代表である「レコード大賞」が挙げられるでしょう。
大賞を勝ち取るためには大賞受賞曲を持っていなければなりません。
その候補に残ってはじめて賞を掴み取るチャンスが生まれます。
最優秀賞を掴むためには、自身の功績を認められて候補に選んでもらう必要があります。
2.あの作品が賞の候補から外れるなんて思いもよらなかった
この例文の「候補」は第三者が傍観する立場として使ったものです。
あの作品がどのような対象の作品かは分かりませんが、恐らく世間の多くの人が知っている名の知れた作品なのでしょう。
それが今回のコンテストで選考から漏れた、ということを表しています。
案外、世の中でよくある出来事かもしれませんね。
3.リーダー候補にあの人を入れるべきだ
今回の「候補」はリーダーになってもらう人を選択する際に使われています。
ある組織のリーダーを決めるに当たって何人かの有力候補がいるのですが、その枠の中に例文で指定された人を入れる、という意味合いになります。
リーダーという立場は誰もがなれるものではありません。
「あの人」は立派なリーダー候補と皆から認められていることを表現しているのです。
4.選挙に立候補する
「選挙」というものは多薦・自薦に関わらず「立候補」しなければいけません。
つまり「候補者」としてだけでなく、自ら「候補に立つ」という行動を起こさなければならないのです。
自身の意思表示を行ってはじめて「立候補」というものが存在するようになるのです。
そして立候補した暁には幾人かの候補者となって来たる選挙の日を待ちます。
短期間で雌雄が決する真剣勝負が選挙の舞台となるのです。