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「候補」とはどういう意味?使い方・...(続き3)

「推奨」にはある権威を持った組織や人物からのプッシュが大事、ということになるのでしょう。

3.推挙

「推挙」とは「ある人をある官職・地位・仕事などに適した人として推薦すること。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%8E%A8%E6%8C%99/より引用

つまり「推挙」は推薦したい人物を何らかの職位・地位などに就けようとする動きなのです。

分かりやすい例を出すならば大相撲における横綱への推挙でしょうか。

大相撲の理事たちが全員一致で推挙した人物を横綱審議委員会に推薦する、という動きです。

「推挙」にはある種の強い拘束力が働いているようですね。

そういった具合に考えると「推薦」よりも更に強いもの、といえるでしょう。

4.ノミネート

「ノミネート」とは「候補に指名すること。推薦すること。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E3%83%8E%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88/より引用

意味的には「推薦」とほぼ同じと捉えられます。

つまり「ノミネート」も「何人かいる候補者の中のあくまで一人」という位置づけです。

しかしながらふるい落としの末に勝ち残っているのですから、立派な候補者の1人です。

「候補」と大きく意味を同じにする類義語として認知されるでしょう。

5.指名

「指名」とは「名をあげて、その人を指定すること。なざし。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%8C%87%E5%90%8D/より引用

つまり、かなり強権的であり占有権を持った「候補」となるのです。

例えてみますと野球のドラフト会議が挙げられます。

各球団にとって1位候補は何名かいますが、指名できるのはたった一人です。

そして「指名」された人はその使命先球団と契約上、独占的な占有権が発生します。

つまり「指名」は「候補」の域から1歩も2歩も踏み出したものであり「候補」よりもはるかに強い地位の保有権を持つもの、ということがいえるでしょう。

6.押し立てる

「押し立てる」とは、「推挙する。むりやりに行わせる。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%8A%BC%E7%AB%8B%E3%81%A6%E3%82%8B/より引用

つまり「押し立てる」は「推挙」とほぼ同じ意味を持つ言葉といえます。

そういった意味においては「候補」よりも更に強い拘束力を持った言葉といえるでしょう。

7.補欠

「補欠」とは、「欠けたり足りなくなったりした部分を補うこと。また、そのための予備の人員。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A3%9C%E6%AC%A0/より引用

「補欠」の根本的な意味は、あくまで足りなくなったものの予備です。

よって細かい意味では「候補」とは性質が違ってきます。

しかし、補欠の役目をする要員やものが複数ある場合は、それらを総称して「候補」と呼んでもおかしくはなくなってきます。

その時の状況や場の雰囲気に応じて使い分ける方がいいでしょう。

8.補助

「補助」とは「不足しているところを補い助けること。また、その助けとなるもの。」となります。
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E8%A3%9C%E5%8A%A9/より引用

厳密的な意味で考えれば「候補」とは印象の違いを受けるでしょう。