人への不信感は、懐疑心となって心の奥に根付いていきます。
懐疑心を秘めている人は、人を疑ってしまう傾向があるため、団体行動が苦手です。
10.一人の時間を大切にする
人を信用できずに懐疑心を抱くようになると、人間関係を避ける傾向があります。
また、人から裏切られた体験がキッカケとなり、懐疑心を抱くようになるケースがあります。
心が傷ついて、懐疑心を抱くようになると、周りの人との人間関係をつくることよりも、自分一人の時間を大切にするようになるのです。
自分一人の時間を過ごすことで、他の人から裏切られる心配をしなくて済みますので、心が安らぐのです。
11.自分の中のテリトリーがある
テリトリー(territory)には、縄張り、領土という意味があります。
人間関係を好まない人にとって、自分自身の生活空間が、他の人を寄せ付けないテリトリーになることがあります。
自分の心の中にテリトリーがある人は、他の人を信用できません。
他の人を信用できなくなることで、懐疑心を抱くようになります。
懐疑心を秘めている人は、自分の心を守るために、テリトリーを設けるようになるのです。
12.人付き合いが苦手
懐疑心を抱いている人は、過去の苦い体験から人間不信に陥っていることもあります。
人間不信に陥るキッカケには、色々あります。
例えば、信頼していた人から裏切られた体験を持つ人は、心の奥に深い傷を負っています。
また、職場や学校で、周りからイジメを受けてきた人は、人との付き合いを避けるようになります。
人を信じる心を失うことで、人付き合いが苦手になっていくのです。
13.心を許せる人が少ない
懐疑心は、人を信用することが出来なくなった体験から芽生えてきます。
人を信用できない心境に陥ると、他の人に心を許すことが出来ません。
身近な人から裏切られると、自分を守るために、心を固く閉ざしてしまいます。
心を固く閉ざしてしまうことで、他の人に心を許せる心境になることが難しくなります。
ですから、心を許せる人が少なくなるのです。
14.自尊心が高い
自尊心が高い人は、心の奥に劣等感を秘めています。
自分が抱える劣等感を、周りの人に気付かれないようにするために、自尊心が高くなるのです。
自尊心を高くすることで、劣等感を隠すための“隠れミノ”にするのです。
自尊心を高くするために、周りの人と比べて優越感に浸ろうとします。
自分が周りの人よりも優れていることを、アピールすることに腐心し、周りの人に心を開くことをしません。
自分の心に秘めた劣等感を、周りの人から気付かれないようにするため、懐疑心が強くなるのです。
15.妄想癖がある
妄想癖は、自分に自信を失い、自身を責め続ける日々の中から芽生えてきます。
被害妄想は、現実には、あり得ない辛い状況に自分自身を追い込んでしまう心理状態を指します。
妄想癖は日常生活の中で、辛い心の内を相談できる人を持たない孤独感がキッカケになることがあります。
また、信頼していた身近な人に裏切られて、心が深く傷ついた体験から、妄想癖を持つようになることもあります。
妄想癖は、日々の生活で懐疑心を抱き続ける心理状態から生じるのです。
16.常に不安を感じている
日常生活で、常に不安を感じている人は、自分の身近に信頼できる人を持たないことが多いです。