広く人目に触れてしまうのですから、隠れていたものが人前に出てしまうのと同じ意味になります。
よって広義的にも狭義的にも両者は類義語として扱っていいでしょう。
ただ「晒す」の方が自分にとっては恥ずかしい内容の秘密を公にされた思いがあります。
よってそのことによって秘密を公の元に晒してしまった人物に対して、不快感や憎悪の気持ちを抱いてしまう可能性もついてくるかもわかりません。
「晒す」には「露呈」以上の感情の憤りが込められてくることでしょう。
バレる
「バレる」とは、「秘密や隠し事などが露見する。発覚する。」という意味があります。
隠したいことが公になってしまう「露呈」とほぼ同じ中身といえるでしょう。
そして露呈のされ方やバレ方がどうだったのかは関係ありません。
公衆の元に全貌を明らかにするさまをもって類義語としての関係が成り立つのです。
「バレる」も「露呈」もどちらもその隠し事をもっていた方にすれば、計り知れないダメージがあることは今更説明する必要もありませんよね。
「露呈」を使うときはその状況を考えてから!
今回は「露呈」という言葉について説明してまいりました。
「露呈」とは隠し続けておきたかったことや、人目に触れさせたくなかった事が公衆の面前にさらけ出される事態をいいます。
そして「露呈」には多くの類義語も存在することになります。
よって今一度、「露呈」の正しい意味を理解しておきましょう。
特によく似ている「露見」との違いには注意しておきましょう。
「露呈」という言葉は、社会生活を送っていくにあたって頻繁に見聞きする言葉です。
正しく理解し正しい使い方をして、自身のコミュニケーション能力の幅を広げていってくださいね。