12.突き詰めて
「突き詰めて」とは、「ひたすら思い込む。思いつめる。物事を最後のところまできわめる。」という意味です。
つまり「思い込む」「思いつめる」ような心境になって物事に当たれば「脇目も振らず」という状況になるということです。
ただ気持ちばかりが焦ってしまってそれで思い込んでいたのでは、真の意味での「突き詰める」になりませんので注意が必要ですね。
13.盲目的に
「盲目的に」とは、「愛情や情熱・衝動などによって、理性的な判断ができないさま。」という意味になります。
大局的にみたらほぼ「脇目も振らず」と同じような特徴です。
ただ中身が少々違ってきます。
つまり動機の部分です。
理性的な判断ができないままに行う行動は、必ずや落とし穴が待っているということを忘れないようにしましょう。
14.まっすぐに
「まっすぐに」の意味は、「少しも曲がることのないこと。また、そのさま。」となります。
つまり「まっすぐ」も「脇目も振らず」の意味と大同小異。
ほぼ類義語という範疇で考えて間違いないでしょう。
15.無心に
「無心に」とは、「無邪気であること。また、そのさま。意志・感情などの働きがないこと。」となります。
つまり「脇目も振らず」行動しているときの心のさまは、まさに「無心」であるということです。
人間が一生懸命何かに打ち込んでいるときは、邪心もなく一心不乱にものごとの完成を目指す。
ただそれだけということでしょう。
「脇目も振らず」を正しく使おう!
今回は「脇目も振らず」という言葉についてその意味や正しい使い方を例文付きで解説いたしました。
また類義語も紹介して、より一層正しく理解できる手助けとしました。
「脇目も振らず」は類義語の種類も豊富です。
ということは日常的に頻繁に使われる言葉であるということを伺わせます。
この機会にしっかり意味を理解して使いこなしていきましょう。